静寂なほど人生は美しい―弱視の音楽療法士が伝える「聞こえない音」の世界 [単行本]
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販売開始日: 2020/11/28
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静寂なほど人生は美しい―弱視の音楽療法士が伝える「聞こえない音」の世界 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ささやかな人生こそ、豊かに実る。現代社会は音に穢されている。情報、騒音、SNS…。音の洪水から距離を取り、音のない世界に耳を傾ける。その時、あなただけの真実が見つかる。
  • 目次

    プロローグ あなたの心が呼んでいる

    Ⅰ 聞こえない音の世界

    1 静けさの贈りもの
    2 聞こえない音ってどんな音?
    3 耳を澄ますことは愛の行為


    Ⅱ 聞こえない「音楽」の世界

    1 人々の心が奏でる「聞こえない音楽」
    2 「間」と「余韻」の力
    3 心と心のアンサンブル――ただ、その一瞬の美しさを求めて


    Ⅲ 私が歩いて来た道

    1 15歳の決意――クリスチャンとしての出発
    2 ふつうの子になりたい――小学生時代
    3 役に立つことのよろこび――今一番必要なことをする
    4 父の死と留学――アントロポゾフィー音楽療法を学ぶ
    5 ふたたび日本社会へ――活躍の裏で
    6 大手術――ある外科医との出会い
    7 うつ病と新しい出発――演奏家、編曲家として
    8 土を耕す――違うかたちで、音楽療法のために働く

    あとがき 3つの出会い
  • 出版社からのコメント

    弱視で産まれた著者が、ささやかで、聞きのがしがちな人生の旋律を描くエッセイ
  • 内容紹介

    『聞こえない音を聞く方法を知る人は、音のない存在に気づける人』
    弱視で産まれた著者の、目立たずささやかで、聞きのがしがちな人生の旋律を描くエッセイ


    聞こえない音があります。
    見えない世界があります。


    目に見える日常の雑事や仕事に夢中になっていると、
    些細な変化に気づかず、目に見えるものに振り回されてしまいます。
    その時、あなたは、あなたらしさを失います。


    聞こえない音を聴こうとすること、
    静寂の中に、身を置くことは、あなたを自由に解き放ちます。
    その時、あなたは、あなたらしさに戻るのです。


    それを感じられると、なにかを「しない」ことの価値を知るはずです。

    音のない音楽を聴くことができるでしょう。
    私たちの力の及ばないところで、働いてくれている、目に見えない存在が、感じられるようになるからです。


    そんな人はやさしいひと。
    自分の居場所を持っている人々。


    ハンディキャップを持っている、持っていないに関わらず、
    人はそれぞれに、生きづらさを背負って、今を生きているのではないでしょうか。

    聞こえない音に耳を傾けるひとは、「生きづらさ」が、決して無駄ではないことを知ります。

    人知れず噛みしめた苦しみや、誰にも目を向けられることのなかった努力。
    そんな「聞こえない音たち」が、見えない糸のように、人と人、時代と時代をつないで、私たちの社会は紡がれてゆきます。



    ~以下序文より~

    この本では、「聞こえない音を聴く」ことを通して、目に見えない世界と出会う道をお伝えします。
    それは、私が音楽療法士であることに加えて、弱視という障がいをもっているからです。

    私は先天性弱視で、左目の視力が0・05、右目の視力はありません。
    両目とも視力は矯正不可能で、見える方の左目も、視野は下半分しかありません。

    でも、生まれつきなので、私にとってはこれが当たり前。

    子どものころは、自転車も一輪車も乗りまわしていましたし、
    大人になってからは、国内外どこへでも、言葉さえ通じれば、一人で行きます。


    こういうことを可能にしてくれているのは、
    聴覚、触覚、嗅覚、その他、視覚以外のありとあらゆる感覚です。

    こうして、生まれたときから自然に鍛えられてきた私の聴覚は、
    音楽療法士という職業において、大活躍をしてくれただけでなく、

    この本を通して、「聞こえないけれど、実際には響いている音」を聴く方法を、
    みなさんにお伝えすることを、実現させてくれました。


    人生の壁にぶつかった時、アントロポゾフィーは、私に一筋の道を開いてくれました。
    「目に見えて、手で触れることのできるこの世界の後ろには、大きな、大きな、目に見えない世界(精神界)があるんだよ。」

    これがシュタイナーの思想、アントロポゾフィーの考え方です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    工藤 咲良(クドウ サクラ)
    1979年奈良生まれ。先天性弱視。4歳からピアノを、7歳からソルフェージュを学ぶ。私立明星学園高校卒業。東海大学教養学部芸術学科音楽学課程在籍中に父が脳出血により他界。2002年大学卒業後、株式会社ダスキン「障害者リーダー育成海外研修派遣制度」の研修生として渡独。ベルリンの音楽療法士養成校Musiktherapeutische Arbeitsst¨atteにて5年間学ぶ。2008年ゲーテアヌム医学部門認定音楽療法士(シュタイナー音楽療法士)として帰国。以後、音楽療法及び音楽療法士の育成に尽力。2016年ライアー演奏家として活動を開始。同年より2年間ソウルの音楽療法士養成院にて非常勤講師を務める。2018年日本の音楽療法士養成コース卒業生計13人の国際資格取得を達成。それを機に講師を引退。同年秋Clover出版の著者発掘オーディションにてグランプリに選出され、『静寂なほど人生は美しい―弱視の音楽療法士が伝える「聞こえない音」の世界』を執筆
  • 著者について

    工藤咲良 (クドウサクラ)
    1979年 奈良生まれ。

    先天性弱視(視力 左0.05 右0 矯正不可能)。4歳からピアノを、7歳からソルフェージュを学ぶ。私立明星学園高校卒業。東海大学教養学部芸術学科音楽学課程在籍中に父が脳出血により他界。日本の終末医療の在り方に疑問を抱き留学を決意。

    2002年大学卒業後、株式会社ダスキン「障害者リーダー育成海外研修派遣制度」の研修生として渡独。ベルリンの音楽療法士養成校Musiktherapeutische Arbeitsstätteにて5年間学ぶ。2008年ゲーテアヌム医学部門認定音楽療法士(シュタイナー音楽療法士)として帰国。以後、音楽療法及び音楽療法士の育成に尽力。

    2016年ライアー演奏家として活動を開始。同年より2年間ソウルの音楽療法士養成院にて非常勤講師を務める。2018年日本の音楽療法士養成コース卒業生計13人の国際資格取得を達成。それを機に講師を引退。

    同年秋Clover出版の著者発掘オーディションにてグランプリに選出され、本書を執筆。

    Volffi (ヴォルフィ)
    1967年韓国ソウル生まれ。
    1993年建国大学文獻情報学科卒業後、ソウルフィルムアカデミーにて短編映画を製作。1996年カナダ、アルバータ大学夏季講座で写真構図学を学ぶ。1997年よりアメリカ、イースタンミシガン大学にてフィルム&コミュニケーションを専攻。パフォーマンスアートミュージックを副専攻。
    2001年帰国後、映画会社にて助監督を担当。
    2008年、偶然に出品した写真公募展にて金賞、銀賞他多数入賞し、写真家として第二の人生を歩みはじめる。撮影スタジオにて商業写真部長を務める一方、フリーカメラマンとしてミュージカル、バレー、古典舞踊、コンサート等の公演写真撮影を手掛ける。2013年、雑誌出版社の写真記者となる。2018年以降フリー写真家として活動中。

静寂なほど人生は美しい―弱視の音楽療法士が伝える「聞こえない音」の世界 の商品スペック

商品仕様
出版社名:Clover出版
著者名:工藤 咲良(著)
発行年月日:2020/11/19
ISBN-10:4867340014
ISBN-13:9784867340011
判型:B6
発売社名:Clover出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:148ページ
縦:19cm
横:12cm
厚さ:1cm
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