北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書]
    • 北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003356430

北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東方書店
販売開始日: 2020/12/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    三世紀初めからの約四〇〇年、中国は巨大な分裂期であった。その中で鮮卑族拓跋氏の建てた北魏王朝は、前身と後継政権を含めるとほぼ同じに近い長い期間、国を維持する。その間、(1)草原の部族連合国家→(2)華北を支配するものの胡族支配の色彩を濃厚に残す帝国→(3)胡漢を一体化して中華の地を統治する帝国と、大きくそのあり方を変える。(2)から(3)への劇的な転換の舵を切ったのが孝文帝である。本書は改革を象徴する洛陽遷都を序章に置き、五章に分けて、改革の内実、それに至る(1)(2)、改革の結果という順序で叙述する。そして終章として、秦漢と隋唐という二つの統一帝国の間にあって北魏という「異民族」政権がいかなる意義をもっていたかを考察する。
  • 目次

    まえがき

    序章
     一 洛陽遷都
     二 五胡時代――北魏史理解の前提
    第一章 孝文帝親政期の諸改革
     一 孝文帝の即位と文明太后
     二 土徳の王朝から水徳の王朝へ
     三 儀礼の改革
    第二章 遷都後の諸改革
     一 「代人」から「河南の人」へ
     二 墓誌
     三 胡服・胡語の禁止
     四 胡姓を漢姓に
     五 官制改革(1)――消えた内朝官
     六 官制改革(2)――九品官制の整備
     七 姓族分定
     八 官制改革(3)――門閥制の導入
     九 考課の改革
     一〇 国家意思決定のシステム
     一一 南朝斉への攻撃
    第三章 建国から華北統一まで――濃厚な鮮卑色の時期
     一 代国時代
     二 代国の復活
     三 華北統一へ――道武帝~太武帝の時期
       ◆帝国への脱皮
       ◆皇帝位の継承
       ◆帝国の拡大―華北の統一―
       ◆北魏包囲網とそれへの対処
     四 北魏政権下の諸族
       ◆征服された諸族と旧来の諸族
       ◆部族解散
       ◆部族解散された人々のあり方(1)
     ◆部族解散された人々のあり方(2)
     五 北魏政権下の漢族
     六 可汗とも称した北魏皇帝
    第四章 変化のきざし
     一 鎮にみられる変化
     二 鎮軍と州軍への「代人」の分出
     三 文成帝と献文帝
     四 文明太后称制期
     五 均田制と三長制
     六 仏教に現れた変化
     七 洛陽遷都のもつ意味
    第五章 繁栄、そして暗転
     一 改革の継承
     二 洛陽の繁栄
     三 北魏の文化
     四 「代人」や鎮民の不満
     五 六鎮の乱から東西分裂まで
     六 東魏・北斉
     七 西魏・北周
    終章
     一 制度
     二 支配階層
     三 女性の活躍・世界帝国
     四 北魏史の位置づけ

    あとがき
    北魏関係年表
    参考文献
  • 内容紹介

    3世紀初めからの約400年、中国は巨大な分裂期であった。その中で鮮卑族拓跋氏の建てた北魏王朝は、前身と後継政権を含めるとほぼ同じに近い長い期間、国を維持する。その間、①草原の部族連合国家→②華北を支配するものの胡族支配の色彩を濃厚に残す帝国→③胡漢を一体化して中華の地を統治する帝国と、大きくそのあり方を変える。②から③への劇的な転換の舵を切ったのが孝文帝である。本書は改革を象徴する洛陽遷都を序章に置き、五章に分けて、改革の内実、それに至る①②、改革の結果という順序で叙述する。そして終章として、秦漢と隋唐という二つの統一帝国の間にあって北魏という「異民族」政権がいかなる意義をもっていたかを考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    窪添 慶文(クボゾエ ヨシフミ)
    1941年千葉県市川市生まれ。高知県で育つ。東京大学大学院博士課程東洋史専攻単位取得退学。東京大学文学部助手、高知大学教育学部助教授、教授を経て、お茶の水女子大学文教育学部教授で停年を迎え、立正大学文学部教授をつとめる。現在はお茶の水女子大学名誉教授、(公財)東洋文庫研究員
  • 著者について

    窪添慶文 (クボゾエヨシフミ)
    1941年千葉県市川市生まれ。高知県で育つ。東京大学大学院博士課程東洋史専攻単位取得退学。東京大学文学部助手、高知大学教育学部助教授、教授を経て、お茶の水女子大学文教育学部教授で停年を迎え、立正大学文学教授をつとめる。現在はお茶の水女子大学名誉教授、(公財)東洋文庫研究員。主要著書に『魏晋南北朝官僚制研究』(汲古書院、2003年)、『墓誌を用いた北魏史研究』(汲古書院、2017年)があり、共著として『中国史 二―三国→隋唐―』(山川出版社、1994年)、編著として『魏晋南北朝史のいま』(勉誠出版、2017年)がある。このほか東洋文庫で行っている研究会の成果としての『水経注疏訳註』の編集、執筆に関わり、これまでに渭水篇、洛水・伊水篇、穀水篇4冊を刊行している(2011~19年)。

北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東方書店
著者名:窪添 慶文(著)
発行年月日:2020/12/10
ISBN-10:4497220249
ISBN-13:9784497220240
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:291ページ
縦:19cm
他の東方書店の書籍を探す

    東方書店 北魏史―洛陽遷都の前と後(東方選書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!