動く・集まる(生態人類学は挑む〈SESSION 1〉) [全集叢書]
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動く・集まる(生態人類学は挑む〈SESSION 1〉) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2020/12/21
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動く・集まる(生態人類学は挑む〈SESSION 1〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    砂漠、山岳、熱帯雨林、そして海…死を招く苛酷な環境を越えてもなぜ、ヒトは「ここではない、どこかへ」向かうのか?「移動」と「定住」に焦点をあて、グローバル化し複雑になる世界の根源を探る。
  • 目次

    序  大塚柳太郎

    第I部 「動く」ことで生きる--空間利用の生物文化適応

    第1章 「動く」ことで形作られるチンパンジー社会[中村美知夫]
     はじめに
     1 チンパンジーとその社会
     2 「動く」ことで「集まる」--離合集散
     3 日常を超えて「動く」--メスの移出入
     4 集団レベルでの大規模移動
     おわりに

    第2章 コンゴ盆地熱帯雨林の狩猟採集生活[佐藤弘明]
     はじめに
     1 狩猟採集生活の試行
     2 試行で採捕された食物
     3 試行における食物採捕活動
     4 狩猟採集生活試行の意味

    第3章 マレー半島の狩猟採集民スマッ・ブリ--移動性と資源利用[口蔵幸雄]
     はじめに
     1 オラン・アスリとスマッ・ブリ
     2 移動狩猟採集時代の生活(1960年代前半まで)
     3 商取引用のトウ採集開始後の生活(1960年代中頃から)
     4 保留地スンガイ・ブルア村での定住生活(1970年代後半から)
     5 地域開発とイスラム同化政策下での生活(1980年代半ば以降)
     6 考察

    第4章 「動く」戦略からみたオセアニアにおけるヒトの移住史[小野林太郎]
     はじめに
     1 海を越えた狩猟採集民とオセアニアヘの人類移住
     2 ニア・オセアニアヘ移住した人類の多様な環境適応
     3 農耕民の登場とオセアニアヘの第二幕の移住
     4 リモート・オセアニアヘ移住した人類の島嶼適応と居住戦略
     5 「動く」戦略からみたオセアニアにおけるヒトの移住史
     おわりに

    第II部 「集まる」ことの原点--個体群の再生産のエコロジ一

    第5章 生まれる,動く,集まる,去る,そして死ぬ--サルたちのマイクロデモグラフィー[高畑由起夫]
     はじめに
     1 動くことの意味は?
     2 生き物にとって集まることとは?
     3 霊長類の単位集団--散らばることと集まること
     4 サルたちのマイクロデモグラフィー1--絶えず揺れ動くワオキツネザル
     5 サルたちのマイクロデモグラフィー2--屋久島海岸域の野生ニホンザル群
     6 サルたちのマイクロデモグラフィー3--巨大化するニホンザルの餌付け群
     7 集団の終焉--チンパンジ一の場合
     おわりに

    第6章 「集まる」ための性行動と再生産[小西祥子]
     はじめに
     1 性と生殖
     2 性行動と生殖の関係の種間比較
     3 ヒトの性行動と生殖
     4 ヒトの妊孕力の評価
     5 ヒトの不妊
     おわりに

    第III部 「集まる」ことの現在--変容する社会における出生・死亡・移動

    第7章 アラブ農村における人口増加と適応史--ヨルダン南部に定住したサブサハラ出自集団[末吉秀二]
     はじめに--人口増加と適応
     1 対象集団の生物学的および文化的特徴
     2 南ゴール郡の自然環境と農業
     3 サフィ村の生活環境の変容
     4 マイクロデモグラフィー
     5 人口増加からみた適応
     おわりに

    第8章 集まる人々と動く家畜--遊牧民レンディーレの定住集落[孫暁剛]
     はじめに
     1 ケニア北部における遊牧民の定住化
     2 レンディーレの定住集落の形成
     3 定住生活の維持と改善
     4 集落と放牧キャンプをつなぐ新たな試み
     おわりに

    第9章 「未婚」「非婚」そして「結婚」--サンブル女性の自律と出自集団への帰属[中村香子]
     はじめに
     1 サンブルの出自体系と年令体系
     2 年令体系におけるクランの重要性
     3 女性のライフコースの変化--未婚の母,ゲルアに着目して
     おわりに

    第10章 少子化による人口圧の上昇と生業変化--ラオス定住農業社会の変容[富田晋介]
     はじめに
     1 定住農業社会における土地の相続と世帯のライフサイクル
     2 調査地域の概要および調査方法
     3 過去の人口,世帯,水田面積の変動
     4 土地相続と世帯のライフサイクルからの人口圧
     おわりに

    終章 「動く」と「集まる」からみるヒト--人間-環境系の変遷史[大塚柳太郎]
     はじめに
     1 直立二足歩行とサバンナでの生存
     2 人口再生産と環境収容力にみる特異性
     3 地球全域への移住・拡散--多様な環境へ
     4 定住と農耕・家畜飼育の開始
     5 人口転換による人口増加とその影響
     おわりに

    索引
  • 出版社からのコメント

    人類誌から探るグローバル化と人口増加の根源。シリーズ初回配本。SESSION6巻、MONOGRAPH10巻の全16巻刊行予定
  • 内容紹介

    およそ700万年前、チンパンジーの祖先は熱帯雨林に残り、ヒトの祖先はサバンナへと歩み出した。長大な移動と集団の形成の果てにヒトは世界を覆いつくし、現代の人口増加とグローバル化へと至る。それはヒトが生息環境を拓いていく過程であったが、どうして苛酷な環境までも生息の場に選択したのか?『生態人類学は挑む』SESSION第1巻が挑む、移動と定住の謎。

    図書館選書
    宇宙にまで広がる「ここではない、どこかへ」という衝動の根源はなにか? なぜ熱帯雨林や山岳などハードな環境は生息環境リストにあがったのだろうか? 人類の移動と定住に焦点をあて、複雑化する世界の根源を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 柳太郎(オオツカ リュウタロウ)
    自然環境研究センター理事長・東京大学名誉教授。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、理学博士
  • 著者について

    大塚 柳太郎 (オオツカ リュウタロウ)
    自然環境研究センター理事長・東京大学名誉教授.東京大学大学院理学系研究科修士課程修了,理学博士.主な著作に,『ソロモン諸島--最後の熱帯林』(編著,東京大学出版会,2004年), 『ヒトはこうして増えてきた--20万年の人口変遷史』(新潮選書,2015年)などがある.

動く・集まる(生態人類学は挑む〈SESSION 1〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:大塚 柳太郎(編)
発行年月日:2020/12/22
ISBN-10:4814003110
ISBN-13:9784814003112
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:321ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:465g
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