花冠日乗 [単行本]
    • 花冠日乗 [単行本]

    • ¥3,630109 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003327937

花冠日乗 [単行本]

価格:¥3,630(税込)
ゴールドポイント:109 ゴールドポイント(3%還元)(¥109相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:白水社
販売開始日: 2020/11/02
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

花冠日乗 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    詩人・野村喜和夫が、コロナ禍のなか、生存を脅かされる恐怖にさいなまれ、旧約の大洪水にも比すべきカタストロフィーを感じつつ、生きた証を刻む。言葉と写真とピアノ曲との斬新なコラボ。
  • 目次

    Ⅰ 未知の波濤
    Ⅱ 青い花ネモフィラ
    Ⅲ 岩石は笑う
    Ⅳ 声音の腐葉土
    Ⅴ とりどりのDEAD HEAD
    Ⅵ 空隙がふえる
    Ⅶ 軟禁ラプソディ
    Ⅷ 光年の雫
    Ⅸ さまよひの街のわたくしは
    Ⅹ 青よ渡れ
    Ⅺ 非馥郁と
    Ⅻ ヒヤシンスの紫
    花冠日乗ノート―-未知の読者のために
  • 出版社からのコメント

    コロナ禍のなかで、旧約の大洪水にも比すべきカタストロフィーを感じつつ、生きた証を刻む。言葉と写真とピアノ曲との斬新なコラボ。
  • 内容紹介

    野村喜和夫〔著〕 朝岡英輔〔写真〕 小島ケイタニーラブ〔音楽〕
     
    東京をひた歩く詩人がCOVID-19に促されて描き出す、
    摂理と思念が渾然となったこのあるがままの現実は、つまり異界だ。
    そうか、われわれが経験した(今もしている)状況/世界とは、
    こうしたものだったのか!  --岡田利規氏

    コロナ禍のなかで、生きた証を刻む

    詩人・野村喜和夫が、コロナ禍のなか、生存を脅かされる恐怖にさいなまれ、旧約の大洪水にも比すべきカタストロフィーを感じつつ、生きた証を刻む。言葉と写真とピアノ曲との斬新なコラボレーション。
    「おまえはおまえの不安を駆れ」という声が内心に響き始めた野村は、不安を紛らわすために散歩を始めた。新型コロナウイルスが〈パンデミック〉に相当するとWHOが発表した三月を起点とし、緊急事態宣言の発令を経て、解除されるまでの間に、自宅のある世田谷周辺をおろおろと歩き回りながら、存在の根源を凝視し深い思索をめぐらす。状況は刻々と変わり、心情も揺れ動く。人間を死に至らしめる未知のウィルスに遭遇した時の動揺と衝撃、ウィルスと向き合った詩人の内的変化が、イメージを伴って綴られていく。そして感動的な結末を迎える――。
    コロナ禍は続くが〝最初の衝撃〟は二度と訪れない。その貴重な記録として緊急出版する。
    巻末に、創作の背景を記した「花冠日乗ノート」を収録。
    ピアノ曲は、ページのQRコードから全曲お聴きいただけます。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野村 喜和夫(ノムラ キワオ)
    1951年、埼玉県出身。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。戦後世代を代表する詩人のひとり。小説・批評・翻訳なども手がける。詩集『特性のない陽のもとに』(思潮社)で歴程新鋭賞、『風の配分』(水声社)で高見順賞、『ニューインスピレーション』(書肆山田)で現代詩花椿賞、『ヌードな日』(思潮社)および『難解な自転車』(書肆山田)で藤村記念歴程賞、『薄明のサウダージ』(書肆山田)で現代詩人賞、評論『移動と律動と眩暈と』(書肆山田)および『萩原朔太郎』(中央公論新社)で鮎川信夫賞、英訳選詩集Spectacle&Pigsty(Omnidawn)で2012 Best Translated Book Award in Poetry(USA)を受賞。2020年度から東大駒場の表象文化論コースで詩を講じている

    朝岡 英輔(アサオカ エイスケ)
    1980年、大阪府生まれ。埼玉県出身。中央大学理工学部物理学科卒業。松涛スタジオ勤務、写真家・藤代冥砂のアシスタントを経て独立

    小島 ケイタニーラブ(コジマ ケイタニーラブ)
    1980年、静岡県浜松市出身。早稲田大学第一文学部卒業。13年から、温又柔とともに朗読と演奏のコラボレーションpontoを開始したほか、江國香織やよしもとばななの作品に音楽をつけるなど文学の領域でも多彩な活動を展開
  • 著者について

    野村 喜和夫 (ノムラ キワオ)
    1951年、埼玉県出身。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。戦後世代を代表する詩人のひとりとして現代詩の先端を走り続けるとともに、小説・批評・翻訳なども手がける。詩集『特性のない陽のもとに』(思潮社)で歴程新鋭賞、『風の配分』(水声社)で高見順賞、『ニューインスピレーション』(書肆山田)で現代詩花椿賞、『ヌードな日』(思潮社)および『難解な自転車』(書肆山田)で藤村記念歴程賞、『薄明のサウダージ』(書肆山田)で現代詩人賞、評論『移動と律動と眩暈と』(書肆山田)および『萩原朔太郎』(中央公論新社)で鮎川信夫賞、英訳選詩集 Spectacle&Pigsty(Omnidawn)で2012 Best Translated Book Award in Poetry(USA)を受賞。著書はほかに『証言と抒情--詩人石原吉郎と私たち』(白水社)など多数。2020年度から東大駒場の表象文化論コースで詩を講じている。

    朝岡 英輔 (アサオカ エイスケ)
    1980年、大阪府生まれ。埼玉県出身。中央大学理工学部物理学科卒業。松濤スタジオ勤務、写真家・藤代冥砂のアシスタントを経て独立。後藤まりこ、downy、打首獄門同好会、オガワマユ、DOTAMAをはじめとしたミュージシャンや、ポートレートを撮影。2016年、音楽と旅をテーマにした初の風景写真集『it’s a cry run.』を上梓。福田若之『自生地』(東京四季出版)、林奕含『房思琪の初恋の楽園』(泉京鹿訳、白水社)、フレデリック・ルノワール『スピノザ よく生きるための哲学』(田島葉子訳、ポプラ社)、乗代雄介『最高の任務』(講談社)などのカバー写真を担当。

    小島ケイタニーラブ (コジマ ケイタニーラブ)
    1980年、静岡県浜松市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年、「NHK みんなのうた」に『毛布の日』を書き下ろす。18年、最新アルバム『はるやすみのよる』をリリース。また、若木信吾の映像作品などの音楽も多数制作。2011年から朗読劇『銀河鉄道の夜(with 古川日出男・管啓次郎・柴田元幸)』に出演および音楽監督を担当。13年から、温又柔とともに朗読と演奏のコラボレーションpontoを開始したほか、江國香織やよしもとばななの作品に音楽をつけるなど文学の領域でも多彩な活動を展開。シンガポール、インドネシア、フィンランドなどの国際文芸フェスにも多数参加。20年、初の著書『こちら、苦手レスキューQQQ!』(白水社)を刊行。

花冠日乗 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:野村 喜和夫(著)/朝岡 英輔(写真)/小島 ケイタニーラブ(音楽)
発行年月日:2020/11/10
ISBN-10:4560098123
ISBN-13:9784560098127
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:187ページ
縦:20cm
横:16cm
他の白水社の書籍を探す

    白水社 花冠日乗 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!