保育の場における子どもの対人葛藤―人間理解の共感的まなざしの中で [単行本]
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保育の場における子どもの対人葛藤―人間理解の共感的まなざしの中で [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2020/12/22
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保育の場における子どもの対人葛藤―人間理解の共感的まなざしの中で の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    保育の場において子どもたちは、共に過ごすことの喜びとともに、互いにかかわり合うからこそぶつかり合い葛藤する出来事も経験する。そして保育者は、その対人葛藤が起こってくることの子ども一人ひとりの生活における意味を探求して応えるとともに、子どもたちの関係の構築を重視している。本書では、このような保育者の対人葛藤へのまなざしを、倉橋惣三の人間観とケアリング論から「人間理解の共感的まなざし」として掬い上げて焦点を当てる。そして、園でのフィールドワークを通して、自分と他者を自発的に生きる主体として感じ、人間理解へと通ずる出来事としての対人葛藤の保育実践的意味を提起する。
  • 目次

    はじめに

    序 章 子どもの対人葛藤へのまなざしの再考
     1 子どもはなぜ他者とぶつかるとされてきたのか
     2 保育者のまなざしから見る対人葛藤
     3 倉橋惣三の子どもへのまなざしとケアリング論
     4 保育実践の場に見る子どもの対人葛藤


     第Ⅰ部 倉橋惣三の保育思想とケアリング論

    Introduction

    第1章 倉橋惣三の保育思想における対人葛藤
     1 「自発性」の現れとしての対人葛藤――1926年『教育講話』から
     2 「生活美」としての対人葛藤――1949年連載「和の教育」から
     3 子どもの対人葛藤への倉橋のまなざし

    第2章 倉橋惣三の道徳教育に対するスタンス
     1 戦前における道徳教育に対するスタンス
     2 1953年連載「人間性の涵養」における人間観
     3 倉橋の人間観と道徳教育に対する議論の今日的意義

    第3章 ケアリング論から捉える倉橋惣三の保育思想
     1 道徳教育に対するケアリング論の位置
     2 ネル・ノディングズのケアリング論
     3 ケアリング論から捉える倉橋の人間観


     第Ⅱ部 保育の場における子どもの対人葛藤の実際

    Introduction

    第4章 関係の始まりにおける保育者のまなざし
     1 人間理解の共感的まなざしの中で営まれる生活
     2 遊びを通して「自発性」を発揮する生活
     3 ケアリング関係と「自発性」を発揮した生活の構築

    第5章 関係の深まりにおける人間理解と生活の充実
     1 ケアリング関係と遊びが支える「ゆるし」の過程
     2 受容と自己充実による出会い直し
     3 葛藤を抱えもちながらかかわり合う生活

    第6章 子どもが他者とぶつかり合うということ
     1 ケアリング関係における「自発性」の発揮と受容
     2 原則によらない状況の中でなされる人間理解
     3 遊びを通した「自発性」の発揮


    終 章 人間の生活へのまなざしの再考に向けて
     1 人間理解の共感的まなざしから見える「道徳」
     2 生活の地平に見る「発達」と「教育」
     3 可能世界を生きるネガティブ・ケイパビリティ

    文献一覧
    初出一覧
    おわりに
  • 出版社からのコメント

    倉橋惣三の人間観とケアリング論との共通性を見出し、それを理論的枠組みとして考察を深める。
  • 内容紹介

    保育の場において子どもたちは、共に過ごすことの喜びとともに、互いにかかわり合うからこそぶつかり合い葛藤する出来事も経験する。そして保育者は、その対人葛藤が起こってくることの子ども一人ひとりの生活における意味を探求して応えるとともに、子どもたちの関係の構築を重視している。本書では、このような保育者の対人葛藤へのまなざしを、倉橋惣三の人間観とケアリング論から「人間理解の共感的まなざし」として掬い上げて焦点を当てる。そして、園でのフィールドワークを通して、自分と他者を自発的に生きる主体として感じ、人間理解へと通ずる出来事としての対人葛藤の保育実践的意味を提起する。??
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    水津 幸恵(スイズ サチエ)
    1988年山口県生まれ。2011年に香川大学教育学部卒業後、2014年に同大学大学院にて修士号を取得、2019年にお茶の水女子大学大学院にて博士号(社会科学)を取得。現在、三重大学教育学部講師
  • 著者について

    水津 幸恵 (スイヅ サチエ)
    2020年12月現在 三重大学教育学部講師

保育の場における子どもの対人葛藤―人間理解の共感的まなざしの中で の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:水津 幸恵(著)
発行年月日:2020/12/10
ISBN-10:4623087859
ISBN-13:9784623087853
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:22cm
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