生物群集を理解する(シリーズ群集生態学) [全集叢書]
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生物群集を理解する(シリーズ群集生態学) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2020/09/25
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生物群集を理解する(シリーズ群集生態学) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    群集理解にとって不可欠な基礎概念を研究史とともに詳述。ネットワーク、相互作用、生態系の複雑性と安定性の関係など群集の構造とその機能の理解に不可欠な概念をその歴史とともに学ぶ。
  • 目次

    はじめに

    第1章 群集生態学の成立(武田博清)
    1 はじめに
    2 群集生態学における主要な概念の提案
    (1) 群集の体系化と遷移の概念――植物群集の研究から
    (2) 動物群集研究の展開
    3 理論生態学からの群集へのアプローチ
    ――理論生態学のパイオニアたち
    (1) 個体群の成長方程式
    (2) 種間競争の方程式による生存闘争の説明
    4 実験生態学の誕生
    ――実験個体群から生存闘争を探る試み
    (1) ガウゼによる理論モデルの拡張
    (2) ガウゼによる実験個体群を用いた理論モデルの実証
    (3) 実験生態学における種間競争の実証
    (4) 野外における種間競争の研究
    5 生態系生態学の誕生
    (1) 陸上の生態系
    (2) 水界の生態系
    6 群集生態学の確立
    (1) 生態系生態学からのアプローチ
    (2) 群集を種間関係から説明する試み
    (3) 野外群集の総合調査――イギリスのワイタムの森での群集研究
    (4) 群集生態学への理論生態学からのアプローチ――島の生物地理学理論
    7 おわりに

    第2章 競争と平衡の群集論の展開(武田博清)
    1 はじめに
    2 競争と平衡の群集論
    (1) 個体群を群集に組み立てる試み――ニッチ理論の登場
    (2) 種間における資源利用競争――ニッチ理論の展開
    (3) 生物の資源競争
    (4) ニッチ理論の一般化
    (5) 野外研究によるニッチ理論の実証
    (6) 競争-平衡の野外研究の総括
    (7) 競争と平衡についての再検討
    (8) 競争-平衡の群集論が目指したもの――個体群を群集に組み立てる試み
    3 新しいパラダイムを求めて
    ――群集研究の多様化
    (1) 植物の群集と資源利用モデル
    (2) 非平衡群集の特徴
    (3) 非平衡群集が生み出すパターン
    4 おわりに

    第3章 生物群集の構造と機能を通して群集生態学を振り返る(難波利幸)
    1 はじめに
    2 生物群集とネットワーク
    (1) 生物群集
    (2) 食物網,食物連鎖,食物環
    (3) ネットワークの先駆け
    3 相互作用
    (1) 相互関係と相互作用
    (2) 相互作用の分類
    (3) 間接効果
    4 生態系生態学の発展
    (1) 生態系の定義と初期の生態系研究
    (2) 植生遷移から生態系の代謝へ
    (3) アルフレッド・ロトカと生態系生態学
    (4) ハッチンソンとその弟子たち
    (5) オダム兄弟の登場
    (6) 新しい生態学――システム生態学
    5 生態系の複雑性と安定性
    (1) エネルギーの経路と多様性指数
    (2) 生態系の成熟度とサイバネティック・システムの安定性
    (3) 複雑性と多様性の関係に関するさまざまな議論
    (4) ロス・アシュビーの先見の明
    6 おわりに

    第4章 1950年代から1980年代の生物群集の理論モデル(難波利幸)
    1 はじめに
    2 環境の時空間変動と群集動態
    (1) 逃亡種とメタ個体群モデル
    (2) 環境の変動と種の共存
    3 多種系における間接効果と非線形動態
    4 食物網の構造
    (1) ジョエル・コーエンとジョージ・スギハラの理論
    (2) 食物網におけるスケーリング則
    5 おわりに

    第5章 1980年代後半からの群集生態学・生態系生態学(難波利幸)
    1 はじめに
    2 生態系生態学から生物多様性と生態系機能の関係へ
    (1) 生産者の多様性と生態系機能の関係
    (2) 競争と個体群・群集の変動の関係についての理論研究
    (3) 多栄養段階の群集における多様性と生態系機能の関係
    (4) 生物多様性と生態系の多機能性の関係
    3 現代のニッチ理論と共存理論
    (1) 現代のニッチ理論
    (2) 現代の共存理論
    4 複雑ネットワークとしての生物群集
    (1) 食物網研究の新たな展開
    (2) 生態系の代謝理論と生物エネルギーモデル
    (3) いくつかの型の相互作用を含むネットワーク
    (4) 複雑性-安定性関係と非平衡状態を考慮した群集の存続解析
    (5) 新たな DNA分析手法と時系列データ解析法による実証研究の発展
    (6) 形質と群集をつなぐ
    5 おわりに

    コラム 1 群集構造を記述するモデルと指数(長谷川元洋)
    1 はじめに
    2 多様性指数と類似度指数の発達と利用
    (1) 多様性指数
    (2) β多様性
    3 群集の分類と座標付け
    (1) 群集を分類する――クラスター解析
    (2) 群集組成の違いを軸とした図を作る――座標付けとは
    (3) 群集組成の違いの要因は何か?――環境要因や仮説の検証を含む座標付け
    4 種-個体数分布
    (1) 種-個体数分布と各モデルの適合性
    (2) 種-個体数分布のモデルの変遷と近年のモデルの展開
    5 まとめ

    コラム 2 多種系相互作用の解析法(山村光司)
    1 はじめに
    2 間接相互作用のパス解析
    3 ポアソン回帰
    4 一般化線形混合モデル(GLMM)
    5 GLMM の近似としての変数変換法(ポアソン分布の場合)
    6 GLMM の近似としての変数変換法(二項分布の場合)
    7 共分散構造分析
    8 昆虫群集の時系列解析
    9 状態空間モデル
    10 水田群集の解析例
    11 個体数変動の主流部分と派生部分の区別
    12 おわりに

    引用文献
    索  引
  • 出版社からのコメント

    群集の構造とその機能に注目して研究史を整理し、群集理解にとって不可欠な基礎概念を詳しく解説する。研究者・実務家必携。(完結)
  • 内容紹介

    群集生態学が科学として発展するのは20世紀後半になってからである。生態学理論や生態系研究の方法論の芽生えから,ネットワーク,相互作用,生態系の複雑性と安定性の関係などの現代的テーマへ――特に群集の構造とその機能に注目して研究史を整理し,群集理解にとって不可欠な基礎概念について詳述する。研究者・実務家必携の解説。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    難波 利幸(ナンバ トシユキ)
    大阪府立大学・名誉教授。専門分野:数理生態学、群集生態学
  • 著者について

    大串 隆之 (オオグシ タカユキ)
    京都大学・名誉教授
    専門分野:進化生態学.個体群生態学.群集生態学.生態系生態学.
    主著:『生物多様性科学のすすめ』丸善(編著),『さまざまな共生』平凡社(編著),『動物と植物の利用しあう関係』平凡社(編著),『進化生物学からせまる』[シリーズ群集生態学 2]京都大学学術出版会(編著),『生物間ネットワークを紐解く』[シリーズ群集生態学 3]京都大学学術出版会(編著),『生態系と群集をむすぶ』[シリーズ群集生態学 4]京都大学学術出版会(編著),『メタ群集と空間スケール』[シリーズ群集生態学 5]京都大学学術出版会(編著),『新たな保全と管理を考える』[シリーズ群集生態学 6]京都大学学術出版会(編著),『昆虫生態学』朝倉書店(共著)

    近藤 倫生 (コンドウ ミチオ)
    東北大学大学院生命科学研究科・教授
    専門分野:理論生態学,群集生態学
    主著:『進化生物学からせまる』[シリーズ群集生態学 2]京都大学学術出版会(編著),『生物間ネットワークを紐解く』[シリーズ群集生態学 3]京都大学学術出版会(編著),『生態系と群集をむすぶ』[シリーズ群集生態学 4]京都大学学術出版会(編著),『メタ群集と空間スケール』[シリーズ群集生態学 5]京都大学学術出版会(編著),『新たな保全と管理を考える』[シリーズ群集生態学 6]京都大学学術出版会(編著)

    難波 利幸 (ナンバ トシユキ)
    大阪府立大学・名誉教授
    専門分野:数理生態学,群集生態学
    主著:『数理生態学』[シリーズ・ニューバイオフィジックス 10]共立出版(分担執筆),『群集生態学の現在』京都大学学術出版会(分担執筆),『「空間」の数理生物学』[シリーズ数理生物学要論 2]共立出版(分担執筆),『生物間ネットワークを紐解く』[シリーズ群集生態学 3]京都大学学術出版会(編著)

生物群集を理解する(シリーズ群集生態学) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:大串 隆之(編)/近藤 倫生(編)/難波 利幸(編)
発行年月日:2020/09/25
ISBN-10:4876983437
ISBN-13:9784876983438
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:392ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:590g
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