ようこそ紅葉坂萬年堂(小学館文庫キャラブン!) [文庫]

ようこそ紅葉坂萬年堂(小学館文庫キャラブン!) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日々の生活に疲れ、働く意味を見失ってしまった綾瀬葵は、ある日、紅葉の美しい坂の途中にある小さな店にふらりと立ち寄った。この「紅葉坂萬年堂」は、筆記具を専門に扱う店で、年若い店主の宗方志貴はペンの知識が豊富な人物。彼から手ほどきを受けるうちに万年筆の世界に魅せられた葵は、店のスタッフに加わる決心をする。「もし、あなたがいまの生活を変えたいとお思いなら、この万年筆は、きっとあなたのお役に立ちますよ」新米店員として奮闘する葵のもとには、今日もさまざまな思いを抱えたお客様がやってくるのだが…。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  はじめての万年筆のススメ；その想いをインクにのせて；はじめてのデートのススメ；文字では伝えられないこともある；あの日、彼も救われた

• 内容紹介

  深くてアツい万年筆の《沼》へようこそ！
  
  日々の生活に疲れ、働く意味を見失ってしまった綾瀬葵は、ある日、紅葉の美しい坂の途中にある、小さな店にふらりと立ち寄った。そこには美しいペンがずらりと並んでいて、まるで小さな美術館のようだった。
  「紅葉坂萬年堂」という名前のその店は、万年筆などのペンを専門に扱う店で、年若いながらも落ち着いた店主の宗方士貴は、ペンの知識が豊富な人物。彼から手ほどきを受けるうちに万年筆の世界に魅せられた葵は、店に貼られた急募の紙に背中を押され、萬年堂のスタッフに加わる決心をした。なにより、商売道具の手を怪我して困っているという宗方の姿に、同情とほんのすこしのドキドキを感じてしまったいうのが決め手だったのだが。
  「もし、あなたがいまの生活を変えたいとお思いなら、この万年筆は、きっとあなたのお役に立ちますよ」
  万年筆を持つということは、万年筆の世界ごと手に入れるということ――。そんな宗方の言葉に深く感銘を受け、新米店員として奮闘する葵のもとには、今日もさまざまな思いを抱えたお客様がやってくる。それぞれの心の心に寄り添って、最適なペンと出会わせるという仕事に、葵はやりがいを感じるようになって……。
  
  
  図書館選書
  日々の生活に疲れた綾瀬葵がふらりと立ち寄ったのは、紅葉の美しい坂の途中にある、小さな美術館のようなペンの専門店だった。店長の宗方士貴の説明で万年筆に魅せられた葵は、いきなりその店に転職する決意をして！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  神尾 あるみ(カミオ アルミ)
  第一回富士見ノベル大賞・審査員特別賞を受賞し、２０１９年に『民俗学研究室の愁いある調査その男、怪異喰らいにつき』を刊行

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