政治と複数性―民主的な公共性にむけて(岩波現代文庫) [文庫]
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政治と複数性―民主的な公共性にむけて(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/11/17
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政治と複数性―民主的な公共性にむけて(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    余計者を無視し、黙殺し、遠ざけようとする脱‐実在化の暴力に抗し、一人ひとりの政治的存在者としての現われを保障しあう、新たな社会統合の可能性とは。コロナ・パンデミックに照らして本書の論点と直視すべき課題を整理する「岩波現代文庫版あとがき」を付す。
  • 目次

     はじめに――「見棄てる」という暴力に抗して

    I

    第一章 デモクラシーと複数性
     一 政治的存在者としての処遇
     二 ラディカル・デモクラシーの条件
     三 人びとの間の複数性と内的複数性
     四 自己倫理の政治的含意
     五 受苦への応答と意見の政治
    第二章 デモクラシーと社会統合
     一 社会の脱-統合化への対応
     二 ナショナルな統合の再生――リベラル・ナショナリズム
     三 ポスト・ナショナルな社会統合の構想――憲法パトリオティズム
     四 デモクラシーによる社会統合

    II

    第三章 表象の政治/現われの政治
     一 現われの封鎖
     二 現われの空間と表象の停止
     三 アゴニズムと反本質主義
     四 パーリアと政治的抵抗の公共圏
     五 「聴くこと」の政治
    第四章 公共性の二つの次元
     一 公共性と非共約性
     二 生の二元化――ビオスとゾーエー
     三 ニーズ解釈の政治
     四 セキュリティ・ユニット
     五 「見棄てられた境遇」と親密圏
     六 現われの公共性

    III

    第五章 社会の分断とセキュリティの再編
     一 自然状態の黙認?
     二 「社会的なもの」と集合的なセキュリティ
     三 集合的セキュリティの後退
     四 能動的な自己統治
     五 社会的排除とアンダークラス
     六 生活空間の隔離
     七 自由の社会的条件
    第六章 社会的連帯の理由
     一 社会の持続可能性と連帯
     二 社会的連帯とその現状
     三 社会的連帯による生活保障
     四 社会的連帯の理由
    第七章 親密圏のポリティックス
     一 親密圏の再-記述
     二 親密圏と場所の剝奪
     三 社会的なものと親密圏
     四 親密圏の危機
     五 親密圏の政治

    IV

    第八章 政治的責任の二つの位相
     一 不正義の感覚
     二 集合的責任としての政治的責任
     三 政治文化の継承
     四 「日本人」としての名指し
     五 普遍的責任としての政治的責任
    第九章 丸山眞男における多元化のエートス
     一 ナショナル・デモクラシーから結社形成的デモクラシーへ
     二 「権力の偏重」と価値の多元化
     三 正統的思考の問題化
     四 精神的雑居性と惑溺の間
     五 「土着主義」批判という陥穽
     六 経験の単独性とアイデンティティの相剋

     あとがき
     岩波現代文庫版あとがき
     注
  • 出版社からのコメント

    脱-実在化の暴力に抗し、一人ひとりの現われを保障する。開かれた社会統合の可能性を探究する書。
  • 内容紹介

    「余計者」を無視し、黙殺し、遠ざけようとする脱-実在化の暴力に抗し、それぞれの位置から語られる言葉に敬意を払い、一人ひとりの政治的存在者としての現われを相互に保障しあう。アーレントやハーバーマスの議論を踏まえ、排他的な同質性の政治を批判的に問い直す、内向きに閉じない社会統合の可能性を切り開く書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    齋藤 純一(サイトウ ジュンイチ)
    1958年生まれ。早稲田大学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。政治理論・政治思想史専攻。『岩波講座 政治哲学』の編集委員を務める
  • 著者について

    齋藤 純一 (サイトウ ジュンイチ)
    齋藤純一(Junichi Saito)
    1958年生まれ。早稲田大学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。政治理論・政治思想史専攻。『岩波講座 政治哲学』の編集委員を務める。著書に『公共性』『自由』(岩波書店)、『不平等を考える──政治理論入門』(ちくま新書)、『ロールズを読む』(共著、ナカニシヤ出版)、訳書(共訳)にJ.ロールズ『ロールズ政治哲学史講義』全2冊(岩波現代文庫)、H.アーレント『アーレント政治思想集成』全2冊(みすず書房)、R.ローティ『偶然性・アイロニー・連帯──リベラル・ユートピアの可能性』(岩波書店)、M.ウォルツァー『政治的に考える──マイケル・ウォルツァー論集』(風行社)ほか

政治と複数性―民主的な公共性にむけて(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:齋藤 純一(著)
発行年月日:2020/11/13
ISBN-10:4006004265
ISBN-13:9784006004262
旧版ISBN:9784000236782
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:386ページ ※334,52P
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:244g
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