教養と生命―大正期(近代日本宗教史〈第3巻〉) [全集叢書]
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教養と生命―大正期(近代日本宗教史〈第3巻〉) [全集叢書]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2020/11/24
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教養と生命―大正期(近代日本宗教史〈第3巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    煩悶の時代大正と「宗教的なもの」。近代化も一段落した大正の日本。だが、それがむしろ青年たちを煩悶させ、「宗教的なもの」へ向かわせることになった。教養として受容される宗教的な書物、巷に拡がる霊的民間療法、宗教的共同体による社会事業。そして地方神社の行政機関化と神社中心主義、近代最初の皇位継承など煩悶の時代の宗教現象を論じる。
  • 目次

    巻頭言

    第一章 総論――大正宗教史の射程 大谷栄一
      一 「宗教」と「宗教的なもの」と「非宗教」
      二 教養主義と宗教のかかわり
      三 民間精神療法と「二つの近代化」
      四 宗教界の大正デモクラシー
      五 「改造」の時代と宗教界
      六 本巻の構成

    第二章 大正の教養主義と生命主義 碧海寿広
      一 はじめに
      二 教養主義と生命主義
      三 仏像・親鸞・哲学
      四 僧侶の教養/生命主義
      五 生命主義から宗教へ
      六 おわりに

    ――コラム① 生命と霊性 安藤礼二

    第三章 心霊と身体技法――霊動するデモクラシー 栗田英彦
      一 はじめに
      二 霊動と霊術の近代日本
      三 太霊道――啓蒙の身体技法
      四 霊的デモクラシーの挫折
      五 岡田式静坐法――自由の身体技法
      六 おわりに

    ――コラム② キリスト教とハンセン病 杉山博昭

    第四章 近代宗教とジェンダー――明治・大正期の女性と宗教 佐伯順子
      一 はじめに
      二 近世以前の女性の「霊力」
      三 幕末から明治期における女性教祖の登場
      四 市井に残る女性の霊力と近代神道の巫女
      五 既存宗教における女性の役割――近代仏教と女性
      六 キリスト教と女性――日本社会における「宗教」への関心の高まりのなかで
      七 結論

    ――コラム③ 「念じて植える」――寄進植樹 岡本貴久子

    第五章 地域社会と神社 畔上直樹
      一 はじめに
      二 大正期の地域社会と神社制度・政策
      三 神社合祀政策と地域社会
      四 神社「森厳」の強調と合祀反対運動
      五 神社政策と「下からの」主体的契機
      六 肥大化する社会のなかの神社観
      七 おわりに

    ――コラム④ 御真影 小野雅章

    第六章 社会事業と宗教的共同体 永岡崇
      一 はじめに
      二 近代日本の宗教的社会事業
      三 “社会問題”を語る(1)
      四 大正期における教団社会事業の展開
      五 宗教的共同体の誕生
      六 “社会問題”を語る(2)
      七 社会事業と社会奉仕
      八 おわりに

    ――コラム⑤ 南島とキリスト教 一色哲

    第七章 天皇信仰の展開 藤本頼生
      一 はじめに――「明治」の終焉
      二 明治天皇の崩御と大喪儀
      三 明治神宮の創建をめぐって
      四 大正の御大礼と神社界――登極令と神社の奉祝事業から
      五 皇陵巡拝の増加
      六 おわりに

    ――コラム⑥ 大正モダンと明治神宮 今泉宜子

    第八章 日系仏教の海外への拡がりと思想交流 守屋友江
      一 はじめに
      二 アメリカへの日本人の国際移動と宗教
      三 「日系アメリカ仏教」の展開
      四 禅のグローバル化
      五 おわりに
  • 出版社からのコメント

    教養主義と心霊現象への興味により、大衆に受容される「宗教的なもの」。そして天皇の代替わりや神道行政が国民に与えた影響とは。
  • 内容紹介

    近代日本も大正には安定期に入った。だが、近代社会特有の問題が姿を見せる。直面した煩悶青年たちにより、「教養としての宗教」の受容が始まる。修養としての身体技法も現れた。そして宗教的共同体は問題の解決を目指し、神道は昭和に向けて行政改革を行う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大谷 栄一(オオタニ エイイチ)
    1968年生まれ、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了・博士(社会学)、佛教大学教授
  • 著者について

    島薗 進 (シマゾノススム)
    1948年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、上智大学大学院実践宗教学研究科教授・同研究科委員長・同グリーフケア研究所所長。宗教学者。2012年に『日本人の死生観を読む』(朝日選書)で第6回湯浅泰雄賞を受賞。宗教学をベースに、死生学やスピリチュアリティなど境界を超えて幅広い活動を精力的に展開している。著書に『宗教ってなんだろう?』(平凡社)、『ともに悲嘆を生きる』(朝日選書)、『明治大帝の誕生』(春秋社)などがある。

    末木 文美士 (スエキフミヒコ)
    1949年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は仏教学、日本思想史。著書に『日本宗教史』(岩波書店)、『反・仏教学:仏教vs.倫理』(筑摩書房)他多数。

    大谷 栄一 (オオタニエイイチ)
    1968年、東京都生まれ。東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了・博士(社会学)、佛教大学教授。専門は宗教社会学、近代仏教研究。「地域社会と宗教文化」の関係を研究している。2001年に『近代日本の日蓮主義運動』(法藏館)で日本宗教学会賞、中村元賞を受賞。著書に『日蓮主義とはなんだったのか』(講談社)、『近代仏教というメディア』(ぺりかん社)がある。

    西村 明 (ニシムラアキラ)
    1973年、長崎県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東京大学准教授。戦争死者慰霊を中心とする現代宗教研究を行っている。著書に『戦後日本と戦争死者慰霊 ――シズメとフルイのダイナミズム』(有志舎)がある。

教養と生命―大正期(近代日本宗教史〈第3巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:島薗 進(編)/末木 文美士(編)/大谷 栄一(編)/西村 明(編)
発行年月日:2020/11/20
ISBN-10:4393299639
ISBN-13:9784393299630
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:274ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
その他:教養と生命-大正期-
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