高齢社会における人と自動車(モビリティイノベーションシリーズ) [全集叢書]
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高齢社会における人と自動車(モビリティイノベーションシリーズ) [全集叢書]

青木 宏文(編著)赤松 幹之(編著)上出 寛子(編著)
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出版社:コロナ社
販売開始日: 2021/01/07
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高齢社会における人と自動車(モビリティイノベーションシリーズ) の 商品概要

  • 目次

    1.自動車運転に関わる人間特性
    1.1 運転と人
     1.1.1 自動車の社会的位置付け
     1.1.2 高齢者特性
    1.2 視覚機能と運転
     1.2.1 視覚の重要性
     1.2.2 視覚系の仕組み
     1.2.3 視覚機能と運転の関係
     1.2.4 シニアドライバの視覚特性と運転技術
     1.2.5 高解像度没入型ドライビングシミュレータを用いた視野欠損模擬
    1.3 認知機能と運転
     1.3.1 運転を支える認知機能とその評価
     1.3.2 認知症,軽度認知障害と運転
    1.4 運転特性評価・教育
     1.4.1 はじめに
     1.4.2 ドライバの情報処理プロセス
     1.4.3 事故を起こしやすいドライバ
     1.4.4 訓練や教育による改善
     1.4.5 実車による運転特性評価
     1.4.6 ドライビングシミュレータによる運転特性評価
     1.4.7 運転適性・検査
    1.5 モビリティのインタラクション
     1.5.1 概説
     1.5.2 人とシステムとのインタラクション
     1.5.3 先進運転支援システムとドライバのインタラクション
    引用・参考文献

    2.移動と健康
    2.1 移動と健康―特に高齢者の身体機能,認知機能を中心に
     2.1.1 超高齢社会の現状
     2.1.2 健康寿命と平均寿命の格差と健康寿命の延伸
     2.1.3 健康寿命の延伸とフレイル
     2.1.4 移動
     2.1.5 移動と生活空間
     2.1.6 移動に関連する因子
     2.1.7 移動と健康
     2.1.8 移動と社会性
     2.1.9 移動と認知機能
     2.1.10 生活空間移動と医療ならびに介護施設の利用
     2.1.11 歩行と健康
     2.1.12 フレイルの影響
     2.1.13 住居環境と高齢者の移動と健康
    2.2 高齢者における運転の必要性と課題
     2.2.1 高齢者を取り巻く運転環境
     2.2.2 運転中止による弊害
     2.2.3 認知症予防と運転との関連
     2.2.4 運転寿命延伸における課題
     2.2.5 運転寿命延伸プロジェクト
     2.2.6 運転者のための運動トレーニング
     2.2.7 おわりに
    2.3 運転と健康
     2.3.1 自動車の普及
     2.3.2 自動車の普及に伴う健康被害とその対策
     2.3.3 高齢化する車社会の新たな課題
     2.3.4 高齢者は運転をやめるべきか
     2.3.5 運転中止による健康への影響:疫学研究のエビデンス
     2.3.6 多様なモビリティ支援の拡充を
    2.4 向精神薬と運転
     2.4.1 向精神薬とドライバ特性
     2.4.2 精神障害と運転
    2.5 運転中の体調急変
     2.5.1 心疾患(不整脈),脳卒中,てんかん
     2.5.2 低血糖
     2.5.3 睡眠障害
    引用・参考文献

    3.移動と心理的well-being
    3.1 自動車運転の楽しさ:ドライビング・プレジャー
     3.1.1 自動車のもつ機能と価値
     3.1.2 フロー理論
     3.1.3 能力とタスクの難しさのバランス
     3.1.4 運転の手応え
     3.1.5 状況を支配している感じ
     3.1.6 運転の楽しさについての調査
     3.1.7 フロー理論と自動車運転
    3.2 心理的well-beingの概念と測定手法
     3.2.1 well-being概念に関する考え方
     3.2.2 well-beingを測定するための指標
     3.2.3 先進的な技術とwell-being
    3.3 ムービング・プレジャー
     3.3.1 自動運転への移行の過渡期
     3.3.2 自動運転による安全向上
     3.3.3 自動運転によって変わるライフスタイル
     3.3.4 モビリティとwell-being
     3.3.5 人間の運転における自律性
     3.3.6 移動のwell-being
     3.3.7 全体論的なムービング・プレジャーに向けて
    引用・参考文献

    4.モビリティにおける哲学的諸問題
    4.1 羽のない二本足の動物
    4.2 想像の引力
    4.3 移動とコミュニケーション
    4.4 モビリティとモダニティ
    4.5 つぎは何?
    4.6 絶え間ない前進と終わりのない不満足
    引用・参考文献

    索引
  • 出版社からのコメント

    高齢者は運転をやめるべきか。加齢変化から心理・哲学的側面も含めて研究動向を解説した。
  • 内容紹介

    交通事故,渋滞,環境破壊,エネルギー資源問題などの自動車の負の側面を大きく削減し,人間社会における多方面での利便性がより増すと期待される道路交通革命がCASE化である。CはConnected(インターネットなどへの常時接続化),AはAutonomous(またはAutomated,自動運転化),SはServicized(またはShare & Service,個人保有ではなく共有によるサービス化),EはElectric(パワートレインの電動化)を意味し,自動車の大衆化が始まった20世紀初頭から100年ぶりの変革期といわれる。

    第4巻「高齢社会における人と自動車」では,CASE化された車を使う人や社会の観点から社会科学的な切り口で,高齢ドライバによる交通事故が社会的課題の一つとなっている背景を踏まえ,加齢変化による身体機能や認知機能,持病や服薬の運転への影響など個人差に関する研究動向と知見をまとめる。また,免許返納や運転制限による健康への影響や哲学的な側面も俯瞰する。このような観点から,以下の構成で解説した。

    1章では,自動車の運転に関わる人間特性について,最新の知見を含め概説する。高齢者特性に関して,視覚機能や認知機能の加齢変化が自動車の運転に与える影響を解説するとともに,その対処方法としてインタフェースや支援システムのデザインや,運転特性の評価・教育についての最新知見を紹介する。
    2章では,自動車運転と健康との関係について概説する。自動車などを使った移動によって生活空間が広がることによる健康への効果,移動制限による健康への影響,加齢に伴う運転への影響,各種疾患の運転への影響,服薬による運転への影響,運転中の健康状態の変化とその運転への影響について述べる。
    3章では,自動車を運転すること自体の価値について,運転者の心理に関する議論や,運転の能力とタスクの関連性,さらに運転の手応えや楽しさについての認知心理学的知見について述べる。また,自動運転技術の発展に伴うライフスタイルの変化を考察するとともに,人々の幸せやwell―being に与える影響を概説する。
    4 章では,モビリティにおける哲学的な視点からの問題について述べる。移動の歴史を概説しながら,人間にとって移動がもつ意味とは何かや,移動に伴う人間同士のコミュニケーションの変遷などについて,技術の発展を視野に入れつつ議論する。

    図書館選書
    社会課題である高齢ドライバによる交通事故について,加齢変化による身体機能や認知機能,持病や服薬の運転への影響など個人差に関する研究動向と知見をまとめた。免許返納や運転制限による健康への影響や哲学的な側面も俯瞰。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    青木 宏文(アオキ ヒロフミ)
    1996年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。2000年カリフォルニア大学デービス校大学院心理学専攻(文部省派遣奨学生)。2002年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了(人間環境システム専攻)、博士(工学)。2004年マサチューセッツ工科大学およびNational Space Biomedical Research Institute研究員。2007年トヨタ自動車株式会社勤務。2013年名古屋大学大学院工学研究科特任准教授。2014年名古屋大学未来社会創造機構特任教授。2018年仏ベルフォール・モンベリヤール工科大学客員教授

    赤松 幹之(アカマツ モトユキ)
    1978年慶應義塾大学工学部管理工学科卒業。1984年慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了(管理工学専攻)、工学博士。1986年工業技術院製品科学研究所勤務。1990年フランスCNRS認知神経科学研究所訪問研究員。2001年産業技術総合研究所(中央省庁改革に伴い改称)研究グループ長、研究部門部門長を経てヒューマンモビリティ研究センター特命上席研究員。2002年~15年筑波大学大学院教授(連携大学院)を兼務。2014年名古屋大学未来社会創造機構客員教授を兼務

    上出 寛子(カミデ ヒロコ)
    2003年大阪大学人間科学部人間科学科卒業。2005年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了(人間科学専攻)。2007年日本学術振興会特別研究員(DC2)。2008年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了(人間科学専攻)、博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員(PD)。2009年帝塚山学院大学、摂南大学非常勤講師。大阪大学大学院特任助教。2015年東北大学電気通信研究所助教。2016年名古屋大学未来社会創造機構特任准教授

高齢社会における人と自動車(モビリティイノベーションシリーズ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:青木 宏文(編著)/赤松 幹之(編著)/上出 寛子(編著)
発行年月日:2021/01/18
ISBN-10:4339027723
ISBN-13:9784339027723
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:228ページ
縦:26cm
横:18cm
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