月経と犯罪―"生理"はどう語られてきたか [単行本]
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月経と犯罪―"生理"はどう語られてきたか [単行本]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2020/12/18
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月経と犯罪―"生理"はどう語られてきたか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「生理のときに放火や万引きをする女が多い」「女は生理のとき、カッと頭にきて何をするかわからない」松井須磨子の自殺、与謝野晶子のヒステリー、神近市子による殺人未遂事件…。あの女性たちも生理痛やPMSに苦しめられた!?
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 犯罪における月経要因説と「新しい女」たち
    第2章 女性犯罪論の起源
    第3章 猟奇犯罪の時代
    第4章 生理休暇と精神鑑定
    第5章 月経要因説の精神医学的解釈
    第6章 月経要因説の心理学的解釈
    第7章 「犯罪におけるPMS要因説」
  • 出版社からのコメント

    「女性は月経があるから犯罪を犯しやすい」と信じられてきたのはなぜか。“日本の月経の第一人者”の著者がその背景に迫る。
  • 内容紹介

    「女は生理の時、カッとして頭にきて何をするのかわからない」――。
    女性は生理があるから罪を犯す、と信じられていた時代があった。
    その言葉の根拠を確かめ、信じられてきた理由を歴史的資料からひもとく。

    〈目次〉
    第1章 犯罪における月経要因説と「新しい女」たち
    アナーキスト大杉栄を刺した「新しい女」神近市子/「変態性慾」研究の先駆者クラフト=エビング/月経時の芝居見物は精神疾患を招くのか/「タブー」から「富国強兵の礎」へ/女優松井須磨子――自殺現場に残された「一滴の美しい血」/渡辺淳一『女優』に描かれた須磨子の月経/松井須磨子、自殺の真相/与謝野晶子も襲われた「ある時期」の猛烈なヒステリー

    第2章 女性犯罪論の起源
    ロンブローゾ――売春婦は生まれながらの犯罪者/現行犯逮捕の八割以上が月経中?/明治の女子教育論――女子は健康で鈍なのがよい/日本初の女性犯罪論『犯罪論及女性犯人』/女性犯罪論の古典『婦人と犯罪』/「幻の名著」はなぜ生まれたのか/婦人問題論争と『婦人と犯罪』

    第3章 猟奇犯罪の時代
    猟奇的事件が多発した1920年代
    女性犯罪の三要素――ヒステリー・痛覚の鈍麻・月経/『近代犯罪研究』――犯罪の影には女あり/女は「詐欺顔」/経血の害悪――植物は枯れ、金属は錆び、犬は発狂/放火は女の犯罪か/女の取り調べの際には四週間待て?/「性的関係」――大逆事件から万引きまで/「虚偽の強姦」多発の真相/男の「幻想」、女の「内面化」「利用」

    第4章 生理休暇と精神鑑定
    女性教員の「生理的故障」/「女工」たちの深刻な「母性破壊」/「職業婦人に生理休暇を!」/のちの首相片山哲「月経要因説」を語る/「生理休暇」をめぐる攻防/「生理休暇」取得率0.9%の背景/初経教育の質が、女性の人生を左右する/月経が必ず問われた精神鑑定/「婦人犯罪」へのアンチテーゼ
        
    第5章 月経要因説の精神医学的解釈
    魔女、悪女、毒婦、狐/「レズビアンのサド・マゾ」はホルモンの影響か/女子受刑者たちの犯罪時月経状態/初潮・無月経が犯行を決定づけるのか/月経周期の矛盾/はじめに月経不順あり/「謎の注射」を無視した精神鑑定/月経は「性的葛藤」を想起するか/月経時の女の仕事を信用しない女

    第6章 月経要因説の心理学的解釈
    「迷信」が月経時の犯罪を招くのか/『旧約聖書』や『コーラン』も忌み嫌った「血の穢れ」/なぜ女だけが「血の池地獄」に堕ちるのか/日本初の女性検事は女をどう見ていたか/「ネガティブな気分」はなぜ起こるのか/偽薬効果が意味するもの

    第7章 「犯罪におけるPMS要因説」 
    「月経前症候群」が「月経前不快気分障害」に改められた理由/毛深い女は犯罪者予備軍?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 ひかる(タナカ ヒカル)
    1970年、東京都生まれ。博士(学術)。女性に関するテーマを中心に、執筆・講演活動を行っている
  • 著者について

    田中 ひかる (タナカ ヒカル)
    歴史社会学者

月経と犯罪―"生理"はどう語られてきたか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:田中 ひかる(著)
発行年月日:2020/12/16
ISBN-10:4582824919
ISBN-13:9784582824919
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:189ページ
縦:20cm
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