文字禍・牛人(角川文庫) [文庫]

文字禍・牛人(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  古代アッシリヤの大王は、毎夜図書館に出没すると噂される「文字の霊」について、老博士に調査を命じる。博士は万巻の書に目を通すがそれらしい説はない。ある日、ひとつの文字を終日凝視していると、いつしかその文字が解体し、意味の無いひとつひとつの線の交錯としか見えなくなった。この発見を手初めに、文字の霊の性質が次第に判って来たのだが…（「文字禍」）。知られざる傑作６篇を選りすぐって収録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  狐憑；木乃伊；文字禍；牛人；斗南先生；虎狩

• 出版社からのコメント

  中島敦の知られざる傑作６編を選りすぐって収録！

• 内容紹介

  アッシリアにある世界最古の図書館には、毎夜文字の精霊が出るという。文字に支配される人間を寓話的に描いた「文字禍」をはじめ、「狐憑」「木乃伊」「虎狩」等人間の普遍を目指した著者の傑作6篇を収録。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中島 敦(ナカジマ アツシ)
  東京四谷に生まれる。昭和８年、東大国文科卒。横浜高女で教鞭を執りつつ、作家を志し、「山月記」等発表。昭和１７年１２月、３３歳の若さでぜんそくの悪化により夭折。死後に「弟子」「李陵」等が発表され、その異才が惜しまれた

• 著者について

  中島　敦 (ナカジマ　アツシ)
  東京四谷に生まれる。昭和８年、東大国文科卒。横浜高女で教鞭を執りつつ、作家を志し、「山月記」等発表。昭和17年12月、33歳の若さでぜんそくの悪化により夭折。死後に「弟子」「李陵」などが発表され、その異才が惜しまれた。

文字禍・牛人(角川文庫) [文庫] の商品スペック