ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 [単行本]
    • ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 [単行本]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年12月17日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003351502

ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 [単行本]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年12月17日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:国書刊行会
販売開始日: 2020/11/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    イデオロギーひしめく時代、ある転向者の肖像。ヴィシー政権時代にナチス協力者となり、反ボルシェヴィズム・フランス義勇軍団の創設者のひとりとしてドイツ国防軍の制服を着て戦った元共産主義者は、ドイツの敗色が濃厚となるなか自身の政権を画策。しかし、飛行機からの機銃掃射を受け謎の死を遂げる―もっとも著名なる政治的転向者ジャック・ドリオの軌跡を、政治、経済、社会、思想史などあらゆる背景から丹念にたどった評伝。
  • 目次

    【下巻目次】

    地図

    第三部 ヴィシー政権下のフランス人民党 一九四〇~一九四二年
     第1章 元帥の一兵卒として 
     第2章 フランス人民党の再生―反ユダヤ主義の激化 
     第3章 親独反共 
     第4章 反ボルシェヴィズム・フランス義勇軍団 

    第四部 ヴィシー政権下のフランス人民党 一九四二~一九四四年
     第1章 政権を目指して 
     第2章 再び東部戦線へ 
     第3章 強制労働徴用
     第4章 戦況の悪化 

    第五部 フランス人民党 最後の日々
     第1章 亡命 
     第2章 最後の闘い 
     第3章 ジャック・ドリオの死 
     第4章 不条理な偏流 

    註 

    あとがき 

    ジャック・ドリオとフランス人民党略年譜 
    図版出典一覧 
    人名・地名・事項索引 
  • 出版社からのコメント

    共産党の若き指導者から熱烈なナチス協力者へ。著名なる政治的転向者の謎に包まれた生涯を、激動の二十世紀史とともに描く傑作評伝。
  • 内容紹介

    貧しい製鉄工の家に生まれたジャック・ドリオ(1898~1945)は、類まれなる弁舌とカリスマ性でフランス共産党の若き指導者となり、「赤い都市」サン・ドニの市長としても絶大なる人気を誇る。しかし、その信念からコミンテルンに反逆。除名されたのち、共産主義に対する根深い憎悪をたぎらせながら、ファシスト政党「フランス人民党」を結成する。(上巻)。
    フランスのドイツへの宣戦布告、休戦協定を経て、ドリオは、反ボルシェヴィズム・フランス義勇軍団の創設者のひとりとしてドイツ国防軍の制服を着て東部戦線で戦うなど、熱烈なナチス協力者へと変じる。その後ドイツの敗色が濃厚になるなか、ドイツ・マイナウ湖に亡命したドリオは、ヒトラーとも会見。自身の政権を画策するが、1945年、移動中に飛行機からの機銃掃射を受け謎の死を遂げる。(下巻)

    もっとも著名なる政治的転向者のひとりジャック・ドリオの謎に包まれた生涯を、政治、経済、社会、思想史などさまざまな背景から丹念にたどり、あらゆる思想がひしめいた激動の二十世紀史をも照射する傑作評伝。


    【本書「第五部 フランス人民党 最後の日々」より】
    ドリオは、共産主義からファシズムへ移ることによって、ひとつのイデオロギーへの依存からほかのイデオロギーへの依存へ陥ったといえよう、しかし、ドリオの人間的素質、彼の知性、勇気、情緒的きらめき、政治家としての才能を想い起こすならば、このドリオの共産主義からファシズムへの移行は、そして、その過程で彼が遭遇した数々の難局と混乱の光景は、いっそう耐えがたいものとして我々の目に映じよう。我々が追跡し説明しなければならないのは、この目もくらむような不条理な偏流である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹岡 敬温(タケオカ ユキハル)
    1932年、京都市に生まれる。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程中退。1964年から66年まで、フランス政府給費留学生・文部省在外研究員としてパリ大学文学部、高等研究実習学院第六部門(経済学・社会科学部門)に留学。大阪大学経済学部講師、助教授、教授、大阪学院大学経済学部教授を経て、大阪大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授、経済学博士。専門は社会経済史
  • 著者について

    竹岡敬温 (タケオカユキハル)
    1932年、京都市に生まれる。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程中退。1964年から66年まで、フランス政府給費留学生・文部省在外研究員としてパリ大学文学部、高等研究実習学院第六部門(経済学・社会科学部門)に留学。大阪大学経済学部講師、助教授、教授、大阪学院大学経済学部教授を経て、現在、大阪大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授、経済学博士。専門は社会経済史。
    主要編著書に、『近代フランス物価史序説』(創文社)、『概説西洋経済史』共編著、有斐閣)、『「アナール」学派と社会史 「新しい歴史」へ向かって』(同文館)、『新技術の導入 近代機械工業の発展』(共編著、同文館)、『社会史への途』(共編著、有斐閣)、『世界恐慌期フランスの社会 経済 政治 ファシズム』(御茶ノ水書房)、主要訳書に、シャルル・モラゼ『経済史入門』(共訳、創元社)、ジョン・ネフ『工業文明の誕生と現代世界』(共訳、未来社)、ジャック・エリュール『技術社会』2巻(共訳、すぐ書房)、ペーター・フローラ『ヨーロッパ歴史統計 国家・経済・社会 1815―1975』2巻(原書房)などがある。

ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 の商品スペック

商品仕様
出版社名:国書刊行会
著者名:竹岡 敬温(著)
発行年月日:2020/11/20
ISBN-10:4336066647
ISBN-13:9784336066640
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:伝記
言語:日本語
ページ数:294ページ
縦:19cm
横:14cm
厚さ:2cm
重量:404g
他の国書刊行会の書籍を探す

    国書刊行会 ファシズムへの偏流―ジャック・ドリオとフランス人民党〈下〉 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!