操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) [文庫]
    • 操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) [文庫]

    • ¥1,04532 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003334631

操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) [文庫]

価格:¥1,045(税込)
ゴールドポイント:32 ゴールドポイント(3%還元)(¥32相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月7日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:草思社
販売開始日: 2020/10/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    デジタル・テクノロジーが国境や民族を超えて繋がる自由で民主的な世界を産み出す一方で、誰にも予想できなかった事態が起こっている。SNSやビッグデータ、AIの進化が、社会システムの基層を大きく変え、「人間」そのものを変えつつあるのだ。ネットは人々の感情を増幅させ、共有される匿名の怒りが世界を分断する。データ分析は、選挙や政策決定にも影響を及ぼしている。さらにプラットフォームを握る企業が市場を独占し、AIによる労働環境は所得の格差を拡大し、社会の分断はますます拡がっていく。テクノロジーがもたらす新たな社会課題を乗り越える解決策をデータテクノロジーの専門家が指し示す。
  • 目次

    イントロダクション テクノロジーが社会を破壊する?
    テクノロジーは自由をもたらしたのか?
    人間にかわって意思決定をするもの
    民主主義はデジタルではなくアナログである

    第1章 新しき監視社会――データの力は自由意志をどのように操作しているのか
    数学的法則で人間の行動を変える
    スマホから離れられない
    ビッグデータを使うアルゴリズム
    「いいね!」であなたが何者か割り出せる
    〝ナッジ〟の見えざる手
    永続的な監視システム、パノプティコン
    コントロールされる「自由意志」
    ベンサムの「快楽計算」のアルゴリズム
    やっかいな問題は機械にまかせろ
    誰に投票すべきかはアプリが教えてくれる
    「モラル・シンギュラリティ」の発生

    第2章 「部族」化する世界――つながればつながるほど、分断されていく
    怒りを共有し「部族」として結束する
    断片化されていく時代
    ネットによって「知らなかった怒り」を知る
    直感的で感情的で本能に従って行動する
    ノイズの意味を理解する簡単な方法
    「われわれ」こそが正しく、「彼ら」は邪悪で腐敗している
    自己正当化が無限に増幅されていく
    トランプこそは「部族政治」の立役者
    真実よりも感情、客観性よりも先入観

    第3章 ビッグデータと大統領選――デジタル分析が政治のあり方を揺るがす
    大統領選と「プロジェクト・アラモ」
    共和党と「ケンブリッジ・アナリティカ」
    フォードに乗る人はトランプの潜在的支持者
    イギリスのEU離脱とビッグデータ
    フェイスブックの投稿が有権者を動かす
    「トランプの投稿は、私が書いたのよ」
    マイクロターゲティングがパラダイムシフトをもたらす
    「自分は完全に操られている!」
    ウラジーミル・プーチンのサイバー戦
    トランプの逆転大勝利の陰で起こっていたこと
    アルゴリズムとビッグデータで武装した政治家

    第4章 加速する断絶社会――AIによって社会はどうなるのか
    自動運転のトラックに同乗する
    人間の能力を超えていくディープラーニング
    新たな雇用の創出と、大量の雇用の喪失
    ルーティン・ワークと非ルーティン・ワークの段差
    テクノロジーが「不平等」をあおっていく
    ベーシックインカムの原資は誰が負担するのか

    第5章 独占される世界――ハイテク巨大企業が世界をわがものとする
    デジタル・テクノロジーが「独占」を生む
    アマゾンの優位は品揃えではなく「プラットフォーム」の支配
    そこにグーグルしかなければグーグルが有利だ
    「無料」の戦略をなぜ独占企業が採用するのか
    疑うことを知らない、幼児化した消費者市民
    力を失っていくジャーナリズム
    人びとを魅了する「カリフォルニアン・イデオロギー」

    第6章 暗号が自由を守る?――国家を否定する自由主義者たち
    「クリプトアナーキー宣言」
    暗号化が無政府主義の楽園をもたらす?
    監視や管理から解放された通貨「ビットコイン」
    誰にも記録を消せないブロックチェーン
    「すべてがつながること」の危うさ
    政治と司法に対する信頼が損なわれていく
    通貨発行権に対する真っ向からの挑戦
    「匿名」という怪物が徘徊している

    結論 ユートピアか、ディストピアか
    格差の拡大が社会そのものを分断する
    民主主義が解決できない問題は「機械」にまかせよ
    拡大する格差、機械への盲目的で過剰な依存
    シリコンバレーから逃げ出す者たち
    そして民主主義は静かに消えていくのか?

    エピローグ 民主主義を救う20 のアイデア
    モラル上の自律性を備えた主体的な市民になるよう
    共通の現実認識と妥協の精神を備えた民主主義の文化
    自由で公平、そして国民の信頼を高める選挙
    平等性の維持と社会的投資を共有する活力に満ちた中流階級
    競争力のある経済と自立した市民社会
    政府は国民の意思を実現する一方、国民に対する説明責任がある
  • 内容紹介

    デジタル・テクノロジーが国境や民族を超えて繋がる自由で民主的な世界を産み出す一方で、
    誰にも予想できなかった事態が起こっている。
    SNSやビッグデータ、AIの進化が、社会システムの基層を大きく変え、「人間」そのものを変えつつあるのだ。
    ネットは人々の感情を増幅させ、共有される匿名の怒りが世界を分断する。
    データ分析は、選挙や政策決定にも影響を及ぼしている。
    さらにプラットフォームを握る企業が市場を独占し、AIによる労働環境は所得の格差を拡大し、
    社会の分断はますます拡がっていく。
    テクノロジーがもたらす新たな社会課題を乗り越える解決策をデータテクノロジーの専門家が指し示す。

    <目次より>
    イントロダクション テクノロジーが社会を破壊する?
     テクノロジーは自由をもたらしたのか?
     人間にかわって意思決定をするもの
     民主主義はデジタルではなくアナログである
    第1章 新しき監視社会――データの力は自由意志をどのように操作しているのか
    第2章 「部族」化する世界――つながればつながるほど、分断されていく
    第3章 ビッグデータと大統領選――デジタル分析が政治のあり方を揺るがす
    第4章 加速する断絶社会――AIによって社会はどうなるのか
    第5章 独占される世界――ハイテク巨大企業が世界をわがものとする
    第6章 暗号が自由を守る?――国家を否定する自由主義者たち
    結論 ユートピアか、ディストピアか
    エピローグ 民主主義を救う20 のアイデア
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バートレット,ジェイミー(バートレット,ジェイミー/Bartlett,Jamie)
    イギリスのシンクタンク「デモス(Demos)」ソーシャルメディア分析センターのディレクター。ジャーナリスト。専門はオンライン上の社会運動やテクノロジー、ビッグデータの調査手法の研究。2018年にはBBCでシリーズ「シリコンバレーの秘密」を担当している

    秋山 勝(アキヤマ マサル)
    立教大学卒業。出版社勤務を経て翻訳の仕事に
  • 著者について

    ジェイミー・バートレット (ジェイミー バートレット)
    ジェイミー・バートレット(Jamie Bartlett)
    イギリスのシンクタンク「デモス(Demos)」ソーシャルメディア分析センターのディレクター。ジャーナリスト。専門はオンライン上の社会運動やテクノロジー、ビッグデータの調査手法の研究。著書に『闇ネットの住人たち デジタル裏社会の内幕』(CCCメディアハウス)、『ラディカルズ 世界を塗り替える〈過激な人たち〉』(双葉社)、Orwell versus the Terrorists: A Digital Short(2015)がある。2018年にはBBCでシリーズ「シリコンバレーの秘密」を担当している。

    秋山 勝 (アキヤマ マサル)
    秋山 勝(あきやま・まさる)
    立教大学卒。出版社勤務を経て翻訳の仕事に。訳書に、ジャレド・ダイアモンド『若い読者のための第三のチンパンジー』、デヴィッド・マカルー『ライト兄弟』、リチャード・ローズ『エネルギー400年史』、ジョシュア・グリーン『バノン 悪魔の取引』(以上、草思社)、ジェニファー・ウェルシュ『歴史の逆襲』、マーティン・フォード『テクノロジーが雇用の75%を奪う』(以上、朝日新聞出版)など。

操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:ジェイミー バートレット(著)/秋山 勝(訳)
発行年月日:2020/10/08
ISBN-10:4794224745
ISBN-13:9784794224743
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:社会
言語:日本語
ページ数:310ページ
縦:16cm
その他: 原書名: The People vs Tech:How the Internet is Killing Democracy(and How We Save It)〈Bartlett,Jamie〉
他の草思社の書籍を探す

    草思社 操られる民主主義―デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか(草思社文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!