ジレンマの社会学 [単行本]
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ジレンマの社会学 [単行本]

三隅 一人(編著)高野 和良(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/09/29
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ジレンマの社会学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日的に経験するさまざまな悩みや岐路を足がかりに、そこに潜むジレンマとその解決策を掘り下げながら、社会学の基本的なものの見方や基礎概念を学ぶ。
  • 目次

    はじめに


     第Ⅰ部 生活のジレンマ

    第1章 つながりのジレンマ
     1 絆が求められる社会
     2 コミュニティへの期待と実態
     3 コミュニティと社会的統合
     4 社会的統合と社会問題
     5 緩やかな社会的統合

    第2章 どうすれば献血者は増えるのか
     1 献血の概況
     2 どうすれば血液は集まるのか
     3 社会的連帯の形成に向けて

    第3章 教育で貧困の世代的再生産が防げるのか
     1 貧困と不平等の違い
     2 子どもの貧困
     3 「子どもの貧困」への政策的対応
     4 “機会の平等”で貧困はなくしうるか
     5 “教育”と貧困をめぐるジレンマ
     6 教育の不可能性と可能性

    第4章 なぜ都市への人口集中が続くのか
     1 農村への関心の高まりと過疎問題の深刻化
     2 物的・経済的要因
     3 社会的要因
     4 心理的要因
     5 過疎問題解決へ向けたいくつかの論点


     第Ⅱ部 家族のジレンマ

    第5章 なぜ私たちは母親の頑張りを求めるのか
     1 育児における矛盾する見解
     2 育児責任を引き受ける母親たちの苦しみ
     3 母親たちの苦しみを乗り越えるために

    第6章 シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか
     1 福祉国家とジェンダー
     2 シングルマザーの貧困とその背景
     3 シングルマザーに対する政策とその問題
     4 ジェンダー平等な福祉を実現するために

    第7章 性的少数者にとって家族はどのような存在か
     1 パートナーシップ制度と同性婚
     2 様々な同性婚反対論
     3 「レズビゲイ家族」のもつ可能性
     4 戦略的な同性婚要求
     5 「ケアの倫理」の立場から

    第8章 家族の負担にならない自宅死は実現できるか
     1 自分の死に方は自分で選択できるか
     2 家族の負担からみた自宅での最期
     3 終末期ケアの担い手としての家族の負担とは
     4 自宅で最期を迎えたいという願いを実現するために
     5 死と向き合う社会へ


     第Ⅲ部 組織のジレンマ

    第9章 雇用形態の多様化は女性に労働の自由をもたらすのか
     1 増える非正規労働者
     2 正規労働者になりたがらない女性たち
     3 求められる構想力

    第 10 章 給与が増えれば介護職は魅力的な仕事になるのか
     1 介護職の人材不足の背景
     2 介護職と看護師の違い
     3 新たな専門性の問題提起
     4 介護職の社会的承認

    第 11 章 自主性を重んじるとチームは強くなるのか
     1 機能集団としての運動部
     2 自主性と規律のジレンマ
     3 リーダーシップPM論
     4 条件即応モデル
     5 リーダーを演じる難しさ

    第 12 章 災害時になぜデマが駆け巡るのか
     1 流言を前に問われるべきこと
     2 流言とは何か
     3 情報社会と流言
     4 ジレンマと向き合うために


     第Ⅳ部 共生のジレンマ

    第 13 章 特定の集団への悪感情をどう考えるか
     1 悪感情をめぐる現状
     2 悪感情をもつことは問題なのか
     3 悪感情はどのように生じるのか
     4 悪感情をなくすために何ができるのか

    第 14 章 死や災害に関する観光地になぜ人は集まるのか
     1 観光の時代?
     2 ダークツーリズムとは
     3 ゲスト/ホストの視点とダークツーリズム
     4 ダークツーリズムをめぐるジレンマ

    第 15 章 多文化主義はなぜ失敗したのか
     1 多文化主義の挑戦と衰退
     2 多文化主義の諸特徴
     3 多文化主義のジレンマ
     4 ポスト多文化主義のモデル

    第 16 章 幸福のジレンマ
     1 私化と協働
     2 社会的ジレンマ
     3 ジレンマ解決のジレンマ
     4 永遠のテーマとしての幸福のジレンマ


    索  引
  • 出版社からのコメント

    提示される問いの答を導くことを繰り返し、多面的に物事を考察する方法を習得することを目指すテキスト
  • 内容紹介

    本書は、私たちが日常的に経験するさまざまな悩みや岐路を足がかりに、そこに潜むジレンマとその解決策を掘り下げながら、社会学の基本的なものの見方や基礎概念を学ぶように編まれている。読者は各章の課題にとりくみ、ジレンマをめぐる課題の奥深さを体感しながら、その解決にともに悩んでほしい。このトレーニングによって、生きる力としての社会学が身につくだろう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三隅 一人(ミスミ カズト)
    1960年生まれ。1986年九州大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。2007年博士(社会学)(関西学院大学)。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授

    高野 和良(タカノ カズヨシ)
    1963年生まれ。1991年九州大学大学院文学研究科地域福祉社会学専攻修士課程修了。現在、九州大学大学院人間環境学研究院教授
  • 著者について

    三隅 一人 (ミスミ カズト)
    2020年10月現在
    九州大学大学院比較社会文化研究院教授

    高野 和良 (タカノ カズヨシ)
    2025年3月現在
    九州大学大学院人間環境学研究院共生社会学講座教授

ジレンマの社会学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:三隅 一人(編著)/高野 和良(編著)
発行年月日:2020/10/01
ISBN-10:4623089770
ISBN-13:9784623089772
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:274ページ
縦:21cm
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