種を語ること、定義すること―種問題の科学哲学 [単行本]
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種を語ること、定義すること―種問題の科学哲学 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/12/17
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種を語ること、定義すること―種問題の科学哲学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    万人が認める「種の定義」はまだない。なのに、生物学者たちは議論できている。なぜ?「種問題と、特に『種』という概念と、科学者がどうつきあっているのか」を明らかにする。
  • 目次

    はじめに

    第一章 種問題とは何か
     1・1 イントロダクション──種問題とは何か
     1・2 形態学的(分類学的)種概念
     1・3 生物学的種概念
     1・4 系統学的種概念
     1・5 多元主義
     1・6 種の存在論的地位──種は個物か
     1・7 本書の中心的な問いとその重要性

    第二章 合意なきコミュニケーション
     2・1 イントロダクション──なぜ種について合意がなくてもコミュニケーションができるのか
     2・2 三つのケーススタディ
     2・3 二論争物語──プライオリティの問題と同所的種分化の問題
     2・4 通約不可能性問題とコミュニケーション不全
     2・5 結論──定義がないのになぜコミュニケーションが成り立つのか

    第三章 「よい種」とは何か
     3・1 イントロダクション──種を語るときの二つのモード
     3・2 二重過程説とは何か
     3・3 生物学者は種についてどう語るのか
     3・4 「よい種」とは何か
     3・5 生物学者は「よい種」を用いてどのように考えるのか
     3・6 種にかかわる推論には二つのプロセスが関与する

    第四章 「投げ捨てられることもあるはしご」としての種
     4・1 イントロダクション──個々の定義を超えた「種」の理解
     4・2 一般種概念の構成要素を明らかにする
     4・3 一般種概念と個々の種の定義の関係──精緻化
     4・4 一般種概念はどういう認識論的役割を果たしているか
     4・5 「投げ捨てられることもあるはしご」としての種
     4・6 「一般種概念」から何が言えるのか
     4・7 おわりに───一般種概念とは何か、どういう役割を果たしているのか

    おわりに

    参考文献
    索 引
  • 内容紹介

    「種」とは何か。実は種の定義に決着はついていない。なのになぜ生物学者たちの議論は成立するのか? 新しい視点で種問題を捉える!

    世界は「種」にあふれている。様々な種類の生物について、生物学者はこの種を基本に議論をする。種は非常に重要な生物学の単位なのだ。だが統一的な定義はない。なぜ定義がないのに生物学者たちは研究を進められるのか?その問いの射程は生物学の哲学にとどまらない。新しい自然主義的な科学哲学の姿を映し出す、エポックとなる1冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    網谷 祐一(アミタニ ユウイチ)
    1972年生まれ。2007年3月京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(Ph.D.)ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)より取得。米ピッツバーグ大学(ポスト・ドクトラル・フェロー)、京都大学文学研究科(研究員)、東京農業大学生物産業学部准教授を経て、2019年4月より会津大学コンピュータ理工学部上級准教授
  • 著者について

    網谷 祐一 (アミタニ ユウイチ)
    網谷 祐一(あみたに ゆういち) 
    1972年生まれ。2007年3月京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。哲学博士(Ph.D.) ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)より取得。米ピッツバーグ大学(ポスト・ドクトラル・フェロー)、京都大学文学研究科(研究員)、東京農業大学生物産業学部准教授を経て、2019年4月より会津大学コンピュータ理工学部上級准教授。主な著作に、『理性の起源――賢すぎる、愚かすぎる、それが人間だ』(単著、河出書房新社、2017年)、『進化論はなぜ哲学の問題になるのか』(共著、松本俊吉編、勁草書房、2010年)ほか、論文多数。

種を語ること、定義すること―種問題の科学哲学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:網谷 祐一(著)
発行年月日:2020/12/20
ISBN-10:4326102888
ISBN-13:9784326102884
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:253ページ ※238,15P
縦:22cm
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