教育委員会が本気出したらスゴかった。―コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡 [単行本]
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教育委員会が本気出したらスゴかった。―コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡 [単行本]

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出版社:時事通信出版局
販売開始日: 2020/09/28
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教育委員会が本気出したらスゴかった。―コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    コロナ禍で全国の学校が「機能不全」に追い込まれる中、市内全小中学校の約4万7000人もの児童生徒を対象にオンライン授業を実現し、教育・行政関係者を驚かせた「熊本市の奇跡」。新たなる時代の教育をつくるため、常識にとらわれることなく挑戦し続けた関係者たちの舞台裏に迫る!
  • 目次

    第1章 オンライン授業開始まで45日間の足跡
    2月中旬――国に先駆けて休校のシミュレーションを開始
    2月26日――長期休校を想定してオンライン授業の実装実験を開始
        2月29日――教育センターが学習用コンテンツを公開
        3月上旬――『主体的な学び』を実現するオンライン授業のモデルをつくれ!
        3月中旬――教員に「このくらいならできそう」と思わせたスモールステップ
        3月30・31日――Webツールを活用して家庭のネット環境を把握
        4月6・7日――各校から2名ずつを集めての集合研修
        4月8日――集合研修の内奥を各学校で共有
        4月15日――いよいよオンライン授業がスタート
        5月25日――学校再開後に実感したオンライン授業の効果

    コラム 情報技術が高度に発展するこれからの日本の学校教育とは(東北大学大学院情報科学研究科教授・堀田龍也)


    第2章 なぜ、熊本市でオンライン授業ができたのか
    20政令市19位だった熊本市の学校ICT環境
    10年前まで「先進自治体」からの転落
    転機は熊本地震
    どんな端末を導入するのか
    導入されたICT機器の具体的内容
    セルラーモデル端末のメリット
    「導入したが使われない」だけは絶対に避けたい
    使い方の「制限」は極力かけない
    ICTが「好き」「嫌い」の派閥を作らない
    全134校を回っての「導入研修」
    ICT支援員を21名まで増員
    先行導入校における端末の使用率
    物語文にBGMをつける
    生活科と図工を横断しての学び
    ビリヤードを教材に図形の「相似」を学ぶ
    自己紹介やスモールトークの補助ツールとして活用
    なぜ短期間でこれだけ活用が進んだのか
    ベテランから広がったICTの活用

    コラム 新たな学びを切り拓く熊本市の教育の情報化~5つのポイント~
    (放送大学教授・博士(情報学)・中川一史)

    第3章 これが熊本市のオンライン授業だ!
    3月中も、一部で始まっていたオンライン授業
    不登校気味の子供も意欲的に参加
    「先生、いいから早くグループ分けをして!」
    バーチャル背景を使いこなす
        オンライン授業の実際
        オンライン授業の時間割
        3年生・4年生で端末をローテーション
        時間割編成も一工夫が必要な中学校のオンライン授業
        生徒が自律的に学ぶことを期待した中学校の時間割
        創意工夫を凝らしたオンライン授業
        オンライン授業の副産物的な成果

    コラム システムの転換に向けて(熊本大学教育学部准教授・苫野一徳)

    第4章 熊本市が目指す「ポスト・コロナ」の学校教育
    2021年2月までに「1人1台」を整備
    教育のICT化は本当に必要なのか
    世界的に見ても遅れている日本の学校のICT化
    「GIGAスクール構想」の補助金をどう活用するか
    「熊本市モデル」を全国に広げる
    NTTドコモ、熊本大学、熊本県立大学との連携協定
    子供たちがいるところを学校にする
    「不平等だからやらない」ではなく「できるところからやる」
    なぜ、熊本市でオンライン授業の全市展開ができたのか
    日本のモデルから世界のモデルへ
    早期の意思決定はどうして成し得たのか

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    コロナ禍の臨時休校中に僅か2週間で全小中学校でオンライン授業を実現した熊本市。奇跡といわれた教委の「本気の仕事」を追った。
  • 内容紹介

    コロナ禍の2020年4月。日本中の学校が休校で「機能不全」に追い込まれる中、熊本市は約4万7000人もの児童生徒にオンライン授業を実現した。これほどまで大規模なオンライン授業は、国内の自治体では前例がなく、全国で「熊本市の奇跡」と驚きの声があがった。
    しかし、実は熊本市は2017年までは「ICT後進自治体」で、学校のコンピュータ普及率は、政令指定都市で下から2番目という散々な有様だった。なぜ、そんな自治体が、短期間でオンライン授業に踏み出せたのか。きっかけは、熊本地震だった。復興を担う人材を育成するため、全国に先駆けICT教育の導入を決断。その取り組みは、「ゼロリスク症候群」に陥りがちな教育行政の常識を覆すようなものだった。

    ●フィルタリングは最低限に
    ●アプリや動画視聴の制限も一切なし
    ●Wi-FiではなくLTEでネット接続
    ●「平等に」ではなく「できるところからやる」
    端末の導入や環境の整備から、教員の研修・意識改革、保護者対応まで、教育委員会の鬼気迫るほどの本気の取り組みに迫る。行政・教育関係者はもちろん、ビジネスパーソンも必見の一冊!

    図書館選書
    コロナ禍の臨時休校中にわずか2週間で全小中学校でオンライン授業を実現した熊本市。「奇跡」と言われた教委の「本気の仕事」を追った。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 明彦(サトウ アキヒコ)
    教育ジャーナリスト。1972年滋賀県大津市出身。大手出版社勤務を経てフリーの記者となり、2002年に編集プロダクション・株式会社コンテクストを設立。教育書の企画・編集に携わる傍ら、自身は教育分野の専門誌等に記事を寄稿。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」の事務局長。『月刊教員養成セミナー』前編集長
  • 著者について

    佐藤明彦 (サトウアキヒコ)
    教育ジャーナリスト。1972年滋賀県出身。大手出版社勤務を経てフリーの記者となり、2002年に編集プロダクション・株式会社コンテクストを設立。教育書の企画・編集に携わる傍ら、自身は教育分野の専門誌等に記事を寄稿。教員採用試験対策講座「ぷらすわん研修会」の事務局長。『月刊教員養成セミナー』前編集長。著書に『職業としての教師』(時事通信社)。

教育委員会が本気出したらスゴかった。―コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡 の商品スペック

商品仕様
出版社名:時事通信出版局
著者名:佐藤 明彦(著)
発行年月日:2020/10/02
ISBN-10:4788717085
ISBN-13:9784788717084
判型:B6
発売社名:時事通信社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:206ページ
縦:19cm
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