第二言語教育のためのことば学―人文・社会科学から読み解く対話論的な言語観 [単行本]
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第二言語教育のためのことば学―人文・社会科学から読み解く対話論的な言語観 [単行本]

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出版社:福村出版
販売開始日: 2020/12/11
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第二言語教育のためのことば学―人文・社会科学から読み解く対話論的な言語観 の 商品概要

  • 目次

    第1章 ラングの言語観から当事者視点の言語観へ
     イントロダクション
     1 抽象的客観主義と第二言語教育における言語中心の即物主義
      1-1 ラングの抽出
      1-2 ラングとパロール
      1-3 抽象的客観主義
     2 バフチンの言語への視線
      2-1 当事者視点の言語観
      2-2 言語活動の真の現実――言語活動という社会的な出来事
      2-3 言語の現実とことばのジャンル
     3 ことばのジャンルとことばの多様態性
      3-1 ことばのジャンルと言語活動従事
      3-2 ことばのジャンルからことばへ
      3-3 ことばの多様態性
     4 言語活動従事と言葉遣いを中軸とした新たな第二言語教育の構想
      4-1 ことばの多様態性とことばのジャンルの関係からの示唆
      4-2 新たな第二言語教育の構想
     5 結 び
     文献案内

    第2章 ヴィゴツキーの精神への社会文化的アプローチ
     イントロダクション
     はじめに
     1 ヴィゴツキーの発達研究
      1-1 活動性の体系
      1-2 発生的分析
     2 精神の社会文化史
      2-1 媒 介
      2-2 媒介-手段を-用いて-行為する-個人
      2-3 道具の累積的発達
      2-4 心理的道具と心理的システムの現実的様態
     3 個体発生
      3-1 自然的発達と文化的発達
      3-2 文化的発達の一般的発生法則
      3-3 言語と思考
     4 生活的概念から科学的概念へ
      4-1 科学的概念の発生
      4-2 生活的概念と科学的概念
      4-3 科学的概念、学校、そして発達の最近接領域
     5 発達の最近接領域
      5-1 発達の最近接領域とは何か
      5-2 経 験
     6 結 び
     文献案内

    第3章 異言語話者の接触場面における言語的活動は言語的相互行為か
     イントロダクション
     はじめに
     1 チュートリアル・セッションから考えたこと
      1-1 チュートリアル・セッション
      1-2 インフォーマント
      1-3 インフォーマントのスピーチ
      1-4 インフォーマントの状況
     2 言語的相互行為と言葉
      2-1 人間のコミュニケーションへの多元的な社会的-認知的アプローチ
      2-2 間主観性の状態と話し手と聞き手
      2-3 言 葉
     3 異言語話者の接触場面における言語的活動
      3-1 同じ言語を共有する者同士の言語的活動
      3-2 チュートリアル・セッションにおける言語的活動の特質
      3-3 接触場面における言語的活動と第二言語発達
      3-4 第一言語発達のZPDと第二言語発達のZPD
     4 結 び
     文献案内

    第4章 語ることをわたしたちの生態環境に位置づける
        ――異言語話者接触研究のための発話の生態心理学序説
     イントロダクション
     はじめに
     1 「わたしたちの世界」との出会い
      1-1 世界の共同性
      1-2 新たな状況との切り結び
     2 生態心理学の視点
      2-1 機械論的な心理学の困難
      2-2 生態心理学
      2-3 アフォーダンスとわたしたちの行動
     3 異言語話者が語るということ
      3-1 経 験
      3-2 経験を語ること
      3-3 接触場面における異言語話者の困難
     4 結 び
     文献案内

    第5章 言語教育におけるナラティブ主義とヴィゴツキーとバフチン
     イントロダクション
     はじめに
     1 表現活動中心の日本語教育における言語についての見解
      1-1 話し手と聞き手との共通の領域としての発話
      1-2 ことば的事象と言語なるもの
      1-3 ことばのジャンル
      1-4 第二言語学習者が習得するべき言語
     2 表現活動中心の日本語教育の企画の方略
      2-1 言語への注目の仕方
      2-2 自己に根ざした「わたし」による表現活動という言語活動
      2-3 表現活動中心の日本語教育の企画
     3 ナラティブへの注目
      3-1 人間の活動領域とことばのジャンル
      3-2 社会文化史と自己
      3-3 心理学における人間の心への注目
      3-4 ナラティブ・ターン
     4 結 び
     文献案内

    第6章 人間学とことば学として知識社会学を読み解く
        ――第二言語教育のためのことば学の基礎として
     イントロダクション
     はじめに
     1 知識社会学
      1-1 知識社会学とは
      1-2 人間学的必然性
     2 外在化と客体化
      2-1 外在化と文化
      2-2 文化と言語
      2-3 文化と社会
     3 知識社会学の人間観
      3-1 社会と人間
      3-2 客体化された世界の内在化
     4 知識社会学の言語観
      4-1 意味秩序あるいはノモス
      4-2 ノモスを作り上げる言語
      4-3 ノモスと言説
     5 言語についての議論
      5-1 記 号
      5-2 言 語
      5-3 2種類の現実経験に関わる言語
     6 言語についての洞察
      6-1 ノエシスとノエマ
      6-2 世界構築の営みにおける言語の位置
     7 結 び
     文献案内

    第7章 そのモノ、多面的につき、取り扱い注意!
        ――第二言語教育にとっての言語論的転回の意味
     イントロダクション
     はじめに
     1 言語論的転回
      1-1 言語論的転回とは何か
      1-2 ウィトゲンシュタインの言語ゲーム
     2 相互行為研究における言語へのまなざし
      2-1 ゴフマンの相互行為秩序論
      2-2 社会的出会いにおける言語
      2-3 相互行為秩序論から相互行為の共構築へ――相互行為で取り交わされる発話
      2-4 発話が言語記号と見えるとき
     3 社会学における言語へのまなざし
      3-1 バーガーとルックマンの知識社会学
      3-2 バーガーとルックマンからガーゲンへ
      3-3 世界制作という視点
     4 結 び
     文献案内

    第8章 世界内存在とことば
        ――第二言語教育における実存論的転回に向けて
     イントロダクション
     はじめに
     1 世界内存在という視点の経緯
      1-1 根源的な生活世界に立ち返る
      1-2 メルロ=ポンティの構造の哲学
      1-3 人間的秩序――行動のシンボル的形態
     2 世界内存在
      2-1 ハイデガーの『存在と時間』
      2-2 現存在の分析
      2-3 ひと(das Man)と本来的実存
     3 地平的図式と話(Rede)
      3-1 心 境
      3-2 現存在と話
      3-3 世界内存在の受動性
      3-4 地平的図式あるいは地平
     4 結 び
     文献案内
  • 出版社からのコメント

    グローバル化による複言語化が進むなか、言語教育に携わる著者が独自に取り組んできた「ことば学」の集成。
  • 内容紹介

    第二言語学習者にとって言語とは何か、どのような活動が言語の上達を促進するのか? 言語教育に携わる著者が長年にわたって独自に取り組んできた「ことば学」の集成。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西口 光一(ニシグチ コウイチ)
    国際基督教大学大学院教育学研究科博士前期課程修了(教育学修士)。博士(言語文化学、大阪大学)。アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター講師、ハーバード大学東アジア言語文化学部上級日本語プログラム主任を経て、大阪大学国際教育交流センター教授、同大学院言語文化研究科教授兼任。研究領域は、言語哲学、第二言語教育学、日本語教育学

第二言語教育のためのことば学―人文・社会科学から読み解く対話論的な言語観 の商品スペック

商品仕様
出版社名:福村出版
著者名:西口 光一(著)
発行年月日:2020/12/15
ISBN-10:4571101910
ISBN-13:9784571101915
判型:A5
発売社名:福村出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:205ページ
縦:21cm
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