早産のすべて-基礎から臨床,DOHaDまで [単行本]
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早産のすべて-基礎から臨床,DOHaDまで [単行本]

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出版社:メジカルビュー社
販売開始日: 2020/12/02
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早産のすべて-基礎から臨床,DOHaDまで [単行本] の 商品概要

  • 目次

    ■Ⅰ 基礎編
    陣痛発来機序と早産
      正期産までの諸段階
      子宮筋の活動性変化
      プロゲステロン作用の機能的消退
      オキシトシン
      プロスタグランジン(PG)
      胎盤副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)と胎児視床下部─下垂体─副腎(HPA)系
      サイトカイン
      その他の調節因子
      早産における陣痛発来メカニズム
    炎症カスケードからみた早産の発生機序
      自然早産と子宮内炎症
      炎症と感染
      自然早産における炎症カスケード
      組織学的CAMの診断
      自然早産児のリスク
      子宮内感染・炎症の評価
    ヒアルロン酸代謝からみた早産の発生機序
      子宮頸管の組織構造
      子宮頸管熟化における2系統のメカニズム
    腸内細菌叢と早産
      妊娠による腸内細菌叢の変化
      妊娠中の食事と腸内細菌叢の変化
      妊娠中の抗菌薬使用と腸内細菌叢の変化
    プレバイオティクスと早産
      背景
      プロバイオティクスとプレバイオティクス
      Ⅰ. ヒト子宮頸管粘液中および羊水中のLF動態の検討
      Ⅱ. ヒト子宮頸管腺細胞および羊膜細胞培養系でのLFの抗菌・抗サイトカイン作用とそのメカニズムについての検討
      Ⅲ. 動物実験系におけるLFの早産抑制効果に関する検討
      Ⅳ. ヒトへの投与による腟内細菌叢の改善効果および早産予防効果の検討
    羊膜の修復過程
      前期破水の原因
      胎児組織の創傷治癒
      マクロファージ
      マクロファージと組織修復
      羊膜の器官培養での創傷治癒
      マウス前期破水モデルでの創傷治癒
      いわゆる「足場」の重要性
      羊膜細胞の組織修復能,多分化能
     
    ■Ⅱ 臨床編
    [定義/ 診断-日本]
     Q1「 切迫早産」の定義は?
       最新の用語集とガイドラインにおける切迫早産の定義の変化
    [定義/ 診断-海外との比較]
     Q 2 海外における「切迫早産」の定義は?
       「切迫早産」に対応する英語は何か?
       日本と欧米の症状の定義における共通点と相違点
    [定義/ 診断-子宮頸管無力症]
     Q 3 子宮頸管無力症の診断は?
       後期流産・早産歴,子宮頸管の手術歴などの既往歴による診断
       経腟超音波検査での子宮頸管長測定による診断
    [定義/ 診断- pPROM]
     Q 4 早産期前期破水の定義は?
       「破水」の時期による分類
       破水を疑う臨床症状
       診断方法
    [定義/ 診断-絨毛膜羊膜炎]
     Q 5 絨毛膜羊膜炎(CAM)の定義と診断は?
       組織学的CAMの診断
       臨床的CAMとの相違
    [疫学・リスク因子-リスク比,オッズ比]
     Q 6 リスクについて具体的に説明できるリスク比,オッズ比とは?
       リスクの推定と臨床研究
       コホート研究:前向き研究
       ケースコントロール(症例対象)研究:後ろ向き研究
       リスクの評価(リスク比)
       オッズ比
       95%信頼区間
       臨床への活用
    [疫学・リスク因子-年次推移]
     Q 7 早産の年次推移を示してください
       母体年齢別単胎早産率
       2,500g未満の低出生体重児の出生数
    [疫学・リスク因子-諸外国との比較]
     Q 8 わが国と海外の早産率に違いはありますか?
       世界的な早産の推定値
       国・地域別における早産率
       わが国における早産率
       各国の週数別の早産率
       人種などによる早産率の違い
    [疫学・リスク因子-基礎疾患]
     Q 9 早産になりやすい基礎疾患を教えてください
       遺伝的因子,家族因子
       糖尿病,高血圧,その他
       ストレスとうつ病
       栄養状態
       感染症
       子宮奇形,子宮筋腫,子宮内膜症
       子宮頸部の手術歴
    [疫学・リスク因子-生活習慣]
     Q 10 喫煙などの生活習慣(歯周病以外)と早産の関連は?
       喫煙
       カフェインの摂取
       アルコールの摂取
       その他の化学物質の摂取
       仕事
    [疫学・リスク因子-歯周病]
     Q 11 歯周病と早産の関連は?
       歯周病とは
       妊娠と口腔環境,口腔衛生
       歯周病と早産の関係
       歯周病治療は早産防止に有効か
    [疫学・リスク因子-早産歴,子宮頸管手術歴]
     Q 12 早産歴や子宮頸管手術歴と早産の関連は?
       早産既往
       子宮頸管手術が早産率を上昇させるメカニズム
       子宮頸部円錐切除術と早産
       広汎性子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)と早産
       子宮内容除去手術と早産
    [疫学・リスク因子-母体体重]
     Q 13 母体体重と早産の関連は?
       妊娠前の体格や体重増加量と早産
       わが国の周産期登録でみた妊娠中の体重増加量と早産
       『産婦人科診療ガイドライン産科編2020』で推奨される妊娠中の体重増加量
       妊娠中の介入(運動・食事)
    [疫学・リスク因子-細菌性腟症]
     Q 14 細菌性腟症と早産の関連は?
       細菌性腟症とは
       細菌性腟症と早産の関係
    [疫学・リスク因子-子宮頸管長]
     Q 15 子宮頸管長と早産の関連は?
       子宮頸管長測定の対象と時期
       円錐切除術および広汎子宮頸部摘出術後妊娠における子宮頸管長測定の意義
    [予防の実際-細菌性腟症]
     Q 16 細菌性腟症に対する治療介入によって早産は減少しますか?
       細菌性腟症(BV)の診断に関する研究
       細菌性腟症(BV)の治療効果に関する研究
       早産予防に関する研究
       システマティックレビュー(SR)での評価
       今後の対策
    [予防の実際-ペッサリー]
     Q 17 ペッサリー使用成績の現状を教えてください
       概要
       子宮頸管ペッサリー
       単胎妊娠
       双胎妊娠
       その他症例への検討
       児の長期予後
       海外のガイドライン
       ペッサリーの診療経験年数と臨床実績
       日本での臨床研究
    [予防の実際-子宮頸管縫縮術]
     Q 18 子宮頸管無力症への対応はどのようにしたらよいですか?
       「後期流産・早産歴,子宮頸管の手術歴などの既往歴を有する」症例への対応
       「経腟超音波検査での子宮頸管長測定により診断」された症例への対応
    [予防の実際-子宮頸管縫縮術]
     Q 19 子宮頸管縫縮術の分類とその術式などの注意点は?
       子宮頸管縫縮術の分類方法
       「予防的子宮頸管縫縮術」と「治療的子宮頸管縫縮術」
       Ultrasound-indicated
       Shirodkar法とMcDonald法施行時の注意点とコツ
       周術期管理(手術に伴う合併症とその安全対策)
    [予防の実際-子宮頸管縫縮術]
     Q 20 子宮頸管縫縮術の治療成績は?
       治療成績に影響を与える諸因子
       術式による予後比較
    [予防の実際-子宮頸管縫縮術]
     Q 21 緊急時の子宮頸管縫縮術の手技・管理とその評価(治療成績)は?
       Urgent(rescue)cerclage(緊急子宮頸管縫縮術)
       術式の実際
    [予防の実際-プロゲステロン]
     Q 22 プロゲステロン筋肉内投与の成績は?
       筋肉内投与に使用するプロゲステロン
       17-OHPCの薬理作用
       早産既往妊婦に対する17-OHPCの効果
       切迫早産,無症候性子宮頸管短縮,双胎に対する17-OHPCの効果
    [予防の実際-プロゲステロン]
     Q 23 プロゲステロン腟坐剤の薬理作用と治療成績は?
       腟坐剤に使用するプロゲステロン
       P4腟坐剤の薬理作用
       P4腟坐剤の効果
    [母体・胎児評価と診断-予定日の確認]
     Q 24 分娩予定日の確認方法は?
       妊娠週日の修正
       妊娠初期の超音波検査計測基準値
    [母体・胎児評価と診断-母体評価]
     Q 25 入院時の母体評価の手順を示してください
       症状と進行の評価
       早産分娩の準備
       鑑別診断
       患者・患者家族への精神的ケア
    [母体・胎児評価と診断-他疾患との鑑別]
     Q 26 臨床症状を中心とした鑑別診断のフローチャートを示してください
       Braxton-Hicks収縮
       胎児心拍数陣痛図の意義
       さまざまな痛みと常位胎盤早期剥離
       腟鏡診
       子宮頸管の状態の確認
       胎盤位置異常(低置胎盤,前置胎盤)
       絨毛膜下血腫
       子宮頸管ポリープ
    [母体・胎児評価と診断-血液検査]
     Q 27 CRP測定の意義は?
       正常妊娠におけるCRP値の変化
       CRPによる周産期異常の発症予知
    [母体・胎児評価と診断-バイオマーカー]
     Q 28 早産に関するバイオマーカー(癌胎児性フィブロネクチン,
       顆粒球エラスターゼ)は?
       癌胎児性フィブロネクチン
       子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼ
    [母体・胎児評価と診断-発育の評価]
     Q 29 胎児発育はどのように評価しますか?
    [母体・胎児評価と診断-胎児健常性の評価]
     Q 30 胎児健常性の評価法は?
       胎児健常性の評価法
    [母体・胎児評価と診断-胎児心拍数陣痛図]
     Q 31 早産期の胎児心拍数陣痛図の特徴と薬剤の影響を教えてください
       早産期における心拍数波形の特徴
       薬剤が心拍数波形に与える影響は?
       切迫早産管理の注意点
    [検査所見-超音波断層法を用いた検査]
     Q 32 子宮頸管長の正確な測定法とプレッシャーテストを教えてください
       切迫早産管理における子宮頸管長の位置付け
       子宮頸管長測定の実際
       プレッシャーテスト
    [検査所見-超音波断層法を用いた検査]
     Q 33 切迫早産・前置胎盤に特徴的な超音波所見はありますか?
       切迫早産に特徴的な超音波所見
       前置胎盤に特徴的な所見
    [検査所見-超音波断層法を用いた検査]
     Q 34 常位胎盤早期剥離の超音波所見のポイントを教えてください
       常位胎盤早期剥離の超音波所見
       常位胎盤早期剥離を疑う
    [切迫早産治療-安静]
     Q 35 安静は有効ですか?
       床上安静による早産予防の有効性
    [切迫早産治療-補液]
     Q 36 補液は有効ですか?
    [切迫早産治療-子宮収縮抑制薬]
     Q 37 各種子宮収縮抑制薬の歴史的変遷と現状,今後の展望は?
       歴史的変遷
       現状
       今後の展望
    [切迫早産治療-β刺激薬]
     Q 38 イソクスプリンの適応と使い方は?
       添付文書,インタビューフォームから
       イソクスプリン,リトドリン塩酸塩の使い分けについて
       イソクスプリンの点滴静注について
    [切迫早産治療-β刺激薬]
     Q 39 リトドリン塩酸塩の適応と使い方は?
       添付文書,インタビューフォームから
       EMAの見解
       キッセイ薬品工業株式会社の見解
       今後の展望
    [切迫早産治療-β刺激薬]
     Q 40 テルブタリンの適応と使い方は?
       日本におけるテルブタリン投与について
    [切迫早産治療-インドメタシン]
     Q 41 インドメタシンの適応と使い方は?
       インドメタシンとは
    [切迫早産治療-オキシトシン受容体拮抗薬]
     Q 42 海外におけるオキシトシン受容体拮抗薬の適応と使い方は?
       アトシバンとは
    [切迫早産治療-ニフェジピン]
     Q 43 ニフェジピンの適応と使い方は?
       ニフェジピンとは
    [切迫早産治療-硫酸マグネシウム]
     Q 44 硫酸マグネシウムの適応と使い方は?
       子宮収縮抑制薬としての適応
       子宮収縮抑制薬としての投与方法
       児の脳保護を目的とした適応・投与方法
       硫酸マグネシウムの副作用
    [切迫早産治療-硫酸マグネシウム]
     Q 45 硫酸マグネシウムの神経保護作用について教えてください
       基礎研究
       臨床研究
       最近の研究
    [切迫早産治療-併用療法]
     Q 46 子宮収縮抑制薬併用時の実際を教えてください
       ニフェジピンとの併用療法
       子宮収縮抑制薬併用療法に関する調査・研究
       リトドリン塩酸塩と硫酸マグネシウムの重大な副作用
       子宮収縮抑制薬併用の増量・減量の仕方
    [切迫早産治療-短期投与 vs. 長期投与]
     Q 47 子宮収縮抑制薬の至適投与期間は?
       短期投与について
       長期投与について
    [切迫早産治療-胎児/ 新生児への影響]
     Q 48 子宮収縮抑制薬の胎児/新生児に与える影響は?
       子宮収縮抑制薬の胎児/新生児への影響
    [切迫早産治療-抗菌薬]
     Q 49 未破水の切迫早産に対する抗菌薬投与は何に対して有効ですか?
       未破水の早産ハイリスク妊婦に対する抗菌薬投与について
    [切迫早産治療-出生前ステロイド]
     Q 50 一般的な出生前ステロイド投与法を教えてください
       歴史
       一般的な投与法
       効果
       ベタメタゾンとデキサメタゾンの共通点および相違点
       副作用
       未投与早産症例を減らすためには?
    [切迫早産治療-出生前ステロイド]
     Q 51 出生前ステロイドの反復投与はどう評価されていますか?
       反復投与法
       副作用
    [切迫早産治療-出生前ステロイド]
     Q 52 妊娠24週未満,34週以降の投与は有効ですか?
       効果
       副作用
    [切迫早産治療-合併症妊娠における切迫早産治療]
     Q 53 糖尿病合併妊娠,妊娠糖尿病妊婦に対する
    [切迫早産治療のポイントは?
       Tocolytic
       出生前ステロイド投与
    [切迫早産治療-合併症妊娠における切迫早産治療]
     Q 54 心疾患,甲状腺機能亢進症などの内科的合併症で,
       早産治療を行う際の注意点は?
       心疾患,甲状腺機能亢進症などの内科的合併症が早産にどう影響するか
       切迫早産に対する治療が心疾患,甲状腺機能亢進症などの内科的合併症に
        どう影響するか
    [切迫早産治療-合併症妊娠における切迫早産治療]
     Q 55 高血圧や慢性腎臓病で早産治療を行う際の注意点は?
       妊娠高血圧症候群・慢性腎臓病(CKD)と自然早産
       CKD,妊娠高血圧症候群での腎機能障害の診断・重症度
  • 出版社からのコメント

    多くの産科医が遭遇するにもかかわらずメカニズムが未だに解明されていない早産について,最新の知見と管理指針をCQ形式で解説。
  • 内容紹介

    早産は,多くの産科医が遭遇するにもかかわらず,そのメカニズムは未だに解明されていない。本書では,2018年に発足した日本早産学会が行った大規模調査により得られた情報に基づいて作成した指針を紹介する。
    1章では基礎編として早産の機序・病態生理を,2章では臨床編として最新の知見に基づく早産の診療・管理指針を,臨床現場において実際的なクリニカル・クエスチョン形式に基づいて解説する。
  • 著者について

    中井 章人 (ナカイ アキヒト)
    日本医科大学多摩永山病院院長

    松田 義雄 (マツダ ヨシオ)
    東京医療保健大学臨床教授

    大槻 克文 (オオツキ カツフミ)
    昭和大学江東豊洲病院産婦人科教授

早産のすべて-基礎から臨床,DOHaDまで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:メジカルビュー社
著者名:日本早産学会(編)
発行年月日:2020/12
ISBN-10:4758319952
ISBN-13:9784758319959
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:304ページ
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