永遠の卑弥呼 [単行本]

永遠の卑弥呼 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  古代中国の中原制覇を目指して魏・蜀・呉が激しく争う三国時代、魏による統一の野望が果たされるとき、その影は否応なく帯方東南海中の島国、邪馬台国にも大きな激動をもたらした。死を覚悟した女王・卑弥呼が魔人・イワレビコ（神武）に託す倭国の未来への祈りは果たして届くのか。『三国志』の著者、西晋の著作郎・陳寿の知りえなかった隠された真実とは。

• 目次

  プロローグ「洛陽の春」/倭国乱/イザナギの血脈/高良山会議/倭国とは何か/スサノオを継ぐ者/女王・日御子誕生 /邪馬壹国と卑弥呼/女王・日御子の願い/狗奴国の謀/永遠の卑弥呼/エピローグ「陳寿と卑弥呼」

• 出版社からのコメント

  魏志倭人伝から卑弥呼の死の真実に迫る日本古代史ノベル

• 内容紹介

  中国、西晋の著作郎・陳寿が残した「三国志」の中にある「魏志倭人伝」については、江戸時代から正邪の論争が続いてきた。しかし、２０１６年に出版された木佐敬久氏の長年の精密な研究に基づく『かくも明解な魏志倭人伝』により、ことごとくこの疑問が解消された。そして、木佐氏の著書にインスパイアされた著者が、それを日本最古の歴史書「古事記」と整合的に創作し、古代小説の形で雄大な歴史ロマンとして執筆した。卑弥呼の死の真相から、神武東征の謎まで、コロナ時代の現代日本人の民族性や価値観のルーツを、この小説で知ることができるだろう。

• 著者について

  溝口禎三 (ミゾグチテイゾウ)
  溝口税理士事務所所長、株式会社ジャムスタジオ代表取締役社長、としま未来文化財団評議員、在京三戸会会長、池袋の路面電車とまちづくりの会会長を務める。 著書に『文化によるまちづくりで財政赤字が消えた』『財政支出ゼロで220億円の新庁舎を建てる』めるくまーる刊、『阿修羅の戦い、菩薩のこころ』徳間書店刊。

永遠の卑弥呼 [単行本] の商品スペック