紛争過程とADR(法臨床学への転回〈第2巻〉) [全集叢書]
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紛争過程とADR(法臨床学への転回〈第2巻〉) [全集叢書]

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出版社:北大路書房
販売開始日: 2020/12/22
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紛争過程とADR(法臨床学への転回〈第2巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    紛争に巻き込まれてゆく当事者の認知を基盤に、あるべき紛争交渉支援を模索。社会に遍在する紛争とその紛争への対処をめぐる著者の研究の集大成。「紛争交渉過程」という当事者の目線から紛争をとらえ直す。
  • 目次

    テミスの落し物 「法臨床学への転回」(通巻タイトル)について
    はしがき


    第1部 紛争研究の視点

    第1章 紛争研究パラダイムの再構成へ向けて
     Ⅰ 紛争研究のふたつの潮流と背景
     Ⅱ 紛争パラダイム批判の理論枠組み:言説的構造」と「関係的実践」
     Ⅲ 紛争処理機関研究の諸前提の批判的検討
     Ⅳ 言説構造の支配と「紛争処理機関研究」の方向

    第2章 交渉としての紛争過程――紛争交渉の視点
     Ⅰ 秩序と紛争
     Ⅱ 常識的紛争概念の限界
     Ⅲ 紛争状況の解釈的構成

    第3章 紛争研究の変容と「合意」批判――法人類学の転換をめぐって
     Ⅰ 法人類学の動向と「合意」理解
     Ⅱ 紛争過程パラダイムの特質と「合意」観念
     Ⅲ 法人類学のパラダイム転換
     Ⅳ 「合意」の批判的検討


    第2部 ADRの構造と過程

    第4章 現代における紛争処理ニーズの特質とADRの機能理念
    ――キュアモデルからケアモデルへ
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 社会構造の変容とADRニーズ
     Ⅲ ADRニーズとADRの現代的機能理念

    第5章 ADRの理念と構造
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ ADRの理念と位置:裁判制度との位置関係
     Ⅲ 多様なADRへのニーズ
     Ⅳ ADRの手続類型
     Ⅴ 類型論からプラクティス論へ

    第6章 法化社会における自律型ADRの可能性――「法の支配」の脱構築
     Ⅰ 「法化社会」の背景理念:「法の支配」のイメージ
     Ⅱ 自律的ADRの可能性
     Ⅲ 司法改革と自律型ADR


    第7章 自律型ADRモデルの新たな展開
    ――紛争交渉論とトランスフォーマティヴ・アプローチ
     Ⅰ 自律型ADRの位置:問題の所在
     Ⅱ 自律型ADRモデルをめぐる議論と問題
     Ⅲ 紛争交渉論とトランスフォーマティヴ・メディエーション

    第8章 調停における中立性とケアの倫理
     Ⅰ 調停への関心とその意義
     Ⅱ 中立性の構造と調停における中立の意義
     Ⅲ 調停とケア

    第9章 ADRにおける「自律」と「介入」
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ ADRにおける「自律」の意義
     Ⅲ 自律と関係性
     Ⅳ メディエーション・モデルをめぐる議論批判
     Ⅴ 自律と介入の相互関係へ

    第10章 ADR手続における専門性と法情報――日本型法環境とADRの機能
     Ⅰ はじめに:問題の所在
     Ⅱ 日本型法環境とADRの位置
     Ⅲ ADRプラクティスにおける法情報の組込み
     Ⅳ まとめ


    第3部 紛争交渉の個別課題

    第11章 家事調停における対話促進スキルの適合性
     Ⅰ わが国の調停の構造的特質:海外モデルとの比較を通して
     Ⅱ 家事紛争の特質と欧米型調停技法との適合可能性
     Ⅲ 対話促進の理論と技法:ナラティヴ・アプローチ
     Ⅳ まとめ

    第12章 医療事故ADRの二つのモデルと機能性
     Ⅰ 医療事故ADRをめぐる二つの理念
     Ⅱ 医療事故紛争への適合性の検証
     Ⅲ 医療事故ADRの方向性

    第13章 対話モデルとしての医療メディエーション
     Ⅰ 患者・家族=医療関係者とのコミュニケーション
     Ⅱ 医療メディエーション
     Ⅲ 医療メディエーターの役割と姿勢
     Ⅳ 認知フレーム論とIPI分析:医療メディエーションの理論と技法
     Ⅴ 謝罪の分析的検証
     Ⅵ 医療メディエーション(医療対話推進者)の組織体制
     Ⅶ 海外における医療メディエーションの活用
     Ⅷ まとめ

    第14章 無過失補償理念導入の二つのモデル
    ――スウェーデンとフランスの医療事故補償制度
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 無過失補償理念導入の背景
     Ⅲ 過失責任構造変換型モデル:スウェーデンの医療事故補償制度
     Ⅳ 過失責任への付加型モデル:フランスの医療事故補償制度
     Ⅴ 諸モデルの功罪と示唆:むすびにかえて

    あとがき

    参考文献一覧
    人名・事項索引
    初出一覧
  • 内容紹介

    社会に遍在する「紛争という現象」をどう捉えるか。本書は紛争現象の過程理解と対処の在り方をめぐる著者の研究の集大成である。「紛争解決」という従来の捉え方を,当事者の目線から批判しつつ,「紛争交渉」という概念に立脚し,紛争に巻き込まれてゆく当事者の認知を基盤に,あるべき紛争交渉支援を模索する。

    【主な目次】
    ●第1部 紛争研究の視点
    第1章 紛争研究パラダイムの再構成へ向けて
    第2章 交渉としての紛争過程――紛争交渉の視点
    第3章 紛争研究の変容と「合意」批判――法人類学の転換をめぐって
    ●第2部 ADRの構造と過程
    第4章 現代における紛争処理ニーズの特質とADRの機能理念――キュアモデルからケアモデルへ
    第5章 ADRの理念と構造
    第6章 法化社会における自律型ADRの可能性――「法の支配」の脱構築
    第7章 自律型ADRモデルの新たな展開――紛争交渉論とトランスフォーマティヴ・アプローチ
    第8章 調停における中立性とケアの倫理
    第9章 ADRにおける「自律」と「介入」
    第10章 ADR手続における専門性と法情報――日本型法環境とADRの機能
    ●第3部 紛争交渉の個別課題
    第11章 家事調停における対話促進スキルの適合性
    第12章 医療事故ADRの二つのモデルと機能性
    第13章 対話モデルとしての医療メディエーション
    第14章 無過失補償理念導入の二つのモデル――スウェーデンとフランスの医療事故補償

    図書館選書
    社会に遍在する紛争という現象をどう捉えるか。「紛争解決」という従来の捉え方を,当事者の目線から批判しつつ,「紛争交渉」の概念に立脚し,紛争に巻き込まれてゆく当事者の認知を基盤に,あるべき紛争交渉支援を模索する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    和田 仁孝(ワダ ヨシタカ)
    1955年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。京都大学助手、九州大学教授を経て、早稲田大学大学院法務研究科教授
  • 著者について

    和田 仁孝 (ワダ ヨシタカ)
    和田 仁孝(わだ・よしたか)
    京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了 博士(法学)
    京都大学助手,九州大学教授を経て,
    現在 早稲田大学大学院法務研究科教授
    【主要著作】
    『民事紛争交渉過程論』信山社,1991年
    『民事紛争処理論』信山社,1994年
    『法社会学の解体と再生――ポストモダンを超えて』弘文堂,1996年
    『医療メディエーション――コンフリクト・マネジメントへのナラティブ・アプローチ』シーニュ,2010年

紛争過程とADR(法臨床学への転回〈第2巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:和田 仁孝(著)
発行年月日:2020/12/20
ISBN-10:4762831379
ISBN-13:9784762831379
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:22cm
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