幻想と怪奇〈4〉吸血鬼の系譜―スラヴの不死者から夜の貴族へ [単行本]

幻想と怪奇〈4〉吸血鬼の系譜―スラヴの不死者から夜の貴族へ の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「漆黒のマントの陰に」「闇夜の血族」「深紅の饗宴」「黄昏時の隣人たち」の四部構成。資料・海外吸血鬼小説リスト。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ルエラ・ミラー・新訳（メアリ・Ｅ．ウィルキンズ＝フリーマン）；モートンの怪死（アルジャーノン・ブラックウッド）；憑かれた館（Ｅ．ネスビット）；吸血鬼の一家―ある外交官の回想録より・新訳（Ａ．Ｋ．トルストイ）；ショートショート・われらは伝説（井上雅彦）；血の末裔・新訳（リチャード・マシスン）；ストラゲラ（ヒュー・Ｂ．ケイヴ）；死、またの名を吸血鬼（ロバート・ブロック）；破滅を誘う唇（コーネル・ウールリッチ）；妖しい婦人・初刊版（Ｄ．Ｈ．ロレンス）；ショートショート・ふさぎの虫のジェニー（安土萌）；「いとしのクレメンタイン」（レアード・バロン）

• 内容紹介

  　スラヴ地方を中心に古くから広範に伝わる、よみがえる死者の伝説は、ワラキアの「串刺し公」ヴラド三世（1431?~76）と融合され、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』（1897）となった。その後、さまざまな分野での追随作品は数かぎりなく、吸血鬼たちは時代につれ、あまりに馴染み深すぎる存在になっていった。だがそれでも、かれらがもたらす恐怖と蠱惑は、今も潜んでいる――そう、私たちのすぐそばに。
  　今夜は出かけてみませんか。ひさしぶりに昔の友に－－恐るべき、しかし愛すべき、夜の貴族たちに会うために。

幻想と怪奇〈4〉吸血鬼の系譜―スラヴの不死者から夜の貴族へ の商品スペック