バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) [単行本]
    • バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003336650

バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) [単行本]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:関西学院大学出版会
販売開始日: 2020/10/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) の 商品概要

  • 目次

    まえがき
    序論 バタイユからの社会学
     1 バタイユの社会学的意義
      (1)〈生成の社会学〉の発展
      (2)非合理的な行為の理解
      (3)社会学の源流にあった問題関心の継承と発展
      (4)バタイユの社会学的研究の課題
     2 精神分析の空間と社会学の空間
      (1)作田啓一のラカン解釈
      (2)ラカンから社会学へ
     3 〈リアル〉-〈シンボル〉-〈イメージ〉
     4 ウェーバー、フーコー、大澤真幸
      (1)ウェーバーとバタイユ
      (2)フーコーとバタイユ
      (3)大澤真幸とバタイユ

    第一章 至高性の社会学
     1 バタイユの体験──剝奪、脱自、笑い
      (1)剝奪の体験
      (2)笑いの体験
      (3)内的体験
     2 バタイユの至高性
      (1)存在と存在者
      (2)至高性と主体性
      (3)至高性と至高者
     3 三次元の社会学理論
      (1)二次元の理論から三次元の理論へ
      (2)至高性の想像的表象
      (3)言語の機能──認識と表現
      (4)交流──〈リアル〉次元のコミュニケーション
      (5)三次元のコミュニケーション──〈リアル〉〈シンボル〉〈イメージ〉

    第二章 聖社会学から生成の社会学へ
     1 バタイユと社会学
     2 社会学研究会と聖社会学
     3 カイヨワとバタイユ
     4 レリスとバタイユ
     5 デュルケームとバタイユ

    第三章 生成の社会学の方法論──体験と制度
     1 デュルケームの方法
      (1)社会学的方法の規準──対象を物のように考察する
      (2)文学の活用
      (3)沸騰の記述と共感的理解
      (4)リアルなものへのアプローチ
     2 バタイユの方法──「体験」から制度へ
      (1)不可能な体験の記述
      (2)「無神学大全」の方法
      (3)「体験」の存在論的解釈
      (4)供犠の体験と供犠の制度
      (5)『呪われた部分』の方法──認識と交感
      (6)『エロティシズムの歴史』の方法──総体と起源
      (7)『至高性』の方法──「体験」と制度の境界線
     3 〈生成の社会学〉の方法論
      (1)考察対象の選択
      (2)データの収集
      (3)データの解釈と分析

    第四章 聖なるものの社会学──体験、象徴、表象
     1 デュルケーム理論と聖なるもの
      (1)人間の二元性と聖-俗の二元性
      (2)宗教と概念的思考
      (3)積極的祭祀と暴力の問題
     2 バタイユ理論と聖なるもの
      (1)内在の聖と祝祭の誤認
      (2)聖俗の境界移動と世界観の変容
      (3)デュルケームの二元論的パースペクティブの限界
     3 〈聖なるものの社会学〉の批判的継承
      (1)集合的沸騰、聖なるシンボル、集合的思考
      (2)溶解体験、拡大体験、連鎖体験
      (3)体験、シンボル、イメージ
     結語──「主体」、自我、社会

    第五章 人間の聖性について―デュルケーム、バタイユ、アガンベン
     1 デュルケームの人格崇拝論を再考する
      (1)近代社会における人格崇拝の成立
      (2)人間の聖性は集合的沸騰から生まれるか
      (3)国民であること/人間であること
      (4)難民における尊厳の剝奪──アーレントとバウマンの分析
      (5)不可視の積極的祭祀
      (6)人間の聖性の両義性
     2 アガンベンのホモ・サケル
      (1)主権権力と剝き出しの生
      (2)人格の尊厳とホモ・サケル
     3 至高性、交流、剝き出しの生
      (1)交流と分有──バタイユとナンシー
      (2)アガンベンのバタイユ批判
      (3)剝き出しの生からリアルな生へ
      (4)嫌悪、羞恥、共苦-共熱
      (5)バタイユはアウシュヴィッツとヒロシマをどうとらえたか
    第六章 剝き出しの生と交流──難病ALSの剝奪体験をめぐる省察

    参考文献
    あとがき──〈バタイユからの社会学〉の来歴
    謝辞
    初出覚え書き
  • 出版社からのコメント

    至高性、交流、剝き出しの生といった概念に着目し、バタイユのテキストを社会学的に読解することで、社会学理論を深化させる試み
  • 内容紹介

    バタイユの著作を社会学的に読み解き、その知見を取り入れることで社会学理論を深化させる。社会学的読解は、バタイユ解釈の一つの方法にすぎないが、いまだ探索されていない鉱脈を掘り当てる試みとなりうる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岡崎 宏樹(オカザキ ヒロキ)
    1968年兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。現職、神戸学院大学現代社会学部教授。専門、社会学理論、文化社会学
  • 著者について

    岡崎 宏樹 (オカザキ ヒロキ)
    1968年兵庫県生まれ
    京都大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業
    京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学 京都大学博士(文学)
    現  職 神戸学院大学現代社会学部教授
    専  門 社会学理論 文化社会学
    主要業績 『社会学の基本 デュルケームの論点』(分担執筆,学文社,2020年)
         『はじまりの社会学―問いつづけるためのレッスン』(分担執筆,ミネルヴァ書房,2018年)
         『作田啓一 VS. 見田宗介』(分担執筆,弘文堂,2016年)
         『映画は社会学する』(分担執筆,法律文化社,2016年)
         『記憶とリアルのゆくえ―文学社会学の試み』(分担執筆,新曜社,2016年)
         『全訂新版 現代文化を学ぶ人のために』(分担執筆,世界思想社,2014年)
        

バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) の商品スペック

商品仕様
出版社名:関西学院大学出版会 ※出版地:西宮
著者名:岡崎 宏樹(著)
発行年月日:2020/10/25
ISBN-10:4862833063
ISBN-13:9784862833068
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:20cm
他の関西学院大学出版会の書籍を探す

    関西学院大学出版会 バタイユからの社会学―至高性、交流、〓き出しの生(KGUP s´erie社会文化理論研究) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!