「うたのことば」に耳をすます [単行本]
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「うたのことば」に耳をすます [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2020/09/24
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「うたのことば」に耳をすます [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    万葉から現代まで、歌に通底するものとはなにかを、中世和歌研究の第一人者が問う「歌への愛の結晶」。歌の研究の具体的な事例を、高校生にも十分理解できるように語り、短歌や俳句、ことばについてのエッセイの愛好者、そして実作者まで、「歌の未来」を読み手に託すエッセイ集。
  • 目次

    ■和歌と短歌
     和歌と短歌
     和歌、そして短歌を読む 和歌と短歌の結節点、正岡子規を軸として
         *
     漢詩と和歌のあいだ

    ■西行と定家
     西行像を求めて
     新古今歌人の生活と文学 
     「ねがはくは花のしたにて」 /西行和歌私注 春の歌二首 /待賢門
     院堀河と西行、そして神祇伯顕仲の齢 /古代語を詠む西行
     西行と塚本邦雄
         *
     中世和歌と万葉集 藤原定家の三首を中心に
     秋こそ月のひかりなりけれ /白菊の散らぬは残る色がほに /定家の
     梅の歌 /定家邸の草樹――梅 /「花の面影」を追い求める定家 /
     「雲のをちかた」という句、定家の雲の歌

    ■定家が選んだ歌人たち
     定家が百歌仙・百名歌を選ぶまで
     百人一首の歌人たち 
     ほととぎすと海に入る日と 藤原実定 /「恋すてふ」の歌、「須磨の
     浦波」の歌 壬生忠見 /夏越の禊 藤原家隆 /月と恋と 西行 /
     紅葉の錦 道真と素性 /「述懐」と恋女房の存在 藤原俊成 /峰よ
     り落つるみなの川 陽成院 /高砂の松 興風 /明けぬれば暮るるも
     のとは 藤原道信 /あらしの庭の雪ならで 公経 /手枕にかひなく
     立たむ 周防内侍と大納言忠家 /懐旧と述懐と 順徳院 /定家の作
     者認定の矛盾 中納言兼輔 /憂かりける人を初瀬の 俊頼、俊成・定
     家・後鳥羽院 /多才な女歌よみの恋 相模 /「わが身ひとつ」とい
     う句 千里 /紅葉を踏み分ける主体は? 猿丸太夫 /させもが露を
     命にて 基俊 /淡路島通ふ千鳥 兼昌 /君がため春の野に出でて 
     光孝天皇 
      
    ■歌のことば
     古典詩歌の勧め
       *
     きさらぎやよひ /時雨 /門松・百枝の松 /まろがまろね /閨の
     月影 /千引の石 /朝雲暮雨の故事 /ひとりさめても 兼好法師集
     から /すがる 蜂と鹿 /「山めぐり」という言葉 /「紅葉狩」と
     いう言葉 そのささやかな語誌 /菖蒲の枕 /「雪もよに」 /「流
     れ洲」という歌言葉 /「洲」さまざま 「沖つ洲」 /鳥の子・雁の
     子 /尋ぬべき人は軒端の古里に /「よなよなに」「よなよなの」/
     おどろの道 /雑筆ひかえから /「はたらく」ということば /「み
     づからぞ憂き」という句 /「はやま」(端山)か「はまや」(浜屋)
     か /「春のともし火」 /「秋のともし火」 /一葉の秋 /「雲の
     澪」「雲の峰」 /富士山 /白槙の尾山・宇治の河長、家隆と定家 

    ■歌をよむ
     古今・新古今鳥十五首 /古今・新古今花十五首 /歌を写す /歌を
     読む
       *
     「すきま」の美意識について

    ■子規以降の歌
     正岡子規の「歌話」から /子規の薔薇の歌 /子規の山脈 /鉄幹の
     『相聞』を読む /長塚節の「雑詠十六首」 『「赤光』覚え書 /
     『断腸亭日乗』を読む /「昼顔の歌」余録 
       *
     漱石の短歌十首

     あとがき

     索 引
  • 出版社からのコメント

    歌の研究の具体的な事例を、歌の初心者から歌を生業にする人々まで、「歌の未来」を読み手に託すエッセイ集。
  • 内容紹介

    ▼万葉から現代まで、歌に通底するものとはなにか。
    ▼中世和歌研究の第一人者の「歌の心と詞(ことば)への思索」。

    古典和歌から現代短歌まで、歌に通底しているものとはなにか。
    歌の研究の具体的な事例を、高校生にも十分理解できるように語り、歌の初心者(および歌についてのエッセイを読むのが好き)から歌を生業にする人々まで、「歌の未来」を読み手に託すエッセイ集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    久保田 淳(クボタ ジュン)
    1933(昭和8)年、東京生れ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期大学。文学博士(東京大学)。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、東京大学名誉教授。日本学士院会員。専門は、中世文学、和歌文学、日本文学史
  • 著者について

    久保田 淳 (クボタ ジュン)
    1933(昭和8)年、東京生れ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期退学。文学博士(東京大学)。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、東京大学名誉教授。日本学士院会員。専門は、中世文学、和歌文学、日本文学史。主な著書、『新古今歌人の研究』(東京大学出版会、1973)、『新古今和歌集全注釈 全六巻』(角川学芸出版、2011~2012)、『久保田淳著作選集 全三巻』(岩波書店、2004)、『花のもの言う』(新潮選書、1984。岩波現代文庫、2012)、『隅田川の文学』(岩波新書、1996)、『富士山の文学』(文春新書、2004。角川ソフィア文庫、2013)、『ことば、ことば、ことば』(翰林書房、2006)、『藤原俊成 中世和歌の先導者』(吉川弘文館、2020)など。
    1997年より、『和歌文学大系 全八十巻』(明治書院)の監修者として、現在まで五十四巻を刊行。残る二十六巻も進行中。

「うたのことば」に耳をすます [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:久保田 淳(著)
発行年月日:2020/09/30
ISBN-10:4766426983
ISBN-13:9784766426984
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:440ページ ※425,15P
縦:20cm
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