隋唐洛陽と東アジア―洛陽学の新地平 [単行本]
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隋唐洛陽と東アジア―洛陽学の新地平 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/01/15
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隋唐洛陽と東アジア―洛陽学の新地平 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    中国史に重要な位置を占め、日本との関係浅からざる洛陽。この地で展開した政治、都城、宗教などの諸問題をめぐる日本・中国の最新成果を通じて、「洛陽学」を提唱する画期的論文集。
  • 目次

    《序論》隋唐洛陽学の意義と課題[氣賀澤保規]

    第Ⅰ部 政治社会史上の洛陽

    北魏の洛陽遷都と孝文帝の改革――改革の中国史上に占める位置をめぐって――[川本芳昭] 
    北魏洛陽における権貴勢家第宅の奢侈の風と孝文帝の遷都改革[夏 炎]
    煬帝大業十一年の洛陽大朝会とその背景――隋末政治史の一側面――[氣賀澤保規]
    複都制再考――八世紀日本の造都と天皇権から考える――[佐藤文子]
    安史の乱における突厥王族阿史那氏の動向――洛陽出土「大燕阿史那明義墓誌」とその関連資料を中心に――[速水 大]
    「党争」の残照――李徳裕の洛陽帰葬とその周辺――[竹内洋介]
    隋・唐・五代洛陽宮の政治空間について[松本保宣]
    墓誌からみる唐代洛陽の万安山[毛 陽光]

    第Ⅱ部 宗教空間からの洛陽世界

    寺院・摩崖・石窟の位置からみた交通路――北朝後期?隋代、洛陽より東南へ――[北村一仁]
    北周末より唐代初期における洛陽仏教の動向[宮嶋純子]
    流動する政治景観――「昇仙太子碑」と武周・中宗朝の洛陽政局――[孫 英剛]
    則天武后の明堂と嵩山封禅――『大雲経疏』S六五〇二を中心に――[大西磨希子]
    新出「岩和尚墓誌」に見る唐代洛陽の天宮寺[王 慶衛]
    唐代洛陽大聖真観考[雷 聞]
    龍門広化寺善無畏三蔵真身考――中国唐末~北宋期におけるミイラ信仰について――[榎本淳一]

    《特別寄稿》日本の洛陽研究に関する一考察[黄 ?]

    附  録
    隋唐洛陽史年表
    隋唐洛陽地区地図
    隋唐洛陽城図

    後  記
    執筆者紹介
    英文目次
  • 出版社からのコメント

    洛陽に展開した政治、都城、宗教などの諸問題から中国史を問う。日中の16名の最新成果を収録し、「洛陽学」を提唱する画期的論集。
  • 内容紹介

    中国史に重要な位置を占め、日本とも関係浅からざる洛陽。この地で展開した政治、都城、宗教などの諸問題から中国史を問い直す。日本・中国の総勢16名の最新成果を収録し、「洛陽学」を提唱する画期的論集。
    -------------------
    なぜ長安学にたいし洛陽学が必要か。改めていうまでもなく、隋唐時代までの中国史では、長安(関中盆地)と洛陽(洛陽盆地)がほぼ常に中心を占め、両地はいわば車の両輪のごとく機能し、ときには首都(主都)と副都という関係をとりあった。なぜそのような関係が必要であったか。それに踏み込むことは中国史の本質にかかわる大問題になるが、ともあれ両地・両都は分かちがたくつながっていた。にもかかわらず、長安を基軸に歴史が語られることがあっても、洛陽に基軸を置いて中国史を捉える問題関心が薄い。とりわけ隋唐史になるとその傾向が強まる。それでよいか。洛陽から見える風景、そこから浮上する国家(王朝)の姿は、長安からのものと違ってよい。私たちは時代や国家のあり方を一元的に捉えすぎていなかったか。そうした視点に立つならば、洛陽学が問うべき領域は決して単なる一地方史には止まらないのである。
    (《序論》より)
    -------------------
    【目次】
    《序論》隋唐洛陽学の意義と課題[氣賀澤保規]
    第Ⅰ部 政治社会史上の洛陽
    北魏の洛陽遷都と孝文帝の改革――改革の中国史上に占める位置をめぐって――[川本芳昭] 
    北魏洛陽における権貴勢家第宅の奢侈の風と孝文帝の遷都改革[夏 炎]
    煬帝大業十一年の洛陽大朝会とその背景――隋末政治史の一側面――[氣賀澤保規]
    複都制再考――八世紀日本の造都と天皇権から考える――[佐藤文子]
    安史の乱における突厥王族阿史那氏の動向――洛陽出土「大燕阿史那明義墓誌」とその関連資料を中心に――[速水 大]
    「党争」の残照――李徳裕の洛陽帰葬とその周辺――[竹内洋介]
    隋・唐・五代洛陽宮の政治空間について[松本保宣]
    墓誌からみる唐代洛陽の万安山[毛 陽光]
    第Ⅱ部 宗教空間からの洛陽世界
    寺院・摩崖・石窟の位置からみた交通路――北朝後期?隋代、洛陽より東南へ――[北村一仁]
    北周末より唐代初期における洛陽仏教の動向[宮嶋純子]
    流動する政治景観――「昇仙太子碑」と武周・中宗朝の洛陽政局――[孫 英剛]
    則天武后の明堂と嵩山封禅――『大雲経疏』S六五〇二を中心に――[大西磨希子]
    新出「岩和尚墓誌」に見る唐代洛陽の天宮寺[王 慶衛]
    唐代洛陽大聖真観考[雷 聞]
    龍門広化寺善無畏三蔵真身考――中国唐末~北宋期におけるミイラ信仰について――[榎本淳一]
    《特別寄稿》日本の洛陽研究に関する一考察[黄 ?]
    附  録
    隋唐洛陽史年表
    隋唐洛陽地区地図
    隋唐洛陽城図
    後  記
    執筆者紹介
    英文目次
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    氣賀澤 保規(ケガサワ ヤスノリ)
    明治大学文学部元教授。明治大学東アジア石刻文物研究所客員研究員(所長)、東洋文庫研究員、東アジア歴史文化研究所代表、清華大学特聘教授。専門は中国中世史(隋唐政治社会文化史)・東アジア国際関係史。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。著書多数
  • 著者について

    氣賀澤 保規 (ケガサワ ヤスノリ)
    明治大学文学部元教授,明治大学東アジア石刻文物研究所客員研究員(所長),東洋文庫研究員,東アジア歴史文化研究所代表,清華大学特聘教授。専門は中国中世史(隋唐政治社会文化史)・東アジア国際関係史。京都大学文学部卒業,同大学院文学研究科博士課程修了,文学博士。著書『府兵制の研究――府兵兵士とその社会』(東洋史研究叢刊,同朋舎,1999年),『中国の歴史6 絢爛たる世界帝国隋唐時代』(講談社,2005年。講談社学術文庫,2020年),『則天武后』(講談社学術文庫,2016年),編著『洛陽学国際シンポジウム報告論文集 東アジアにおける洛陽の位置』(明治大学・汲古書院,2011年),『遣隋使がみた風景―東アジアからの新視点―』(八木書店,2012年),『中国中世仏教石刻の研究』(勉誠出版,2013年),『新編唐代墓誌所在総合目録』(明治大学東アジア石刻文物研究・汲古書院,2017年)など多数。

隋唐洛陽と東アジア―洛陽学の新地平 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:氣賀澤 保規(編著)
発行年月日:2020/12/25
ISBN-10:4831877433
ISBN-13:9784831877437
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:404ページ ※400,4P
縦:22cm
厚さ:3cm
重量:703g
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