臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション [単行本]
    • 臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション [単行本]

    • ¥3,30099 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003355762

臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション [単行本]

価格:¥3,300(税込)
ゴールドポイント:99 ゴールドポイント(3%還元)(¥99相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:協同医書出版社
販売開始日: 2020/11/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    リハビリテーションのための基本レクチャー。リハビリテーションの臨床を読み解く対話。
  • 目次

    ◆第1部 基本をおさえる
    レクチャー① 臨床のなかの物語る「私」(佐藤公治)
    レクチャー② 「私」の多様なありかた(田中彰吾)
    レクチャー③ 「私」と身体メタファー(篠原和子)

    ◆第2部 臨床のなかの物語る力
    対話① リハビリテーションにおける「私」と「あなた」(本田慎一郎・玉木義規)
    対話② ダイアローグが創るモノローグ(中里瑠美子・三上恭平)
  • 内容紹介

    教育心理学、哲学、認知言語学、そしてリハビリテーション治療学とのコラボレーション
    姉妹編『臨床のなかの対話力』の、その次のステージへ


    本書は『臨床のなかの対話力』(2019年刊行)の続編です。
    本書では、前著で「対話力」と呼んだものの実体にさらに迫りたいと考えました。
    それは、「対話」の口火を切り、それを維持していく力は、「私」という意識が対話の相手へと向けた言葉を探し出し、表出するという行為によって成立しているからです。
    そしてまた、言語を使う人間の能力が、発達や学習に果たしている役割を理解することは、対話的な発見と学習の場であるリハビリテーション臨床の世界においても「治療理論」のベースとして意識的に活用されるべきであり、「対話力」を「物語る力」としてアクティブに捉えることで、治療における回復に向けた患者さんの原動力をよりいっそう具体的にイメージすることができるのではないかと考えたからです。

    患者さんの抱える問題は、脳機能障害による運動も含めた行為全体にわたる複雑なものです。そして、その問題の解決は、どうしても患者さんの脳に備わった仕組みへのアクセスを介して図られなければなりませんし、リハビリテーション治療の目的もまた、そうした認知プロセスをどのように回復させていくのかということに尽きます。
    そのアクセスのための経路、言わば人間の認知プロセスの仕組みの変化を知るために患者さんとセラピストとが出会う領域として着目しているのが、「対話」という姿で現れる、言語を使う人間の能力の創造性であり、それらが生み出す具体的な記述の分析と治療への応用です。
    本書は、人間に備わる記述能力を「自分の経験を記述し,それを創り上げていく」という意味合いを込めて「物語る能力」と捉え、その能力が生み出すダイナミズムをリハビリテーション治療に活用する方法を提言しています。

    リハビリテーション治療に留まらず、保育や教育学、そして心理学に関わる職種にとっても興味深く、実践の手がかりにあふれた内容です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 公治(サトウ キミハル)
    1948年北海道生まれ。1978年北海道大学大学院教育学研究科修了(博士・教育学)。北海道教育大学、北海道大学に勤務。北海道大学名誉教授。日本教育心理学会、日本発達心理学会、認知神経リハビリテーション学会、各会員

    田中 彰吾(タナカ ショウゴ)
    1971年東京都生まれ。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科修了(博士・学術)。東海大学総合教育センター講師、ハイデルベルク大学社会精神医学センター研究員を経て、東海大学現代教養センター教授。人体科学会理事、人文系学術誌『Human Arenas』編集委員

    篠原 和子(シノハラ カズコ)
    1959年埼玉県生まれ。1998年国際基督教大学大学院教育学研究科修了(博士・教育学)。東京農工大学教授。日本認知言語学会理事、「言語と人間」研究会会長、日本認知科学会、社会言語科学会、国際認知言語学会、各会員

    本田 慎一郎(ホンダ シンイチロウ)
    1971年北海道生まれ。2000年日本福祉リハビリテーション学院作業療法学科卒業(作業療法士)。水口病院、甲南リハビリ病院、摂南総合病院、ヴォリーズ記念病院、守山市民病院を経て、現在、(有)青い鳥コミュニティーに勤務、訪問介護領域および発達障害領域のリハビリテーションに従事。認知神経リハビリテーション学会代議員

    玉木 義規(タマキ ヨシノリ)
    1982年滋賀県生まれ。2005年名古屋大学医学部保健学科作業療法学専攻卒業(作業療法士)。2019年畿央大学大学院健康科学研究科修士課程修了(修士)。甲南リハビリ病院を経て、現在、医療法人社団仁生会甲南病院に勤務、主に身体障害領域のリハビリテーションに従事。認知神経リハビリテーション学会代議員

    中里 瑠美子(ナカザト ルミコ)
    1962年東京都生まれ。1984年東京都立府中リハビリテーション専門学校作業療法学科卒業(作業療法士)。昭和大学藤が丘病院、同リハビリテーション病院勤務の後、東京都入職し都立病院に勤務。その後、慈光会八木病院、純正会名古屋西病院勤務。2018年より東京女子医科大学東医療センターに勤務。日本作業療法士協会会員、認定作業療法士。認知神経リハビリテーション学会代議員

    三上 恭平(ミカミ キョウヘイ)
    1984年岩手県生まれ。2006年岩手リハビリテーション学院理学療法学科卒業(理学療法士)。盛岡友愛病院を経て、現在、医療法人社団登戸内科・脳神経クリニックに勤務、神経・筋疾患領域を中心としたリハビリテーションに従事。2020年4月からWorld Health Organization(WHO)Rehabilitation Programme on the development of the Packageのdevelopment group for Parkinson’s deseaseのメンバーとして活動。日本理学療法学会、日本プライマリケア連合学会、日本神経学会、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会(MDSJ)、日本臨床生理学会の各会員。認知神経リハビリテーション学会代議員

臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション の商品スペック

商品仕様
出版社名:協同医書出版社
著者名:佐藤 公治(著)/田中 彰吾(著)/篠原 和子(著)/本田 慎一郎(著)/玉木 義規(著)/中里 瑠美子(著)/三上 恭平(著)
発行年月日:2020/11/20
ISBN-10:4763910884
ISBN-13:9784763910882
判型:B5
発売社名:協同医書出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:189ページ
縦:26cm
他の協同医書出版社の書籍を探す

    協同医書出版社 臨床のなかの物語る力―高次脳機能障害のリハビリテーション [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!