西遊詩巻―頼山陽の九州漫遊 [単行本]
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西遊詩巻―頼山陽の九州漫遊 [単行本]
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西遊詩巻―頼山陽の九州漫遊 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2020/12/12
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西遊詩巻―頼山陽の九州漫遊 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    200年前、九州を旅した才気煥発の文人・頼山陽。旅行中に揮毫した墨蹟淋漓の漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。
  • 目次

    まえがき

    Ⅰ章 漢詩人頼山陽の九州漫遊
    一、はじめに
    二、西遊の動機と『日本外史』
    三、計画のない旅
    四、西遊中の漢詩の評価
    五、西遊中の漢詩の特色
    六、「西遊詩巻」の価値
    七、耶馬渓の発見

    Ⅱ章 西遊する頼山陽と『杜韓蘇古詩鈔』
    一、いかにして詩材を貯えたか
    (一)頼山陽の漢詩/(二)「中原一髪青何在」の句をいかに得たか/(三)自編の選集『杜韓蘇古詩鈔』
    二、『韓蘇詩鈔』に見る山陽の文学観
    (一)杜詩を読むために韓蘇の詩を読む/(二)韓詩・蘇詩の特色を新たに見出す/(三)蘇軾詩に見る「士大夫の善謔」
    三、西遊中の詩と杜詩・韓詩・蘇詩
    (一)杜甫からの影響/(二)韓愈からの影響/(三)「雲か山か……」と蘇詩/(四)蘇詩からの借用/(五)頻用した蘇詩の典故
    四、おわりに

    Ⅲ章 「西遊詩巻」と二つの跋文
    一、はじめに
    二、『山陽先生真蹟西遊詩』について
    三、重野成斎・頼支峰の跋について

    Ⅳ章 「西遊詩巻」訳注
    一、はじめに
    二、「西遊詩巻」訳注

    Ⅴ章 下関と頼山陽
    一、はじめに―下関に来た山陽
    二、山陽が描く下関の風景
    三、壇ノ浦の戦いと先帝会
    四、下関の遊女たち
    五、酒と芸術
    六、客情
    七、おわりに

    Ⅵ章 頼山陽と下関の商人広江殿峰
    一、はじめに
    二、広江殿峰の生涯と人となり
    三、山陽と殿峰の出会い
    四、下関での山陽と殿峰
    五、殿峰の死とその後
    六、おわりに

    附録

    1 探訪・京都の漢学
    一、はじめに
    二、藤原惺窩とその門下
    三、石川丈山と元政
    四、山崎闇斎と崎門学派
    五、伊藤仁斎と貝原益軒
    六、石田梅岩の心学
    七、経学と詩文の分離
    八、寛政異学の禁と考証学
    九、海保青陵と頼山陽
    十、おわりに

    2 入谷仙介先生の教え
    3 「西遊詩巻」影印 ?附『山陽先生真蹟西遊詩』跋文

    主要参考文献
    初出一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    200年前、九州を旅した文人・頼山陽。旅行中に揮毫した漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。
  • 内容紹介

    200年前、九州を旅した才気煥発の文人・頼山陽。旅行中に揮毫した墨蹟淋漓の漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。
    --------------------
    山陽が書き残した膨大な著作の中から、本書では特に「西遊詩」、すなわち九州漫遊中の漢詩に焦点をあてる。その大半は『山陽詩鈔』に収録され、さらに旅先で知人のために書いた「西遊詩巻」と称する巻子本はそれに漏れる詩も含んでいる。「西遊詩巻」の全作品に訳注を施してその価値を明らかにするとともに、九州行きの前後に滞在した下関での山陽についてもとり上げ、当地で作られた詩文から彼と下関の結びつきや、当地の商人広江殿峰(一七五六~一八二二)との交遊について概略を窺った。なお付録として山陽が生きた江戸時代の京都における漢学に関して概況を述べ、山陽に関する著書のある研究者入谷仙介(一九三三~二〇〇三)を追悼する文章も収めた。さらに巻末には「西遊詩巻」やそれにまつわる跋文を影印で示して参考に供した。
    九州漫遊から約二百年を経た今、漢詩人としての頼山陽について、「西遊詩巻」を中心に改めてその存在意義を振り返る機会になればと願っている。
    (「まえがき」より)
    --------------------
    【目次】
    まえがき
    I章 漢詩人頼山陽の九州漫遊
    II章 西遊する頼山陽と『杜韓蘇古詩鈔』
    III章 「西遊詩巻」と二つの跋文
    IV章 「西遊詩巻」訳注
    V章 下関と頼山陽
    VI章 頼山陽と下関の商人広江殿峰
    附録
    1 探訪・京都の漢学
    2 入谷仙介先生の教え
    3 「西遊詩巻」影印  附『山陽先生真蹟西遊詩』跋文
    主要参考文献 
    初出一覧 
    あとがき

    図書館選書
    200年前、九州を旅した文人・頼山陽。「雲か山か呉か越か」で人口に膾炙する「泊天草洋」ほか多数の詩を作った。その初案等を揮毫した墨蹟淋漓の漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    谷口 匡(タニグチ タダシ)
    1963年鳥取県生まれ。1990年筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科(各国文学専攻)満期退学。筑波大学助手、下関市立大学助教授などを経て、京都教育大学教育学部教授
  • 著者について

    谷口 匡 (タニグチ タダシ)
    1963年鳥取県生まれ。1990年筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科(各国文学専攻)満期退学。筑波大学助手、下関市立大学助教授などを経て、現在、京都教育大学教育学部教授。[著書]『読み継がれる史記――司馬遷の伝記文学』(塙書房、2012年)、『徐文長』(共著、白帝社、2009年)、『唐寅』(共著、白帝社、2015年)など。

西遊詩巻―頼山陽の九州漫遊 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:谷口 匡(著)
発行年月日:2020/12/10
ISBN-10:4831877360
ISBN-13:9784831877369
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:284ページ
縦:20cm
厚さ:2cm
重量:404g
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