世界の夢のルネサンス建築 [単行本]

世界の夢のルネサンス建築 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ペスト流行、宗教改革、戦争、古代への憧憬…、混乱の時代から生まれた新たな世界。イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、ドイツ、クロアチア、ベルギー、オランダ、ポーランド、オーストリア、チェコ、イングランド…ヨーロッパ各地のルネサンス期の名建築を網羅！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  ０　古代と中世―ルネサンスの始まりとそれ以前の時代
  １　初期ルネサンス―ブルネレスキとフィレンツェの時代
  ２　ルネサンス都市―アルベルティとルネサンスの理想都市
  ３　１５世紀の北イタリア―ヴェネツィアとミラノでの開花
  ４　盛期ルネサンス―ブラマンテとローマの時代
  ５　１６世紀の北イタリアとパラーディオ―ローマ劫掠後のルネサンスの行方
  ６　ミケランジェロとマニエリスムの時代―ローマ劫掠からカトリック改革へ
  ７　南イタリアとイベリア半島のルネサンス―１６世紀のカトリック王国とナポリの建築
  ８　アルプス以北の国々―それぞれの国で栄えた独自のルネサンス

• 内容紹介

  ペスト流行、戦争、大航海時代、宗教改革、そして古代への憧憬と印刷革命…、
  混乱の時代から生まれた新たな美術様式「ルネサンス」の世界を紐解く
  ルネサンス建築の入門&ガイドの決定版! !
  
  花の都フィレンツェで生まれたルネサンスは、「古代復興」「古代風」を掲げた新たな様式として発展し、
  やがて美術史上最大の黄金期となりました。そしてローマ劫掠や戦争、印刷革命など、時代に翻弄されながら、
  さまざまなかたちでヨーロッパ各地、世界へと次第に広がっていきます。
  建築の分野では、ブルネレスキ、ブラマンテ、アルベルティから始まり、次いでメディチ家や教皇らの強力な援助を受けながら、
  万能人レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロら美術史上の巨匠が腕を競い合い、
  美術史・建築史ともに最も華やかな時代を迎え、パラーディオらがそれに続きました。
  彼らが各地に残した建築物の多くは、世界遺産に登録されるなど、街のシンボルや観光の目玉として、
  現在に至るまで世界中の人々を魅了し続けています。
  
  本書では、ルネサンス建築の隆盛を時代順に解説。
  ルネサンス建築が生まれ、発展し、世界各地に伝わるまでを豊富な写真とともに解説していきます。
  また各時代ごとの名建築も取り上げ、写真と図面でその見どころと背景を紹介します。
  ルネサンス発祥の地イタリアはもちろん、フランス、スペイン・ポルトガルをはじめ、
  イギリス、ドイツ、クロアチア、ベルギー、オランダ、ポーランド、オーストリア、チェコといった
  ヨーロッパ各地に広まった独自のルネサンス建築も詳しく解説しています。
  
  ルネサンス建築とは何か? 今なお世界中の人々を魅了してやまないのはなぜか?
  新しくてちょっと変わった、ルネサンス建築の謎と魅力をボリュームたっぷりでお届けいたします。
  
  【目次】
  序章 古代と中世ールネサンスの始まりとそれ以前の時代
  1章 初期ルネサンス―ブルネレスキとフィレンツェの時代
  2章 ルネサンス都市ーアルベルティとルネサンスの理想都市
  3章 15世紀の北イタリア―ヴェネツィアとミラノでの開花
  4章 盛期ルネサンス―ブラマンテとローマの時代
  5章 16世紀の北イタリアとパラーディオーローマ劫掠後のルネサンスの行方
  6章 ミケランジェロとマニエリスムの時代―ローマ劫掠からカトリック改革へ
  7章 南イタリアとイベリア半島のルネサンス―16世紀のカトリック王国とナポリの建築
  8章 アルプス以北の国々ーそれぞれの国で栄えた独自のルネサンス
  用語解説
  人名索引
  主要参考文献
  おわりに

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  飛ヶ谷 潤一郎(ヒガヤ ジュンイチロウ)
  １９７２年東京生まれ。１９９６年東北大学工学部建築学科卒業。１９９９～２０００年パドヴァ大学留学。２０００～２００２年ローマ「ラ・サピエンツァ」大学留学。２００４年東京大学大学院工学系研究科建築学博士課程修了、博士（工学）。２００５～２００７年、東京藝術大学で日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）。２００８年～現在、東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻准教授。主な著書に『盛期ルネサンスの古代建築の解釈』（中央公論美術出版、２００７年、地中海学会ヘレンド賞、建築史学会賞、日本建築学会著作賞受賞）などがある

世界の夢のルネサンス建築 [単行本] の商品スペック