太平洋戦争開戦後の文学場―思想戦/社会性/大東亜共栄圏 [単行本]
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太平洋戦争開戦後の文学場―思想戦/社会性/大東亜共栄圏 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2020/05/30
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太平洋戦争開戦後の文学場―思想戦/社会性/大東亜共栄圏 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    芸術上の危機にくわえ、生活面でも苦境に立たされた太平洋戦争期の文学者たち。それでも、文学者が文学者でなくなるわけではない。思想戦の戦士としての活躍が期待された文学者たちは、大東亜共栄圏を謳って展開される戦局の中、国家・国民のためにどれだけ役に立てるのかという社会性に、それぞれのスタンスで向きあっていった―これまで、ていねいに検証されることのなかった太平洋戦争開戦後の文学について、同時代資料の広範な調査・分析に即して、言表された限りにおける文学者の言動や作品、評価軸の変動について考察する。
  • 目次

    第Ⅰ部
    第1章 文学(者)と思想戦
    第2章 マレー・シンガポール攻略作戦をめぐる報道文
    第3章 太平洋戦争開戦後における文学者の使命・役割
    第4章 昭和10年代広範の新しい文学─芥川賞受賞作品の同時代評価

    第Ⅱ部
    第5章 大東亜共栄圏の裂け目─第一回大東亜文学者大会の修辞学
    第6章 太平洋戦争末期の文学者─第二回大東亜文学者大会・決戦会議
    第7章 空襲下の文学者─第三回大東亜文学者大会・南京大会
    第8章 大東亜会議・大東亜共同宣言と文学(者)
  • 内容紹介

    思想戦の戦士としての活躍が期待された文学者たちは、大東亜共栄圏を謳って展開される戦局の中、国家・国民のためにどれだけ役に立てるのかという社会性に、それぞれのスタンスで向きあっていった。これまで、ていねいに検証されることのなかった太平洋戦争開戦後の文学について、同時代資料の広範な調査・分析に即して、言表された限りにおける文学者の言動や作品、評価軸の変動について考察する。2018年度神奈川大学学術褒賞作品である前著『日中戦争開戦後の文学場』と対をなす研究書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松本 和也(マツモト カツヤ)
    1974年、茨城県生まれ。立教大学大学院修了、博士(文学)。現在、神奈川大学国際日本学部教授
  • 著者について

    松本 和也 (マツモト カツヤ)
    1974年、茨城県生まれ。立教大学大学院修了、博士(文学)。現在、神奈川大学国際日本学部教授。著書『昭和十年前後の太宰治 〈青年〉・メディア・テクスト』(ひつじ書房、2009)、『現代女性作家の方法』(水声社、2018)ほか。論文「吉川英治作『宮本武蔵』における石井鶴三挿絵の基礎的研究」(『人文学研究所報』2019.9)、「昭和一〇年代の国民文学論――文学場のインターフェイス」(『日本研究』2019.10)ほか。

太平洋戦争開戦後の文学場―思想戦/社会性/大東亜共栄圏 の商品スペック

商品仕様
出版社名:神奈川大学出版会 ※出版地:横浜
著者名:松本 和也(著)
発行年月日:2020/05/30
ISBN-10:490627918X
ISBN-13:9784906279180
判型:A5
発売社名:丸善出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:331ページ
縦:20cm
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