「発達障害」とはなんだろう?―真の自尊ルネッサンスへ(「こころ学」シリーズ〈3〉) [単行本]
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「発達障害」とはなんだろう?―真の自尊ルネッサンスへ(「こころ学」シリーズ〈3〉) [単行本]

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出版社:ジャパンマシニスト社
販売開始日: 2020/10/05
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「発達障害」とはなんだろう?―真の自尊ルネッサンスへ(「こころ学」シリーズ〈3〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新「発達障害者」続々誕生。人々が岐路に立つ今、切望される「こころ学」シリーズ3巻!お互いのタレントを認め合い発見し合っていく。生き物の原則を忘れずに。
  • 目次

    目次

    プロローグ
    新「障害者」となる私たちの未来
    発達上の異常を「障害」と考えるとき…23/人為淘汰の結果生み出された新障害…24/LD(学習障害)をつくり出したもの…26/リアルな関係性の内在化をするために…28/新発達障害が急増するとき…30

    Ⅰ 薬剤依存への道─AD/HDの治療から
    第Ⅰ章のはじめに
    MBD(微細脳障害)の第一人者・プーさんとの出会い…35/記憶力抜群の中学生・カキやん…37/多動な子どもたちへの投薬…40/自然の中で出た結論…43

    「発達障害」とは、なにか?
    発達障害ブームの始まり…45/対象は、幼い子どもから成人までに…46/法にあるのは「脳機能の障害」…48/三つの違和感…49/使用される覚醒剤…51

    AD/HDは、どう診断されるのか?
    二つの診断基準(ICDとDSM)…54/AD/HDの診断要素…56/子どもと大人の関係性によって形成される障害… 60 /国や年代で生じる差…62/マルタの「よい子」がドイツではAD/HD…65/問題視されたのは、落ち着きがない子…68/MBD(微細脳障害)の誕生…70/日本に導入されたMBD…72

    AD/HDの原因と治療
    ひき継がれた覚醒剤リタリン… 75/リタリンの始まり… 78 /原因にあるのはドーパミン…79/社会的バイアスに左右される診断…81/覚醒剤の四つの問題…83

    薬の作用とリスク
    中枢神経刺激剤と注意欠陥/多動性障害治療薬…86/実行機能と脳内報酬系… 87/覚醒剤の依存と中毒…90/使用期間と副作用…95/三剤の有効性とプラシーボ効果…96/薬の使用の判断基準… 98/薬を使用したほうがいいというバイアス…100

    社会で起きている変化
    人間にプログラムされた自然界で必要な力…103/人為社会で起こる脳のごまかし…105/リタリンの増加がもたらしたこと…106/発達障害と犯罪の関係…109

    II 分類処遇によってすり替えられる診断─LDから始まる知の分断
    第Ⅱ章のはじめに
    カキやんの変化… 115/原因は自分にあったという気づき… 116/算数が苦手な女性と特殊教育… 118/トゥレッテ症候群のキチが教えてくれたこと…122

    診断にある政治性
    診断が必要な理由…126/AD/HDとLD(学習障害)…130/LDの「D」の複雑さ…132/個別支援教育IEP…134発達障害の分類日本では定義が曖昧なLD…136/医学的LDの怪しさ…139/二つの診断基準の接近と混乱… 142/不器用でぎこちない運動症群… 147/顔面の小運動をはじめとするチック症群…151/「コミュニケーション」の障害…154/法から除外された「知的障害」…160/分離教育と差別…162/診断を分断に用いる危うさ…167/専門家と親だけで決められた法…169

    治療・早期発見・犯罪のもたらす政治性
    法が担った問題のすりかえ…172/改善可能性にある二つのモデル…173/診断に期待するストーリー…175/早期発見にある社会的リスク…178/発達障害児は危険だというキャン ペーン…180/人々の心配を駆り立てるもの…183

    医学的診断と治療
    対症療法と根治療法…187/判断が難しい薬の安全性…189/分類処遇制度によって生じる歪み…190

    III 新たにつくられていく障害─「自閉スペクトラム症」とはなにか?
    第Ⅲ章のはじめに
    家族から敬遠された長兄「ゴテひろ」…195/訴訟を起こすことが常習化…198/兄にみられた清潔恐怖と強迫的儀式…199/八六歳で診断された「自閉スペクトラム症」…201

    「自閉スペクトラム症」の定義
    新障害はどうみいだされ、発展するのか?…203/アスピーの発見基準…205/同じ名前でもくいちがう定義…208/定義に差が生じる理由…211/『DSM -5』の診断基準…213/言語的コミュニケーション行動の問題…217/診断基準A 共感あるいは共有の問題…219/診断基準B 個人の特性を示すような言動…222/「スペクトラム」が意味するところ…225

    カナーが示した「自閉症」
    一六項目の症状…230/『DSM -5』と重なる部分…234/時代や人によって異なる内容…237

    「自閉症」をめぐる論争
    「アスペルガー症候群」の登場…240/「社会的(語用論的)コミュニケーション症」…244 /揺れつづける自閉症論…246


    子育てにまつわる混乱
    母子関係による情緒障害説…249/戦争後に高まった母性愛神話…252/専門家たちの根拠のない提案…255

    心が読めないのは問題か?
    「心の理論」と「マインドリーディング」…258/自閉症の人が抱える暮らしにくさ…260/マインドリーディングの欠如の対応…263/発想の転換になるできごと…266/大切なのはマインドが通じ合う関係性…268/アスピーと診断基準D(生活状況)…271/統合失調症との鑑別…271/誰もが障害者になる時代…276

    IV 「発達障害」の問題を解決するために
    第Ⅳ章のはじめに
    年月を経た後で…281/人は人と出会いながら変わる…287

    発達障害と治療
    ともに解決方法を考え合う「場の療法」…290/5W1Hを用いた治療仮説…292/仮説の判断材料となる原則…295/薬剤使用上の原則… 297/治療を求める背景にあるもの…301/非薬剤的療法の判断指針…303/通訳・コーチのような存在である専門家…304/プロがカバーできる領域…308/精神障害の五つのグループ…310/精神的法則を判断する三つの基準…313/併存する疾患…315

    自閉スペクトラム症の治療
    投薬の対象になる「易刺激性」…317/行動を軌道修正する「オリエンテーション機能」…319/話を聞くことでみえる誤解や行きちがい…321/「統合失調症」と診断されるとき… 324

    オリエンテーションの障害
    発達障害として排除されるとき… 328/病的状態に陥るとき…330/治療で大切なこと…333

    「双極性障害」のエネルギー供給・調整システム
    そうとうつの症状…336/「双極性障害」と「抑うつ障害」…341/エネルギーの回復に必要なのは休息…342/そう状態を短く弱く抑えるために…346

    安全防衛上の問題と欲求充足の問題
    科学の発展と社会の変化から生じたこと…349/新しい変化が生み出す不安や恐怖…351/充足しても満たされない欲求…353/安全防衛上の問題に対する治療…355/欲求充足の問題に対する治療…358/心身相関…361

    今、これからの医療と社会の進む道
    遺伝子を書き換えること…363/様々なタイプの人間が生き残るために…366/人為淘汰する方向に動く社会…368/二つの「易刺激性」…369/「易衝動性」を生み出すもの…371/ハンスになった青年…374/ほとんどの人が新発達障害者…376

    エピローグ
    人類の分岐点に立つときに
    未知の病原体が襲った恐怖… 383/「コロナの時代の新たな日常」と「出口戦略」… 384/「不要不急」が意味するもの… 386/自然淘汰の底力と人為淘汰のもろさ… 389/新生活の三種の神器… 389/人類の本質にある相互依存関係…394/依存が免責されるとき…395
  • 内容紹介

    プロローグ
    新「障害者」となる私たちの未来
    発達上の異常を「障害」と考えるとき/人為淘汰の結果生み出された新障害/LD(学習障害)をつくり出したもの/リアルな関係性の内在化をするために/新発達障害が急増するとき

    Ⅰ 薬剤依存への道─AD/HDの治療から
    第Ⅰ章のはじめに
    MBD(微細脳障害)の第一人者・プーさんとの出会い/記憶力抜群の中学生・カキやん/多動な子どもたちへの投薬/自然の中で出た結論

    「発達障害」とは、なにか?
    発達障害ブームの始まり/対象は、幼い子どもから成人までに/法にあるのは「脳機能の障害」/三つの違和感/使用される覚醒剤

    AD/HDは、どう診断されるのか?
    二つの診断基準(ICDとDSM)/AD/HDの診断要素/子どもと大人の関係性によって形成される障害… 60 /国や年代で生じる差/マルタの「よい子」がドイツではAD/HD/問題視されたのは、落ち着きがない子/MBD(微細脳障害)の誕生/日本に導入されたMBD

    AD/HDの原因と治療
    ひき継がれた覚醒剤リタリン/リタリンの始まり/原因にあるのはドーパミン/社会的バイアスに左右される診断/覚醒剤の四つの問題

    薬の作用とリスク
    中枢神経刺激剤と注意欠陥/多動性障害治療薬/実行機能と脳内報酬系/覚醒剤の依存と中毒/使用期間と副作用/三剤の有効性とプラシーボ効果/薬の使用の判断基準/薬を使用したほうがいいというバイアス

    社会で起きている変化
    人間にプログラムされた自然界で必要な力/人為社会で起こる脳のごまかし/リタリンの増加がもたらしたこと/発達障害と犯罪の関係

    II 分類処遇によってすり替えられる診断─LDから始まる知の分断
    第Ⅱ章のはじめに
    カキやんの変化/原因は自分にあったという気づき/算数が苦手な女性と特殊教育/トゥレッテ症候群のキチが教えてくれたこと

    診断にある政治性
    診断が必要な理由/AD/HDとLD(学習障害)/LDの「D」の複雑さ/個別支援教育IEP…134発達障害の分類日本では定義が曖昧なLD/医学的LDの怪しさ/二つの診断基準の接近と混乱/不器用でぎこちない運動症群/顔面の小運動をはじめとするチック症群/「コミュニケーション」の障害/法から除外された「知的障害」/分離教育と差別/診断を分断に用いる危うさ/専門家と親だけで決められた法

    治療・早期発見・犯罪のもたらす政治性
    法が担った問題のすりかえ/改善可能性にある二つのモデル/診断に期待するストーリー/早期発見にある社会的リスク/発達障害児は危険だというキャン ペーン/人々の心配を駆り立てるもの

    医学的診断と治療…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石川 憲彦(イシカワ ノリヒコ)
    児童精神神経科医。1946年、兵庫県神戸市生まれ。73年、東京大学医学部卒業。小児科医・精神科医として主に東大病院で臨床を重ね、そのかたわら障害児や親たちと「医療と教育を考える会」を結成し活動を続ける。94年よりマルタ大学で2年間研究生活を過ごし静岡大学保健管理センター所長を経て、2018年3月まで「林試の森クリニック」院長。『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』『おそい・はやい・ひくい・たかい』(ジャパンマシニスト社刊)編集協力人

「発達障害」とはなんだろう?―真の自尊ルネッサンスへ(「こころ学」シリーズ〈3〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ジャパンマシニスト社 ※出版地:町田
著者名:石川 憲彦(著)
発行年月日:2020/10/05
ISBN-10:4880494933
ISBN-13:9784880494937
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:405ページ
縦:20cm
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