国際機構間関係論-欧州人権保障の制度力学(学術選書<206>) [全集叢書]
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国際機構間関係論-欧州人権保障の制度力学(学術選書<206>) [全集叢書]

大道寺 隆也(著・文・その他)
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出版社:信山社
販売開始日: 2020/09/28
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国際機構間関係論-欧州人権保障の制度力学(学術選書<206>) の 商品概要

  • 目次

    『国際機構間関係論―欧州人権保障の制度力学(学術選書206)』
     大道寺隆也(早稲田大学政治経済学術院講師) 著

    【目  次】

    はしがき
    略語一覧

    ◆序論 《国家中心的国際機構観》とその超克
     第1節 概 論
     第2節 《国家中心的国際機構観》とその変容
      第1項 主人・代理人理論および国際機構法学
      第2項 《国家中心的国際機構観》の経験的問題
       a. 内発的変化の閑却/b. 外部要因の閑却/c. 非国家主体の過小評価
      第3項 《国家中心的国際機構観》の規範的問題
       a. 「国際機構の病理」――バーネットとフィネモアの問題提起/b. 「国際機構法学の変容」――クラベルスの問題提起
      第4項 小 括
     第3節 国際機構間関係論の意義
      第1項 経験的意義――欧州の人権保障体制の《重層性》の認識
      第2項 実践的意義――国際機構の権力性とその統御
     第4節 結 論
      第1項 本書の問いと構成
      第2項 補遺――本書における「国際機構」概念

    ◆第1章 国際機構間関係をめぐる諸理論と「異議申立」
     第1節 IORの先行研究
      第1項 レジーム複合論
      第2項 国際機構間関係アプローチ
       a. 他機構への参加研究/b. 「競合/協力」研究
     第2節 国際機構間異議申立とその理論的基礎
      第1項 「解釈共同体」論とその陥穽
      第2項 国際機構間異議申立
       a. 国際機構間異議申立とは何か/b. 国際機構間異議申立の理論的基礎
     第3節 方法論の検討

    ◆第2章 犯罪人引渡をめぐるEU-CoE関係――「相互信頼」概念の形成と変容
     第1節 問題の所在――《人権のEU》の問題化
     第2節 「欧州統合史」の相対化とIOR
      第1項 欧州犯罪人引渡条約(ECE)
      第2項 欧州犯罪人引渡条約における基本権保障
      第3項 欧州逮捕令状枠組決定の採択
     第3節 欧州逮捕令状と《机上の相互信頼》
      第1項 EAW枠組決定の概要
      第2項 EAWの実効性と相互信頼
       a. 欧州委員会にとっての相互信頼/b. 欧州司法裁判所にとっての相互信頼/c. 加盟国裁判所にとっての相互信頼
      第3項 小 括
     第4節 基本権保障を理由とした引渡拒否
      第1項 ドイツ連邦憲法裁R事件判決
      第2項 CJEUアランヨシ・カルダラル事件
      第3項 近時の動向
     第5節 結 論

    ◆第3章 欧州共通庇護体制をめぐるEU-CoE-UNHCR関係――ダブリン体制への異議申立とその影響
     第1節 問題の所在
     第2節 CEAS以前の国際制度
     第3節 CEASをめぐるEU-CoE-UNHCR関係
      第1項 ダブリン体制の概要
      第2項 第2次ダブリン規則採択に至る過程
       a. 庇護申請者送還の正当性をめぐる欧州委員会とUNHCRの対話/b. 第2次ダブリン規則の起草および交渉過程
      第3項 異議申立の法的重み――第3次ダブリン規則採択まで
       a. 第2次ダブリン体制への《批判》/b. ECtHRの《間接審査》とEUへの入力/c. 第3次ダブリン規則の立法過程
     第4節 結 論

    ◆第4章 国際テロリズム対策をめぐるEU-CoE-UN関係――標的制裁体制への適正手続導入過程の分析
     第1節 標的制裁とは
     第2節 問題の所在
      第1項 《脱委任的現象》としての標的制裁
       a. 国連安保理の権力性――義務と意思決定のヒエラルキー/b. EUの「統一的な制裁実施体制」とその含意
      第2項 標的制裁に関する研究動向における本章の位置づけ
     第3節 地域機構による異議申立
      第1項 EUによる異議申立
       a. 第1次カーディ事件判決に至るEU司法の《間接審査》/b. 欧州議会の《批判》とその意義
      第2項 CoEによる異議申立
       a. PACEのEUと国連に対する《批判》/b. ECtHRの《間接審査》
     第4節 国連安保理の対応
      第1項 フォーカル・ポイント導入に至る議論
      第2項 オンブズパーソン導入に至る議論
       a. 2008年5月MT報告書~決議1822(2008)/b. 2009年5月および10月MT報告書~決議1904(2009)
     第5節 オンブズパーソン事務局設置後の展開
      第1項 第2次カーディ事件
      第2項 オンブズパーソン事務局の権限拡大
     第6節 結 論

    ◆結論 国際機構と《多元的立憲化》
     第1節 要 約
      第1項 小問題群(sub-questions)への回答
      第2項 大問題(main question)への回答
      第3項 議論の限界と今後の課題
       a. 欧州の特殊性の問題/b. 規範の特殊性の問題
     第2節 含意と展望
      第1項 《多元的立憲化》
      第2項 《国家中心的国際機構観》への含意
      第3項 試論――《グローバルな異議申立デモクラシー》素描
     第3節 おわりに

    参考文献
    あとがき
    事項・人名索引
    判例索引
  • 出版社からのコメント

    「国際機構間関係(IOR)」の視座から、国際機構間の動態的相互作用を分析。主権国家を超えた制度力学と理論的含意を考究する。
  • 内容紹介

    ◆国際制度の形成および実施の諸過程において、国際機構の相互作用がいかなる役割を果たしているか ―「国際機構間関係」の豊かな動態◆
    国際制度の形成および実施の諸過程において、国際機構の相互作用がいかなる役割を果たしているか ― 「国際機構間関係(inter-organizational relations, IOR)」の視座から、国際機構間の動態的相互作用を分析。主権国家を超えた制度力学と理論的含意を考究する。EUと他機構の相互作用に着目、「国・際(inter-national)」関係や「国・際」法の見方を問い直し、「国際機構間関係」の豊かな動態を描き出す。
  • 著者について

    大道寺 隆也 (ダイドウジ リュウヤ)
    早稲田大学政治経済学術院講師

国際機構間関係論-欧州人権保障の制度力学(学術選書<206>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:大道寺 隆也(著・文・その他)
発行年月日:2020/10
ISBN-10:4797282363
ISBN-13:9784797282368
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:236ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
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