侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) [新書]
    • 侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) [新書]

    • ¥96830 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003338126

侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) [新書]

価格:¥968(税込)
ゴールドポイント:30 ゴールドポイント(3%還元)(¥30相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:信山社
販売開始日: 2020/10/05
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    南シナ海・東シナ海・尖閣諸島。中国の強引な海洋進出と戦略的行動。力による現状変更の企てから日本の海と領土を守る。
  • 目次

    『侮ってはならない中国―いま日本の海では何が起きているのか(信山社新書)』
     坂元茂樹(同志社大学法学部教授) 著

    【目  次】

    はしがき

    はじめに

    ◇第一部 南 シ ナ 海◇

    第一章 中国の海洋進出と「法の支配」
    1 海洋における「法の支配」を求めて
     (1) 日本の認識
     (2) 米国の認識
    2 居直る中国
     (1) 国際裁判の判決は「一枚の紙くず」か
     (2) 国際法の「促進」を語る中国

    第二章 南シナ海における中国の海洋進出
    1 海洋強国をめざす中国
     (1) 海洋強国とは何か
     (2) 外洋海軍への転換を図る中国
    2 南シナ海とはどのような海か
     (1) 領有権紛争の海
     (2) 海洋資源の宝庫である南シナ海
    3 南シナ海紛争の特殊性
     (1) 領有権紛争の複雑さ
     (2) 多国間協議の場としてのASEAN
     (3) 中国による九段線の主張
     (4) 中国による人工島の建設

    第三章 南シナ海における九段線の主張
    1 九段線とは何か
     (1) 十一段線から九段線へ
     (2) 九段線をめぐる四つの説
    2 九段線に関する中国の戦略
     (1) 中国政府の当初の理解
     (2) 中国の戦略的対応
    3 中国の国際法学者の主張とそれに対する反論
    4 周辺国の反発

    第四章 南シナ海仲裁裁判の開始
    1 訴えられた中国
     (1) 壁となるはずだった中国による紛争の選択的除外宣言
     (2) フィリピンの巧妙な訴訟戦術─権原取得紛争としての提起
    2 仲裁裁判の管轄権をめぐる争い
     (1) 中国がとった欠席戦術
     (2) 中国外交部の「見解書」の内容

    第五章 管轄権に関する南シナ海仲裁判決
    1 管轄権判決(二〇一五年一〇月二九日)
     (1) 認められた管轄権
     (2) 影の主役だった沖ノ鳥島
     (3) 人工島によって島の法的地位を獲得はできない
     (4) 中国政府の反応と中国の学会の参戦

    第六章 本案に関する南シナ海仲裁判決
    1 本案判決(二〇一六年七月一二日)
     (1) 認められたフィリピンの主張
     (2) 認められなかった中国の主張
    2 判決を無視する中国
     (1) 中国政府の反発
     (2) 中国によるASEAN諸国への外交攻勢
     (3) G20杭州サミットでの外交的勝利
     (4) フィリピンのドゥテルテ政権との二国間協議

    第七章 深まる米国との対立─南シナ海における航行の自由作戦の展開
    1 米国による航行の自由作戦
    2 軍艦の無害通航権を否定する中国

    ◇第二部 東 シ ナ 海◇

    第一章 いま日本の海で何が起こっているのか
    1 日本による尖閣諸島の領有
     (1) 日本による尖閣諸島の編入と実効支配
     (2) 中国による領有権の主張とそれに対する反論
     (3) 中国にとっての不都合な真実
    2 脅かされる尖閣諸島
     (1) 「棚上げ論」の機能
     (2) 日本の尖閣諸島の国有財産化は現状変更には当たらない
     (3) ‌日米防衛協力のための指針(二〇一五年ガイドライン)と海洋状況把握(MDA)
     (4) 中国の国内立法の動き

    第二章 尖閣諸島周辺海域における中国公船の動き
    1 東シナ海で増す中国の圧力
     (1) 日本の領海における中国公船の活動
     (2) 日本の接続水域への中国公船の入域
    2 中国は何を狙っているのか
     (1) 中国公船の意図
     (2) 中国公船の増強─進む大型化と武装化
     (3) 領空侵犯事例の増加
     (4) 執行管轄権行使の実績を狙う中国

    第三章 日本のあるべき対応
    1 日本はどう対処すべきか
     (1) 領海とは何か
     (2) 領海における外国船舶の無害通航権
    2 中国公船と無害通航権
     (1) 中国公船の航行は無害でない通航である
     (2) 中国公船の国際法上の地位と免除
     (3) 中国国内法における公船
     (4) 外国公船に対する措置
    3 日本が中国公船に対してとりうる措置
     (1) 「必要な措置」とは何か
     (2) 潜水艦の侵入事例 
     (3) 危害射撃に及んだ事例
     (4) 中国公船に対する武器の使用の可能性
    4 武器の使用に関する国際基準
     (1) 国際判例における武器の使用の基準
     (2) 求められる領海警備の充実

    第四章 強まる中国の軍事的圧力
    1 東シナ海における中国軍の動き
    2 国際海峡制度と日本の対応
     (1) 国際海峡における通過通航制度
     (2) 特定海域を設定した理由
     (3) 日本が今後考慮すべき点
    3 中国海軍によるトカラ海峡の通過問題
     (1) 日本の海峡における中国海軍の活発な動き
     (2) トカラ海峡ははたして国際海峡か

    第五章 海洋の科学的調査と日本
    1 海洋の科学的調査とは何か
    2 科学的調査に関する日本の立場
     (1) 海洋基本法がめざすもの
     (2) ガイドライン方式による規制
     (3) ガイドライン方式の弱点
     (4) 対抗立法の必要性の検討

    第六章 尖閣諸島周辺海域の中国海洋調査船への対応
    1 中国による海洋調査に関する特異事例
     (1) 東シナ海における中国による海洋調査の特異事例
     (2) 相互事前通報の枠組みの成立と違反事例の続出
    2 中国海洋調査船の取締りにおける困難性
     (1) 中国公船たる海洋調査船
     (2) 中国による違反事例をどう取り締まるのか
     (3) 政府船舶とはどの範囲の船舶をいうのか
    3 東シナ海の海洋境界画定をめぐる日中の対立
     (1) 海洋境界画定に関する国連海洋法条約の条文
     (2) 日中による境界画定をめぐる基準の対立
     (3) 国際司法裁判所の判例の変化─自然延長論から等距離原則へ

    第七章 沖ノ鳥島周辺海域の中国海洋調査船への対応
    1 大洋号事件(二〇二〇年七月)
    2 沖ノ鳥島の法的地位に挑戦する中国
     (1) 沖ノ鳥島の大陸棚の延長申請
     (2) 島の法的地位に関する一二一条の解釈問題
     (3) 分離説をとる日本
     (4) 南シナ海仲裁判決が採用した結合説

    第八章 米国の新たな動き─南シナ海および東シナ海制裁法案
    1 日米安全保障条約の適用対象たる尖閣諸島
    2 南シナ海および東シナ海制裁法案

    第九章 侮ってはならない中国 侮らせてはならない日本
    1 侮ってはならない中国
     (1) 軍事力を向上させる中国
     (2) 海洋資源の開発能力を向上させる中国
    2 侮らせてはならない日本
     (1) ジャパン・アズ・ナンバーワンから遠く離れて
     (2) 海上保安体制の強化

    おわりに

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    中国の力による現状変更の企てから、日本の海と領土をいかに守るか。正確な現状認識と危機感を共有し、「侮られない日本」をつくる。
  • 内容紹介

    ◆いま、中国の進出により、日本の海で何が起きているのか ― 日本の領土と海を守るために、いかに対処すべきかを、国際法の観点から分かりやすく論じる◆
    南シナ海、東シナ海、尖閣諸島等、海洋強国をめざす中国の海洋進出に対して、日本としていかに対処すべきか。中国の強引な海洋進出と戦略的行動といった力による現状変更から、日本の領土と海を守るために、いま日本の海で何が起きているのかを、国際法学の第一人者が、国際法の観点から分かりやすく論じる。

    図書館選書
    中国の戦略的行動といった力による現状変更の企てから、日本の海と領土をいかに守るか。いま日本の海で何が起きているのか、その正確な現状認識と危機感・関心を共有し、「侮られない日本」をつくる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂元 茂樹(サカモト シゲキ)
    同志社大学法学部教授。法学博士(神戸大学)、神戸大学名誉教授。(一財)国際法学会代表理事、国際人権法学会理事長、日本海洋政策学会理事(学術委員長)、日本海洋法研究会会長、国連人権理事会諮問委員会委員、Ocean Newsletter共同編集代表、(公財)世界人権問題研究センター所長、(公財)人権教育啓発推進センター理事長などを歴任。長い間、外務省や海上保安庁の研究会において日本の海洋政策の検討に関わった経歴をもつ。主要著・編著:『条約法の理論と実際』(東信堂、2004年、第38回安達峰一郎賞受賞)など
  • 著者について

    坂元 茂樹 (サカモト シゲキ)
    同志社大学法学部教授

侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:坂元 茂樹(著)
発行年月日:2020/09/30
ISBN-10:4797281049
ISBN-13:9784797281040
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:223ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
他の信山社の書籍を探す

    信山社 侮ってはならない中国―いま日本の海で何が起きているのか(信山社新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!