都市居住の社会学―社会調査から読み解く日本の住宅政策 [単行本]
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都市居住の社会学―社会調査から読み解く日本の住宅政策 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/09/30
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都市居住の社会学―社会調査から読み解く日本の住宅政策 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、戦前から戦後に至る日本の住宅事情・政策の変遷から説きおこし、日本社会および産業構造がいかに変容し、人々が都市へ向かったのか、都市化の変遷を概観する。それとともに、関西の8つの大規模ニュータウンを調査した「関西ニュータウン調査」や住宅地図を活用してデータベースを構築した「西宮マンション調査」等での知見を活用しながら、これまで社会学領域で蓄積されてきた社会調査を再検討し、都市居住の問題点、さらには日本の住宅政策の課題を考察する。
  • 目次

    序 章 都市居住の社会学
     1 日本社会の制度疲労と社会学の役割
     2 住宅・住宅政策研究と社会学の取り組み
     3 社会調査に基づく都市居住の社会学とは
     4 本書の構成

    第1章 日本の住宅事情と住宅政策の歴史
     1 戦前日本の住宅事情と住宅政策
     2 終戦直後の住宅事情と住宅調査
     3 戦後日本の住宅政策はどのように進められてきたか――住宅政策の3つの柱
     4 区分所有法の制定とマンションの大衆化
     5 戦後日本の住宅政策の特徴

    第2章 都市居住を規定してきた要因――20世紀の歴史と都市化の変遷
     1 戦前日本の都市の発展
     2 日本農業の変貌と産業構造の変化
     3 戦後昭和の歴史と地域開発政策の展開
     4 戦後の都市化の変遷――大都市圏の形成と東京一極集中
     5 人口構成に影響を受ける住宅事情

    第3章 関西における郊外住宅開発とニュータウン
     1 戦前の関西における住宅地開発
     2 戦後大阪農業の変遷と大阪都市圏の形成
     3 全国で展開されたニュータウン開発
     4 ニュータウンのM字型人口構成の特徴

    第4章 関西ニュータウン調査から判明した特徴――どんな住民がニュータウンに住んでいるのか
     1 憧れのニュータウン――入居経緯とニュータウン満足度
     2 ニュータウンの住民構成と住宅階層問題
     3 どんな住宅にどのような世帯構成で住んでいたのか
     4 家族構成の変化と一戸建て居住のゆくえ

    第5章 人はどのように住居を選択しているのか
     1 関西ニュータウン調査における住居選択要因分析
     2 関西ニュータウン住民の通勤実態
     3 入居当時の職場所在地――どこに勤めていた人がどのニュータウンを選んだのか
     4 住居選択要因の経年変化――時代によって異なる要因

    第6章 住宅政策の背景となってきた統計調査データ
     1 住宅政策の根拠となってきた政府統計
     2 国勢調査データによって把握できる住宅事情
     3 地方自治体レベルでの住宅政策と都市計画
     4 市役所における住宅に関するデータの実態

    第7章 「マンションデータベース」からわかる西宮の住宅事情
     1 住宅地図から作成した西宮マンションデータベース
     2 最寄駅・用途地域制を加味したデータベース
     3 複数年住宅地図を利用した経年変化分析――社宅は減少しているのか

    第8章 西宮マンション調査で判明した居住実態
     1 どのような実験的試みをしたのか――西宮マンション調査の概要
     2 「オートロック付きマンション」の普及は回収率を減少させるのか
     3 回収票が語る西宮マンション居住者の特徴
     4  マンション居住者の近隣関係を測定する
     5 社会調査によって判明する近隣関係の普遍的特徴

    第9章 〈下り坂〉日本社会における住宅政策の課題
     1 〈上り坂〉日本社会と〈下り坂〉日本社会の政策課題
     2 都市空間の高層化と規制緩和の歴史
     3 〈上り坂〉日本社会で進められた住宅政策の「負の遺産」
     4 社会調査に基づく政策課題分析の重要性

    参考文献 
    資料 20世紀の歴史と日本の住宅事情・住宅政策 
    あとがき 
    索  引
  • 出版社からのコメント

    住宅事情・政策の変遷から説きおこし、日本社会および産業構造の変容がいかに、人々の住まい方を変えたのかを検討する
  • 内容紹介

    本書は、戦前から戦後に至る日本の住宅事情・政策の変遷から説きおこし、日本社会および産業構造がいかに変容し、人々が都市へ向かったのか、都市化の変遷を概観する。それとともに、関西の8つの大規模ニュータウンを調査した「関西ニュータウン調査」や住宅地図を活用してデータベースを構築した「西宮マンション調査」等での知見を活用しながら、これまで社会学領域で蓄積されてきた社会調査を再検討し、都市居住の問題点、さらには日本の住宅政策の課題を考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大谷 信介(オオタニ シンスケ)
    1955年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。現在、関西学院大学社会学部教授
  • 著者について

    大谷 信介 (オオタニ シンスケ)
    2025年6月現在
    一般社団法人社会調査協会理事/自治体調査支援委員会委員長。

都市居住の社会学―社会調査から読み解く日本の住宅政策 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:大谷 信介(著)
発行年月日:2020/10/01
ISBN-10:4623090434
ISBN-13:9784623090433
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:243ページ
縦:22cm
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