高次脳機能の神経科学とニューロリハビリテーション [単行本]
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高次脳機能の神経科学とニューロリハビリテーション [単行本]

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出版社:協同医書出版社
販売開始日: 2020/10/21
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高次脳機能の神経科学とニューロリハビリテーション の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    神経科学と行為との接続。ニューロリハビリテーションの原理。
  • 目次

    第1部 人間の高次脳機能
    第1章 注意とワーキングメモリ
     「注意する」ということ
     日常生活における注意と神経ネットワーク
     注意を説明するモデル
     注意の種類
     注意をブーストさせる覚醒・情動・報酬価値
     空間参照枠と注意
     空間におけるトップダウン注意とボトムアップ注意
     ワーキングメモリ・システム
     注意の複合システム
     社会における注意システム
    第2章 知覚とキネステーゼ
     視床のマルチモダルな機能
     視床の機能不全による多彩な臨床症状
     視知覚に関連した情報処理の全体像
     腹側視覚路における情報処理
     背側視覚路における情報処理
     能動的な体性感覚情報処理
     触知覚の鮮明化と多感覚統合処理
     腱振動刺激と運動錯覚
    第3章 言語とコミュニケーション
     言語とは
     言語野の発見と情報処理モデル
     大脳皮質のラテラリティと失語症の特徴
     音声言語処理
     語の認知と範疇化・概念化
     文の理解と生成
     言語の習得に関連する神経ネットワーク
     身体的コミュニケーションとその神経基盤
     共感と身体同調・運動共鳴
     視点取得とメンタライジングネットワーク
     二人称的神経科学とWe-mode
    第4章 自己意識とディシジョンメイキング
     「私」あるいは「自己」とは何か?
     最小自己としての身体所有感
     身体所有感の評価と神経基盤
     身体所有感の生成メカニズム
     フルボディー錯覚とアバター化
     行為主体感の概要と生成メカニズム
     行為主体感の評価と神経基盤
     この行為は誰が行ったものなのか?
     社会生活の中での行為主体感
     意思決定とは何か
     We-modeとしての共有意思決定へ

    第2部 高次脳機能障害のニューロリハビリテーション
    第5章 半側空間無視のニューロリハビリテーション
     半側空間無視とは
     視覚情報処理経路に基づく病態
     半側空間無視と非空間性症状
     半側空間無視の責任病巣およびネットワーク
     自己中心空間の無視と物体中心空間の無視
     半側空間無視の発現に関わる神経メカニズム
     従来型のUSNに対する従来型臨床介入
     ニューロモデュレーション技術の応用
     病態メカニズムに応じた臨床意思決定のために
    第6章 身体・病態失認のニューロリハビリテーション
     身体失認あるいは病態失認とは
     身体・病態失認のサブタイプ
     身体・病態失認の責任病巣とそのネットワーク
     身体・病態失認のメカニズム
     身体・病態失認に対する評価
     身体・病態失認に対するリハビリテーション
    第7章 失行のニューロリハビリテーション
     失行とは
     失行のサブタイプ
     失行の病巣とそのネットワーク
     失行のメカニズム
     失行に対する評価
     失行に対するリハビリテーション
  • 内容紹介

    神経科学と行為との接続
    ニューロリハビリテーションの原理

    本書は著者が長い間、研究や教育の中で追究してきたテーマ、すなわち著者が敬愛するロシアの神経科学者アレクサンドル・ルリヤが提唱した「ロマンティック・リハビリテーション」への具体的な道筋をつくるための思考方法と、それを支える神経科学や認知心理学、発達科学などの知識の中でもリハビリテーションに直接関わるものを厳選して構成したものです。
    さらに、著者らの研究グループによる数多くの研究成果が盛り込まれているのも、大きな特長です。

    本書ではリハビリテーションの来るべき未来像を「ニューロリハビリテーション」とし、その実践のためには「人間の脳神経系の特質とは何か」「人間の喜怒哀楽とは何か」「人間同士のつながりとは何か」…常にこうしたいくつかの難しい問いかけを携えて進まなければならないことを提言します。

    複雑をきわめる高次脳機能障害に対するリハビリテーション治療の中で、そうした複眼的な視点から人間の本質を探求する諸科学に関わる知識を活かしていくための手がかりや示唆が本書にはあふれています。
    リハビリテーション科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に好適なテキストです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森岡 周(モリオカ シュウ)
    1971年高知県に生まれる。1992年高知医療学院理学療法学科卒業。近森リハビリテーション病院、理学療法士。1995年高知医療学院理学療法学科講師。1997年佛教大学社会学部卒業。Centre Hospitalier Sainte‐Anne,Paris(France)留学。2001年高知大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士(教育学)。2004年高知医科大学大学院医学系研究科博士課程(神経科学系専攻)修了、博士(医学)。畿央大学健康科学部講師。2005年畿央大学健康科学部助教授。2007年畿央大学大学院健康科学研究科主任・教授。2013年畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター、センター長。2014年東京都立大学人間健康科学研究科客員教授

高次脳機能の神経科学とニューロリハビリテーション の商品スペック

商品仕様
出版社名:協同医書出版社
著者名:森岡 周(著)
発行年月日:2020/10/09
ISBN-10:4763910892
ISBN-13:9784763910899
判型:A5
発売社名:協同医書出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:371ページ
縦:21cm
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