がんと外科医(岩波新書) [新書]
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/11/24
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がんと外科医(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二人に一人はがんになると言われているいま、外科手術は、がん治療の中心的な存在である。がんの中でも難治とされる肝がんや膵がんの外科治療の最前線にいる著者が、外科手術の実際、肝胆膵がん治療の開発研究の軌跡と最新の状況、さらと師と仰ぐ外科医からの指導、患者から学んだことなどを、日々の想いとともに綴る。
  • 目次

     はじめに

    Ⅰ 外科医の日々
     1 肝臓がん手術の一日
      カンファレンスと回診
      手術が始まる
      患者さんとの約束
      肝臓が現れる
      肝臓を浮かせる
      肝授動に必要な忍耐
      出血を減らすために
      超音波を武器に
      道しるべは肝静脈
      麻酔科医からの信頼
      一〇時間の手術を経て
     2 手術を描き、記録する
      脳が蘇らせる手術の風景
      ゴールデンタイムのデフォルメ
      手術イメージ再現の効用
     3 他院での手術
      手術の依頼
      大切なのは我慢
      患者さんの無事を

    Ⅱ 肝臓、胆道、膵臓
     1 肝 臓
      体内で最大の臓器
      大樹のように
      肝障害が進行すると
      胆汁の産生
     2 胆 道
      胆汁を十二指腸に運ぶ道
      閉塞性黄疸
     3 膵 臓
      内臓の深部に存在
      外分泌と内分泌
     4 肝臓がん
      肝臓がんの分類
      肝細胞がんとは
      肝細胞がんの治療法
      肝細胞がん治療のトピック
     5 胆道がん
      胆道の三種類のがん
      胆道がんの治療法
     6 膵がん
      膵がんの成績
      膵がんの性質
      進行した膵がんの治療法
      切除可能な膵がんと補助化学療法

    Ⅲ 肝胆膵外科医への軌跡
     1 地域基幹病院の外科部長からの学び
      外科研修先の決定
      外科修行
      患者さんへの向き合い方
      やさしさと厳しさと、探究心
     2 肝胆膵外科の師との出会い
      レジェンドのオーラ
      肝細胞がんの外科治療
      幕内基準
      肝系統的亜区域切除
      師と弟子たち
      フェアーな師
      日本の生体肝移植の現状
      東京大学における生体肝移植
      肝移植後の合併症との闘い

    Ⅳ 肝胆膵がんへの挑戦
     1 肝機能に基づいた肝区域切除
      肝臓手術の開発と教育
      危険だった肝臓手術
      ICGを用いた肝切除基準
      間歇的肝門遮断
      術中超音波の活用
      肝臓の最深部の切除
     2 肝門部領域胆管がんの切除と門脈塞栓術
      肝門部領域胆管がんの手術とは
      術前門脈塞栓術
      PVEを併用した成績
     3 両葉多発肝転移に対する二期的肝切除とALPPS
      大腸がんの肝転移に対するあきらめない肝切除
      部分切除が良い理由
      肝転移に対するPVEの併用と限界
      フランスの二期的肝切除
      新しい二期的肝切除ALPPSの功罪
      ALPPS変法手術の考案
     4 膵がん補助療法開発の歴史
      ゲムシタビンの登場
      拡大郭清手術の時代
      拡大郭清から手術後の補助療法へ

    Ⅴ 術後合併症を減らすために
     1 術後合併症との対峙とリスク管理
      合併症とは
      術後の患者さんの容態の変化
      肝臓の切除に伴う合併症
      膵臓の切除に伴う合併症
     2 出血の少ない肝臓の切除をおこなうために
      出血の少ない肝切除の必要な理由
      出血を減らす秘策
      座って手術をする理由

    Ⅵ 患者からの学び
     1 ある患者さんとの出会い
      学ぶ患者、ともに闘う患者
      術後の生活
      「患者力」を感じる
      主治医として患者さんについて考えること
     2 再発と対峙する
      再発の告知
      コンバージョン手術
      患者さんと同じ方向を向く
      化学療法、コンバージョン手術、そして、化学療法
      坂井さんからの問い

    Ⅶ 未来への課題
     1 リスクへの対峙と教育
      手術のリスク
      術前診断と手術の適応
      ビッグデータを用いた併存症と合併症の解析
      リスクの高い手術を引き受けるために
      リスクの高い手術での剝離操作
     2 外科医の働き方を考える
      外科医の減少
      外科医の働き方改革
      腹腔鏡下手術の導入
     3 外科技術の伝承

     あとがき
     文献注
  • 出版社からのコメント

    肝がん、膵がん治療・手術の最前線にいる外科医が医学的な状況、患者からの学びなどを綴る。
  • 内容紹介

    二人に一人はがんになると言われているいま、様々な治療法が研究されている。そのなかで外科手術は、がん治療の根幹である。外科医として、肝がん、そして難治性の膵がんの治療・手術の最前線にいる著者が、肝胆膵のがんの外科的治療の開発研究の軌跡と最新状況、さらに外科医の日常、師からの指導、患者からの学びなどを綴る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    阪本 良弘(サカモト ヨシヒロ)
    1967年生まれ。92年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第二外科、国保旭中央病院などを経て、2001年癌研究会附属病院消化器外科、03年国立がんセンター中央病院肝胆膵外科、10年同医長。11年東京大学医学部肝胆膵外科、人工臓器・移植外科講師、15年同准教授。18年から杏林大学医学部消化器・一般外科教授、19年同付属病院肝胆膵外科診療科長
  • 著者について

    阪本 良弘 (サカモト ヨシヒロ)
    阪本良弘(さかもと よしひろ)
    1967年生まれ。92年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第二外科、国保旭中央病院などを経て、2001年癌研究会附属病院消化器外科、03年国立がんセンター中央病院肝胆膵外科、10年同医長。11年東京大学医学部肝胆膵外科、人工臓器・移植外科講師、15年同准教授。18年から杏林大学医学部消化器・一般外科教授、19年同付属病院肝胆膵外科診療科長。
    編著書『手術の流儀』(國土典宏編集、南江堂)がある。英文論文多数。

がんと外科医(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:阪本 良弘(著)
発行年月日:2020/11/20
ISBN-10:4004318564
ISBN-13:9784004318569
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ ※193,4P
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:148g
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