バウムテスト研究―いかにして統計的解釈にいたるか [単行本]
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バウムテスト研究―いかにして統計的解釈にいたるか [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2020/09/15
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バウムテスト研究―いかにして統計的解釈にいたるか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    被検者の描いた木からその深層意識や内面を理解する、バウムテスト。本書は、フランスでバウムテストの臨床と研究に従事してきた著者が遺した生涯唯一の本である。性格特性ごとに木の画に表れやすい特徴を178項目の「描画サイン」として抽出し、さらにそれぞれのサインの出現頻度を年齢ごと、性別ごとに導き出している。また、家族や兄弟との関係、食事や芸術への興味など、被検者の来歴と描画サインとの関連まで統計的処理をおこない、きわめて立体的かつ実用的な描画サインの確立へと至ったのである。豊饒なフランス児童心理学の知見、圧倒的回数の統計的処理により導かれるサイン。本書は、わが国においてもバウムテストの研究史に刻み込まれるべき良書である。
  • 目次

    謝辞
    第3版への序文
    描画サイン番号一覧
    いくつかの描画サインについての説明
    「描画サインの布置」を作成するために用いた心理的項目

    序章 本書の意図

    第1章 バウムテストの歴史
    I 研究史
    II 描画サインとその心理学的意味

    第2章 方法論
    I 方法――実施方法と解釈
    II 解釈の具体例

    第3章 情緒成熟度尺度
    I 情緒成熟度尺度
    1. 不安焦燥感と受動性が交互に見られる時期
    2. 自我の構築と自己の性を受け入れる時期
    3. 自律性への進展
    4. 発達段階の問題
    5. 具体的描画例
    II 各年齢ごとの人格特性
    1. 就学前(4歳-6歳)
    2. 小学校低学年(7歳、8歳)
    3. 社会化の時期(9歳‐11歳)
    4. 前青年期(12歳‐15歳)

    第4章 描画サインの布置と心理学的意味の研究
    I 方法と問題点――心理学的意味と描画サインの間に存在する関係性を確立するために
    1. いくつかの問題点
    2. 子どもの心理学的サインの布置
    3. 子どもの描画サインの布置
    4. 統計作業の結果
    5. 一般的描画サインの布置
    6. 同じ心理的項目に収束したサインについての検討。さまざまな収束のタイプ
    II サインの布置とその解釈――心理的項目と描画サイン
    1. 問題のある児童と家族、被検者の印象
    2. 子どもと両親――よい親、悪い親、普通の親
    3. 親子、きょうだい間のよい関係、悪い関係
    4. ハンディキャップ、反応行動
    5. 情動反応
    6. 興味・関心
    7. 周囲への関わり
    8. 社会的関係
    9. 対象関係
    10. 活動様式
    11. 知的水準
    III 描画サインの布置間における検討――一般的描画サインの布置

    第5章 環境の影響について
    I バウムテスト以外の投影法検査による結果と検討。社会環境から見たバウムテストの考察
    II 事例ピエール 描画13, 14
    III 事例エグランチーヌ 描画15, 16
    IV 事例マルチーヌ 描画17-24
    V 描画の連続性――第1の木と第2の木の比較
    VI 事例フランソワとジャン・ルイ 描画25-30
    VII 学校環境での調査
    VIII 事例アンドレ・K 描画31-34
    IX 事例W 描画35, 36
    X 事例ジェラール 描画37, 38
    XI 事例ジャン・L 描画 39-42
    XII 事例クロード・J 描画43, 44
    XIII 事例ジャン・C 描画45, 46
    XIV 事例ミッシェル・P 描画47, 48
    XV 事例ローズ 描画49-52
    XVI 事例セルジュ 描画53-56
    XVII 事例ガスパール 描画57-60

    結論

    資料編
    資料1 年齢別にみた描画サインの出現頻度
    資料2 描画サインの経年変化
    資料3 各年齢別のサイン出現比較
    資料4 描画サインからみた心理的項目
    資料5‐1 子どもの心理学的サインの布置
    資料5‐2 各サインと心理的項目との関係
    資料6 鍵サインとそのグループの描画サイン
    資料7 一般的描画サインの布置

    解題
    訳者あとがき
    文献
  • 出版社からのコメント

    描かれた木から、どのように被検者の深層意識に接近していくのか。実用的サインと解釈の新地平。
  • 内容紹介

    被検者の描いた木からその深層意識や内面を理解する、バウムテスト。特別な器具を必要としないため、わが国の心理臨床の現場においても頻繁に用いられる心理テストである。
    本書は、フランスでバウムテストの臨床と研究に従事してきた著者が遺した生涯唯一の本である。性格特性ごとに木の画に表れやすい特徴を178項目の「描画サイン」として抽出し、さらにそれぞれのサインの出現頻度を年齢ごと、性別ごとに導き出している。また、家族や兄弟との関係、食事や芸術への興味など、被検者の来歴と描画サインとの関連まで統計的処理をおこない、きわめて立体的かつ実用的な描画サインの確立へと至ったのである。
    本邦では、長らくスイスの心理学者カール・コッホによるバウムテストが重用されてきた。しかし、ときとしてコッホの手法は描画の直観的で象徴的な解釈や、サインの多義性が指摘される。コッホの『バウムテスト』のフランスへの紹介者であるストラもまた、本書によって象徴的解釈からの脱却を試みたとも言えるだろう。
    豊饒なフランス児童心理学の知見、圧倒的回数の統計的処理により導かれるサイン。本書は、わが国においてもバウムテストの研究史に刻み込まれるべき良書である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ストラ,ルネ(ストラ,ルネ/Stora,Ren´ee)
    1912‐1990。パリ大学、職業訓練研究所を修了後、国立科学研究センター(CNRS)にて心理学と精神分析の研究に従事。その後、小児医療心理センターであるクロード・ベルナール研究所の研究員となり、その生涯を心理検査の実践と研究に捧げた

    阿部 惠一郎(アベ ケイイチロウ)
    1949年生まれ。1975年早稲田大学文学部卒業。1979年慶應大学大学院修士課程フランス文学専攻中退。1985年東京医科歯科大学医学部卒業。茨城県立友部病院、国立武蔵野学院、八王子医療刑務所、千葉刑務所を経て、2004年から2016年まで創価大学教育学部教授(臨床心理学専修)。現在、医療法人社団あべクリニック理事長院長
  • 著者について

    ルネ・ストラ (ルネストラ)
    1912-1990。パリ大学、職業訓練研究所を修了後、国立科学研究センター(CNRS)にて心理学と精神分析の研究に従事。その後、小児医療心理センターであるクロード・ベルナール研究所の研究員となり、その生涯を心理検査の実践と研究に捧げた。著書Le test du dessin d’arbre (Delarge 1975, 『バウムテスト研究』阿部惠一郎訳、みすず書房 2011)。編著書にLe test de l’arbre (PUF 1978) がある。

    阿部惠一郎 (アベケイイチロウ)
    1949年生まれ。1975年早稲田大学文学部卒業。1979年慶應大学大学院修士課程フランス文学専攻中退。1985年東京医科歯科大学医学部卒業。茨城県立友部病院、国立武蔵野学院、八王子医療刑務所、千葉刑務所を経て、2004年から2016年まで創価大学教育学部教授(臨床心理学専修)。現在、医療法人社団あべクリニック理事長院長。主な著書に『バウムテストQ&A』(金剛出版 2019)『バウムテストの読み方』(金剛出版 2013)『精神医療過疎の町から』(みすず書房 2012)、主な訳書に、R・ストラ監修『バウムテスト』(金剛出版 2018)G・ブノワ、J-P・クライン『児童精神医学』(白水社 2013)R・ストラ『バウムテスト研究』(みすず書房 2011)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)L・フェルナンデス『樹木画テストの読みかた』(金剛出版 2006)J-P・クライン『芸術療法入門』(共訳 白水社 2004)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)D・ドゥ・カスティーラ『バウムテスト活用マニュアル』(金剛出版 2002)がある。

バウムテスト研究―いかにして統計的解釈にいたるか の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ルネ ストラ(著)/阿部 惠一郎(訳)
発行年月日:2020/09/08
ISBN-10:4622089599
ISBN-13:9784622089599
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:515ページ
縦:21cm
重量:930g
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