自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 [単行本]
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自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2020/11/20
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自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 の 商品概要

  • 目次

    まえがき 
     
    序章  外界適応と内界適応 
        1 雑談や無駄話は人間ならでは
        2 自分と外界とのかかわりを認識する
        3 外界適応の結果としての内界 
        4 外界適応と内界にはズレがある 
        5 内界をつくる学問という営み 
        6 内界に適応しつつ外界にかかわる 

    1章  主体性のジレンマ  
       なぜ反抗するとスカッとするのか 
        1 われわれは主体性の自覚を求めている 
        2 主体と主体性の自覚とは
        3 他者の期待は主体性を自覚させにくくする 
        4 他者の期待に邪魔されない工夫 
        5 他者の期待に沿うことの悪影響を減らすには
        6 主体性の認識には期待が不可欠
        7 他者の期待に沿わないことで主体性は自覚される
        8 主体性の自覚のたもの反抗 
        9 良い自己評価を求めている 
        10 自己評価を求める理由 
        11 ここに現れる主体性のジレンマ 
        12 ジレンマ解決の必要性と可能性 
        13 解決のメカニズム 
        14 役割形成集団でのジレンマ解決 
        15 ジレンマ解決と本来の自己の成立 

    2章  一貫性のジレンマ  
        なぜ引きこもって「自分探し」をしてしまうのか 
        1 われわれは自己の一貫性を求めている 
        2 自己の一貫性はどこで問題となるのか
        3 自己の一貫性が得られない場合の癒やし  
        4 集団間の転入出における自己の一貫性 
        5 内界だけを一貫させる工夫も
        6 かかわる集団は増加の一途
        7 集団間の転出入も増加 
        8 集団ごとに変化するのが適応的 
        9 ここに現れる一貫性のジレンマ 
        10 変化しなければ一貫性のジレンマは解決しない 
        11 異動性の役割形成集団でのジレンマ解決 
        12 異なる期待が活かされて積み上がる 
        13 ジレンマ解決と本来の個人的アイデンティティの成立 

    3章  仲間感のジレンマ  
       なぜ暇なほど「いじめ」が起きるのか 
        1 外界とのかかわりで求められるのは 
        2 外界とのかかわりを他者と類似させる 
        3 外界とのかかわりが類似する他者を求める 
        4 外界とのかかわりを類似させるのは何のためか 
        5 外界適応に否定的な場合もある
        6 自明な問題までも他者と類似させる意味 
        7 求めているのは内界での仲間感 
        8 仲間感は相対的に変動する 
        9 無意味なはずの仲間もつくってしまう 
        10 ここに現れる仲間感のジレンマ
        11 仲間感を求めて起きる「いじめ」 
        12 仲間感のジレンマの解決へ
        13 外界の具体的課題を重視すること 
        14 集団的分業でのジレンマ解決
        15 ジレンマ解決と本来の社会的アイデンティティの成立

    終章 その後の外界と内界 
        1 ここまでのまとめ
        2 3つのジレンマの同時解決
        3 自分というジレンマの今後 
     
    あとがき 
    引用文献    
    索  引
  • 出版社からのコメント

    主体性、一貫性、仲間。自分を大事にすると現れる3つのジレンマを乗り越え,社会と自己をどう統合するか論じた社会心理学の理論書
  • 内容紹介

    自分の主体性がたもたれているか,自分には一貫性があるか,仲間が確保されているか,社会とのつながりがつねに確保されているか,批判・反抗・反問する先に何が見えているか……
    人生はつねに選択を迫る。
    選択は自分でできているか,他に流されていないか,ジレンマをどのように乗り越えるか。

    それらの解決と、社会と自己の統合のメカニズムを、わかりやすい例を挙げながら論じた社会心理学の理論書。


    ●著者紹介
    田島 司(たじま・つかさ)
    北九州市立大学文学部教授。
    学習院大学人文科学研究科博士後期課程単位修得退学。
    博士(心理学)。
    専門は社会心理学。
    主著に『現代社会を社会心理学で読む』(分担執筆 ナカニシヤ出版 2009),
    『社会心理学のストーリー―無人島から現代社会まで』(ナカニシヤ出版 2012)
    がある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田島 司(タジマ ツカサ)
    北九州市立大学文学部教授。学習院大学人文科学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(心理学)。専門は社会心理学
  • 著者について

    田島 司 (タジマ ツカサ)
    北九州市立大学文学部教授。
    学習院大学人文科学研究科博士後期課程単位修得退学。
    博士(心理学)。
    主著に,『現代社会を社会心理学で読む』(分担執筆,ナカニシヤ出版,2009),「自己概念の多面性と精神的健康との関係―女子大学生を対象とした調査―」(心理学研究,81,523-528,2010),「社会的文脈間における自己の一貫性について―「本当の自分」が現れていると感じることとの関連から―」(北九州市立大学文学部紀要,15,31-37,2008)など。

自分というジレンマ―批判・反抗・反問する私たちの射影 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:田島 司(著)
発行年月日:2020/10/31
ISBN-10:477951505X
ISBN-13:9784779515057
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:155ページ
縦:19cm
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