武士の絵画―中国絵画の受容と文人精神の展開 [単行本]
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武士の絵画―中国絵画の受容と文人精神の展開 [単行本]
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武士の絵画―中国絵画の受容と文人精神の展開 [単行本]

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出版社:中央公論美術出版
販売開始日: 2020/10/07
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武士の絵画―中国絵画の受容と文人精神の展開 [単行本] の 商品概要

  • 目次


    Ⅰ 徳川吉宗と徂徠学派の絵画観
    はじめに
    第一章 八代将軍・徳川吉宗の中国絵画受容と狩野派
    第二章 荻生徂徠の絵画観と文人精神の受容
    第三章 服部南郭の絵画観と文人精神の受容
    第四章 増上寺の学僧・忍海と復古思想
    おわりに
    Ⅱ武士の絵画と文人精神の展開-鑑戒と暢神-
    はじめに
    第一章 三河田原藩士・渡辺崋山と肖像画
    第二章 美作津山藩士・関口雪翁と墨竹画
    第三章 備後岡藩士・田能村竹田と山水画
    第四章 備中鴨方藩士・浦上玉堂と山水画
    おわりに

    図版出典/初出一覧/索引
  • 内容紹介

    江戸時代に生きた画家たちが憧憬した「文人」の精神や生き方を捉え、その絵画の成立背景を明らかにする。

    明治の世となって西洋の哲学や思想が流入したことに加え、二十世紀半ばの大東亜戦争(太平洋戦争)敗北を承け、江戸時代における思潮の中心であった儒教的価値観は、結果的に前近代の悪しき身分制や封建主義の象徴と見做されるにいたった。その風潮は現在に至るまで影響を及ぼし、江戸時代の美術を論じるにあたっても、儒教的な解釈を必要とする作品に十分な考察が加えられないばかりでなく、場合によっては意図的に無視したり、その影響を矮小化してとらえる傾向すら存在している。歴史的事実を明らかにするために必要なのはイデオロギーではなく、当時において当たり前に存在した価値観をしっかり見つめることであり、それを理解すべく努めなければならないのは改めて言うまでもない。
    このような状況を江戸時代に関する美術史研究の根本問題ととらえ、すでに我々からは縁遠くなってしまった儒教的価値観に注目し、十八世紀から十九世紀という時代をとらえ直せば、どのような歴史観が構築できるかとの観点に立ち、これまでに執筆した論考から数本を選んで本書にまとめることとした。(「序」より抜粋) 
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    杉本 欣久(スギモト ヨシヒサ)
    1973年、京都市生まれ。1998年3月、早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)専攻修士課程修了。同年4月より、黒川古文化研究所に勤務。2009年3月、早稲田大学にて博士(文学)の学位を取得。2018年4月より、東北大学大学院文学研究科の准教授として日本近世絵画史を研究

武士の絵画―中国絵画の受容と文人精神の展開 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論美術出版
著者名:杉本 欣久(著)
発行年月日:2020/10/10
ISBN-10:4805508825
ISBN-13:9784805508824
判型:B5
発売社名:中央公論美術出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:608ページ
縦:22cm
横:15cm
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