野生動物のためのソーシャルディスタンス―イリオモテヤマネコ、トラ、ゾウの保護活動に取り組むNPO [単行本]
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野生動物のためのソーシャルディスタンス―イリオモテヤマネコ、トラ、ゾウの保護活動に取り組むNPO [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2020/11/10
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野生動物のためのソーシャルディスタンス―イリオモテヤマネコ、トラ、ゾウの保護活動に取り組むNPO の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金」の活動(Japan Tiger and Elephant Fund:JTEF)
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 「トラ・ゾウ保護基金(JTEF)」の仕組みと活動紹介(「トラ・ゾウ保護基金」のスタッフと賛同者;「トラ・ゾウ保護基金」の財政状況;トラに関する教育普及;ゾウに関する教育普及;イリオモテヤマネコに関する教育普及;販売されているサポーターグッズ;JTEFの総会と交流会)
    第2章 野生のトラを保護する活動(野生のトラとは;トラ保護基金の歴史;村人への支援;次の支援先へ;ティペシュワール保護区での活動;シャトゥーシュ・ショールの密売とトラ)
    第3章 ゾウの保護活動(野生のゾウとは;西表島の道路事情―やまねこ夜間パトロール;島の全小中学校で出前授業;観光客も敵になる;西表島の未来)
  • 内容紹介

     野生動物は本来、人間の活動と関係なく生きている。しかしたとえばインドでは、トラやゾウが通る森に暮らす村人は、夜間の外出時にしばしばこれらの野生動物と出くわしてしまうことになる。そういう時は一定の距離をとるのが鉄則となっている。これはいわば「身を守るために保つべき距離」であるが、本書がテーマとする「ソーシャルディスタンス」はこのような距離のことではない。「人間が野生動物の住む世界にできるだけ影響を及ぼさないためにとるべき距離」のことである。人間が支配も管理もできない、またすべきではない野生動物の生命と存在を尊重し、認めることの重要性、つまり「心の距離」という考え方を伝えたくて本書を著した。
     本書では、筆者が理事長を務める認定NPO法人「トラ・ゾウ保護基金(JTEF)」の活動を紹介する。JTEFは20年以上前から絶滅の危機にあるトラやゾウ、また2009年からは西表島の生態系をつかさどるイリオモテヤマネコの保護活動を行っている。意外に思われるかもしれないが、野生動物の保護活動の多くは実は人間を対象としている。現場で実動するレンジャー、野生動物と共に暮らす人々、商業価値のある野生動物の違法取引に手を染める業者やその裏にいるマフィア、ルールを都合よくねじ曲げようとする為政者、次世代を担う若者や子どもたちなど、多様な人たちを相手に日々、悪戦苦闘している。
     強大となった人間社会はますます陣地を広げ続けているが、新型コロナの蔓延によって改めて「大切なものは何なのか」という問いが提起されたように感じている。傷ついた自然は、野生動物の存在なしに修復することができない。地球全体から見れば、野生の世界が永続できることこそが重要であり、人間の未来もそれなしにはありえない。「トラ・ゾウ保護基金」という小さな団体が積み重ねてきたささやかな努力は、このような大きな目標のためにあることを知っていただきたい。(とがわ・くみ)

    図書館選書
    生物多様性を尊重し、傷ついた自然を癒やすために人間が保つべき「心の距離」とは。真摯で地道な活動を続ける「トラ・ゾウ保護基金」の全記録!小さな団体が積み重ねてきたささやかな努力と、その大きな目標を詳説。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    戸川 久美(トガワ クミ)
    認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金(JTEF)理事長。イリオモテヤマネコを発見した動物作家、戸川幸夫の次女。日本政府に依頼され2年半ほど飼育していたイリオモテヤマネコを含め、父親が飼育していた様々な動物に囲まれて育つ。小説で滅びゆく動物たちへ哀惜の念を綴っていた父親の影響で野生動物保護活動に関わり、1997年にトラ保護基金を設立、NGO野生生物保全論研究会を経て、2009年新たにトラ・ゾウ保護基金を設立し、絶滅に瀕するトラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの保護活動を行う。インドに出向き、現地協働パートナーと共にトラやゾウの保全対策や違法取引防止活動を行うほか、西表島ではイリオモテヤマネコの最大の脅威である交通事故防止活動、島内の全小中学校で「ヤマネコのいるくらし授業」を行い、国内で様々な教育普及活動に尽力している
  • 著者について

    戸川久美 (トガワクミ)
    認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金(JTEF)理事長。1997年トラ保護基金、2000年ゾウ保護基金を設立、01年「野生生物保全論研究会(JWCS)」内のプロジェクトとなり、09年に独立しイリオモテヤマネコの保護に着手、現在に至る。インドでは保全対策や違法取引防止、西表島ではヤマネコの交通事故防止活動や小中学校での出前授業を行う。

野生動物のためのソーシャルディスタンス―イリオモテヤマネコ、トラ、ゾウの保護活動に取り組むNPO の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:戸川 久美(著)
発行年月日:2020/11/10
ISBN-10:4794811640
ISBN-13:9784794811646
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:19cm
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