社会的認知―現状と展望 [単行本]
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社会的認知―現状と展望 [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2020/11/20
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社会的認知―現状と展望 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    まえがき(唐沢かおり)

    第1章 社会的認知とは (唐沢かおり)
        1. はじめに 
        2. 目的とテーマの構造  
        3. 認知革命と社会的認知
        4. 問題意識の展開:キーワードと人間観を軸として
        5. 社会心理学に何をもたらしたのか
        6. 新たな地平に向けた議論へ

    第1部 社会的認知の基礎

    第2章 対人認知 (宮本 聡介)
        1. はじめに
        2. 対人認知における対応バイアス
        3. 各種の特性推論
      
    第3章 ステレオタイプ (田戸岡好香)
        1. ステレオタイプとは
        2. ステレオタイプの内容とその影響
        3. ステレオタイプ・偏見の維持過程
        4. 偏見・ステレオタイプの低減
        5. おわりに

    第4章 自  己 (尾崎 由佳)
        1. はじめに
        2. 自己認知
        3. 自己制御
        4. ま と め 

    第5章 認知と感情・動機 (橋本 剛明)
        1. 感情喚起を規定する要素としての「認知」
        2. 感情が判断に与える影響
        3. 感情と情報処理スタイル
        4. 対人的相互作用の中での感情の効果
        
    第6章 自動的処理と統制的処理 (北村 英哉)
        1. 印象形成の文脈効果:社会的プライミング
        2. 動機づけの関与
        3. ステレオタイプの自動性と統制性
        4. 偏見と潜在態度
        5. 2過程モデル
        6. おわりに:統制可能性をめぐる考察

    第7章 心と文化の相互構成過程 (橋本 博文)
        1. 文化の定義
        2. 文化の開梱アプローチ
        3. 文化心理学のアプローチ
        4. 心や行動の文化的多様性:その具体例
        5. 文化的多様性の説明を目指す近年の試み  
        6. 心と文化の動的な関係を再考する
        7. ま と め 

    第2部 社会的認知の展開

    第8章 神経科学と社会的認知 (柳澤 邦昭・阿部 修士)
        1. 脳機能イメージングにおける解析手法の発展:
         単変量解析から多変量解析へ
        2. 他者の心の理解
        3. 社会的表象
        4. おわりに:今後の展望

    第9章 ウェル・ビーイングと社会的認知 (堀毛 一也)
        1. ウェル・ビーイングの定義と測度
        2. ウェル・ビーイングの理論と社会的認知
        3. ウェル・ビーイングの判断のプロセスに関する研究
        4. ウェル・ビーイングの統合的モデル
        5. おわりに

    第10章 AI・ロボット工学と社会的認知 (谷辺 哲史)
         1. 社会的認知の対象としてのAI・ロボット
         2. 人工物の振る舞いに知覚される心
         3. 心の知覚の2次元構造と道徳判断
         4. AI・ロボットの道徳的責任
         5. AI・ロボットの道徳的権利
         6. 日常場面における人とロボットの相互作用
         7. おわりに

    第11章 組織における社会的認知 (池田 浩)
         1. はじめに  167
         2. 社会的認知の視点から見たリーダーシップ過程
         3. リーダーの社会的認知とリーダー行動
         4. フォロワーによるリーダー/リーダーシップ認知
         5. リーダーによる原因帰属とリーダー行動
         6. おわりに

    第12章 実験哲学と社会的認知 (鈴木 貴之)
         1. 実験哲学とは
         2. 心知覚の社会心理学と実験哲学
         3. 自由意志の社会心理学研究と実験哲学研究
         4. 道徳の社会心理学と実験哲学
         5. 哲学・実験哲学・社会心理学

    第13章 結果の再現性問題 (藤島 喜嗣)
         1. 科学としての社会心理学とその課題
         2. 再現性の危機
         3. 再現性はなぜ低いのか?
         4. 自浄作用と研究の再考

    第14章 人間知と実証的根拠に基づく公共政策 (白岩 祐子)
         1. 人間知の展開
         2. 政策策定プロセスにおける実証研究
         3. 課題と展望

    索  引
  • 出版社からのコメント

    深慮を要しない無意識的で自動的な判断処理が,如何ほど社会を歪めるか。そこに偏見やコミュニティの分断が生まれる。考えよう。
  • 内容紹介

    社会を描く心の特性に関する緻密な理解と,その特性が社会の中での多様な相互作用,社会そのもののあり方とどう関わるのかを明らかにし,社会的認知領域の見取り図と今後の展開のための手掛かりの提示を試みる。



    ●著者紹介
    著者紹介
    東京大学大学院人文社会系研究科教授
    京都大学文学部(1984年卒)
    University of California, Los Angeles(UCLA)(1992年卒)
    博士(心理学)。
    専門は社会心理学。
    主著
    ・単著『なぜ心を読みすぎるのか みきわめと対人関係の心理学』東京大学出版会,2017
    ・共編著書『〈概念工学〉宣言! ―哲学×心理学による知のエンジニアリング―』名古屋大学出版会,2019
    ・共編著書『人文知? 心と言葉の迷宮』東京大学出版会,2014年
    ・共編著書『心と社会を科学する』東京大学出版会,2012年
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    唐沢 かおり(カラサワ カオリ)
    東京大学大学院人文社会系研究科教授
  • 著者について

    唐沢 かおり (カラサワ カオリ)
    京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。
    現在、名古屋大学大学院環境学研究科助教授。社会心理学専攻。
    『感情と行動・認知・生理-感情の社会学』〔分担執筆〕(誠信書房)他

社会的認知―現状と展望 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:唐沢 かおり(編)
発行年月日:2020/11/10
ISBN-10:4779515076
ISBN-13:9784779515071
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:241ページ
縦:22cm
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