魯迅と世界文学 [単行本]
    • 魯迅と世界文学 [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003351247

魯迅と世界文学 [単行本]

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東方書店
販売開始日: 2020/12/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

魯迅と世界文学 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第一部 魯迅と世界文学
    第一章 東アジアのミステリー/メタミステリーの系譜
    ――松本清張『眼の壁』と莫言『酒国』および魯迅「狂人日記」
    第二章 莫言が描く中国の村の希望と絶望
    ――「花束を抱く女」等の帰郷物語と魯迅および『アンナ・カレーニナ』
    第三章 俯く女たちの家出
    ――張愛玲「傾城の恋」と魯迅「愛と死」およびバーナード・ショー『傷心の家』
    第四章 魯迅と劉吶鷗
    ――〝戦間期〟上海における『猺山艶史』『春蚕』映画論争をめぐって

    第二部 恋愛世界―― 紐約の恋から東亜の『安那・卡萊尼娜』まで
    第五章 胡適とニューヨーク・ダダの恋
    ――中国人のアメリカ留学体験と中国近代化論の形成
    第六章 車中の裏切られる女
    ――張愛玲「封鎖」におけるモーパッサン「脂肪の塊」の反転
    第七章 莫言と村上春樹
    ――あるいは天安門事件の『アンナ・カレーニナ』

    第三部 村上春樹における家族の不在と戦争の記憶
    第八章 中国の村上チルドレンと村上春樹小説の「家族の不在」
    ――衛慧、アニー・ベイビーにおける「小資」文学の展開をめぐって
    第九章 「レキシントンの幽霊」におけるアジア戦争の記憶
    ――村上春樹〝デタッチメント〟時代の終わりをめぐって
    第一〇章 村上春樹の中の「南京事件」
    ――『騎士団長殺し』における中国
  • 内容紹介

    東アジア共通の文化遺産でありモダン・クラシックである魯迅文学を、作家たちはどのように受容し作品へと昇華させていったのか。魯迅-松本清張-莫言という「ミステリー」の系譜、魯迅-莫言という「故郷」の系譜、そして莫言・張愛玲・村上春樹と魯迅との色濃い影響関係を探り、ヨーロッパ文学を交えながら魯迅文学における女性問題の分析および政治的危機と不倫のテーマを考察する。国や時代を越えグローバルな時空から、魯迅文学や東アジア作家による魯迅読書体験を読み解く論文集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤井 省三(フジイ ショウゾウ)
    1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。1991年魯迅研究により文学博士。桜美林大学助教授を経て、1988年より東大文学部助教授、同教授、2005~14年日本学術会議会員。2018年に定年退休後、東大名誉教授。現在は南京大学海外人文資深教授および名古屋外国語大学教授。専攻は現代中国語圏の文学と映画
  • 著者について

    藤井省三 (フジイショウゾウ)
    1952年生まれ。東京大学名誉教授。現在、南京大学海外人文資深教授および名古屋外国語大学教授。専攻は現代中国語圏の文学と映画。著書に『魯迅と日本文学 漱石・鷗外から清張・春樹まで』『中国語圏文学史』(以上、東大出版会)、『村上春樹のなかの中国』(朝日新聞社)など。訳書に魯迅短編集『故郷/阿Q正伝』、張愛玲短編集『傾城の恋/封鎖』(光文社古典新訳文庫)、莫言『酒国』(岩波書店)、李昂『夫殺し』(宝島社)、鄭義『神樹』(朝日新聞社)ほか多数。

魯迅と世界文学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東方書店
著者名:藤井 省三(著)
発行年月日:2020/11/30
ISBN-10:4497220222
ISBN-13:9784497220226
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:359ページ
縦:19cm
他の東方書店の書籍を探す

    東方書店 魯迅と世界文学 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!