新国家と国際社会(芹田健太郎著作集〈第11巻〉―国際法・国際人権法) [全集叢書]
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新国家と国際社会(芹田健太郎著作集〈第11巻〉―国際法・国際人権法) [全集叢書]

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販売開始日: 2020/10/28
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新国家と国際社会(芹田健太郎著作集〈第11巻〉―国際法・国際人権法) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    国家承認制度から見えた普遍的国際社会の成立。「とき」と「ところ」を生きる「人」と「国」を見る、具体的人間観・具体的国家観を構築。歴史や先例から人間の知的営為を凝視し、超国家的な、人類の共同意思によって支持される国際法・国際人権法を希求する。
  • 目次

    『新国家と国際社会(芹田健太郎著作集第11巻)』
     芹田健太郎(神戸大学名誉教授) 著

    【目  次】

    著作集 はしがき

    ◇第一編 第二次大戦後五〇年の国家独立◇

    第一章 植民地からの独立と承認
     はじめに
     一 戦後の新国家誕生――非植民地化
     二 対日平和条約発効前に独立した新国家の日本による承認
      (一) 各国の独立の経緯
       ①ビルマ ②カンボジア ③セイロン ④インド ⑤インドネシア ⑥イスラエル ⑦ヨルダン ⑧ラオス
       ⑨レバノン ⑩リビア ⑪パキスタン ⑫フィリピン ⑬シリア ⑭ベトナム
      (二) 日本による承認
       (1) 特別措置による黙示承認
       (2) 対日平和条約締結による黙示承認
     三 新国家誕生の形態と国家承認
      (一) 主権移譲の場合の自動的承認
      (二) 分離独立の場合の慎重な承認
       (1) ギニア=ビサウの承認とローデシアの不承認
       (2) バングラデシュの承認とビアフラおよびカタンガの不承認
     四 国家の分裂・結合と承認
      (一) 国家結合と承認
      (二) 国家の分裂と承認
     五 国家承認の法的性質
     おわりに

    第二章 太平洋・カリブ海の島嶼国の独立
     はじめに
     一 太平洋の島嶼国の独立
     二 カリブ海諸国の独立
      (一) 西インド連邦の成立と解体
      (二) 西インド連合州からの独立
      (三) その他のカリブ海諸国
     三 極小国の独立
     おわりに

    第三章 社会主義連邦諸国の解体と国家承認
     はじめに
     一 ソビエト連邦の解体
      (一) バルト諸国
      (二) CIS諸国
       (1) スラブ系三共和国
       (2) 中央アジア五共和国
       (3) ザカフカス(外コーカサス)地方諸国
       (4) モルドバ
      (三) 国家承認についての若干の結論
     二 ユーゴスラビア連邦の解体
      (一) スロベニア、クロアチア
      (二) ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア
      (三) セルビア、モンテネグロ
      (四) 条件付き承認――ヨーロッパの介入
       (1) 東方問題処理のベルリン条約(一八七六・七・一三)
        一八七五年のボスニア・ヘルツェゴビナ蜂起/露土戦争とサン=ステファノ条約(一八七八・三・三)
        英墺等の反発と独主宰のベルリン会議――ベルリン条約(一八七八・七・一三)/ベルリン条約に対する各国の評価
       (2) ユーゴスラビアおよび新国家の承認に関するEC宣言(一九九一・一二・一六)
     三 チェコ及びスロバキア連邦の解体
     おわりに

    ◇第二編 承認論と国際社会◇

    第四章 承認制度の今日的意義
     はじめに――分析の視点
     一 ヨーロッパ王朝間関係と「承認」
     二 米国の独立とフランス革命のインパクト
     三 一九世紀末東洋諸国の「承認」論議
     四 承認要件論・不承認主義の提起する問題
     おわりに 新生諸国の承認と政府承認の問題点――非植民地化の大波

    第五章 国家承認学説の批判的検討
     はじめに
     一 戦間期学説
     二 一九八〇年代の学説
      (一) 戦後の田畑承認論とその影響
      (二) 宣言的効果説の優位
     三 先行諸学説の批判的摂取――山本説を中心に
      (一) 国際社会、国際法、国際法主体に関する見方
      (二) 国家承認学説の対立と評価
       (1) 創設的効果説とその評価・批判
       (2) 宣言的効果説とその評価・批判
       (3) 小  結…207
     四 承認の法的効果と不承認政策
     おわりに

    第六章 国家承認制度の再検討
     はじめに
     一 「事実」の法体系への位置づけ――法と政治の峻別
     二 承認制度をめぐる学説の争点
      (一) 問題の所在
      (二) 国家の法主体性――法人格は法の創造である
      (三) 国際社会の捉え方――国際社会は必然社会となった
       (1) 国際社会の内と外
       (2) 合意的社会から必然的社会へ
     三 第二次大戦後の国家慣行と国家の法意識
      (一) 承認慣行の傾向――承認はほぼ自動的かつ明示的
       (1) 承認はほぼ自動的
       (2) 承認は明示が原則
      (二) 新国家と承継――承継の日は独立の日
      (三) 新国家と慣習法の適用
      (四) 小結――権利能力の始期は誕生、終期は消滅
     四 承認要件すなわち国家性の要件に新しい要件が付加されたか
      (一) 独立の正統性――自決権またはその土地に住む多数者の意思(民主性)
      (二) 人の統治の正統性――人権、とくに少数者の尊重
      (三) 小結――自決権は国家性の要件、人権尊重はすべての国家の義務
     おわりに

    第七章 新国家誕生の形態と国家承認再論
     はじめに
     一 主権移譲の場合の承認
     二 分離独立の場合の承認
       (1) ギニアビサオの承認
       (2) バングラデシュの承認
       (3) ローデシアの不承認およびビアフラとカタンガの不承認
     三 国家の分裂と結合
       (1) 国家結合と承認
       (2) 国家の分裂と承認
     おわりに

    第八章 いわゆる分裂国家の承認――一民族・二国家から統一国家へ――
     序
      (一) ド イ ツ
      (二) ベトナム
      (三) 朝  鮮

    第11巻あとがき
  • 内容紹介

    ◆第11巻は、戦後の国家慣行と法意識を基軸にした国家承認制度から見えた、普遍的国際社会の成立。多様な国家及び政府の承認の機能と限界を、歴史的展開の中で探る。◆  
    「とき」と「ところ」を背景に「人」と「国」を見る、具体的人間観、具体的国家観を構築。歴史や先例から人間の知的営為を凝視し、超国家的な人類の共同意思によって支持される国際法・国際人権法を希求する。第11巻は、戦後の国家慣行と法意識を基軸にした国家承認制度から見えた、普遍的国際社会の成立。多様な国家及び政府の承認の機能と限界を、歴史的展開の中で探る。
  • 著者について

    芹田 健太郎 (セリタ ケンタロウ)
    神戸大学名誉教授

新国家と国際社会(芹田健太郎著作集〈第11巻〉―国際法・国際人権法) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:芹田 健太郎(著)
発行年月日:2020/10/25
ISBN-10:479728191X
ISBN-13:9784797281910
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
その他:新国家と国際社会
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