「家庭」であり「学校」であること―北海道家庭学校の暮らしと教育 [単行本]
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「家庭」であり「学校」であること―北海道家庭学校の暮らしと教育 [単行本]

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出版社:生活書院
販売開始日: 2020/12/28
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「家庭」であり「学校」であること―北海道家庭学校の暮らしと教育 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    家庭の愛と学校の知にあふれた家庭であり学校でありたい。留岡幸助が創設した北海道家庭学校と、併設された公立学校(望の岡分校)の「協働」による暮らしと教育、その意味と歴史を紹介。大自然の中での日々の暮らしを通して、子どもたちが自己を変革しながら成長していく様子を描く児童自立支援施設・北海道家庭学校「ガイドブック」。
  • 目次

    はじめに  仁原正幹

    第1章 北海道家庭学校の理念と実践――生活が陶冶する  仁原正幹
    1 児童福祉施設としての位置付け・役割
    (1)児童自立支援施設
    (2)社会的養護の担い手として
    (3)児童相談所の措置
    (4)少年司法との対比
    (5)北海道家庭学校
    (6)自立援助ホーム「がんぼうホーム」
    (7)樹下庵診療所
    2 北海道家庭学校の理念と伝統
    (1)四能主義――能く働き、能く食べ、能く眠り、能く考える
    (2)一路到白頭
    (3)暗渠の精神
    (4)機関誌『ひとむれ』
    (5)朗読会
    (6)平和山登山
    (7)冬の暮らしと神社山スキー学習
    (8)礼拝堂――難有
    (9)博物館
    (10)東京五輪「展示林」
    (11)四季折々の行事
    3 生活指導
    (1)小舎夫婦制の寮による愛着形成
    (2)コミュニケーション能力の養成
    (3)豊かな食事と食育指導――給食棟と寮での調理と食事
    ■家庭学校のオリジナルメニュー
    (4)子どもの人権への配慮
    4 作業指導
    (1)朝作業・夕作業
    (2)作業班活動
    (3)作業班学習発表会
    (4)生産活動
    5 学習指導
    (1)望の岡分校との連携・協働
    (2)中卒教室

     ■家庭学校 季節のくらし

    第2章 望の岡分校の教育――すべては子どもたちのために  河原英男・森田 穣
    1 北海道家庭学校と望の岡分校
    (1)児童自立支援施設への学校教育導入の歴史
    (2)北海道家庭学校への学校教育導入
    2 望の岡分校の教育活動
    (1)望の岡分校の教育課程(2016[平成28]年度 資料より)
    (2)習熟度別学習
    (3)北海道家庭学校と連携した教育活動
    (4)特別支援教育・児童理解と情報共有
    (5)学籍異動と進路指導
    (6)北海道家庭学校や本校と連携した行事
    (7)家庭との連携
     ■遠軽町教育長コラム  オホーツク野人クラブ代表 河原英男


    第3章 北海道家庭学校の生活と教育が育むもの――児童精神科医の視点から  富田 拓
    1 はじめに
    2 家庭学校の子どもたち
    (1)生育環境に問題のある子たち
    (2)発達障害など、なんらかの精神科的問題を抱えている子たち
    (3)男子だけが対象であること
    (4)社会への適応に困難を抱えた子たち
    (5)対象のほとんどが思春期にあること
    3 家庭学校の仕組みの特色
    (1)夫婦制であることの意味
    (2)集団生活であることの意味
    (3)作業を重視することの意味
    (4)家庭学校での学校教育の意味
    (5)家族や社会から距離を置くことの意味
    (6)自然の力、環境の力
    (7)これらを包みこむものとしての生活
    4 家庭学校樹下庵診療所の開設――家庭学校の新たな挑戦
    5 おわりに

    第4章 家庭学校という「社会」の誕生――北海道家庭学校の歴史  二井仁美
    1 中学校の教科書に登場する家庭学校
    2 留岡幸助の生い立ちとその原点            
    (1)留岡幸助の少年時代
    (2)平等思想を伝えるキリスト教との出会い
    (3)「良心を手腕に生きる」
    (4)教誨師として「社会の暗黒」に光を!
    (5)アメリカで少年の施設に注目する
    (6)「開放処遇」の思想
    (7)『感化事業之発達』の出版
    3 家庭学校の創設                            
    (1)東京での家庭学校の開設
    (2)校名に託された家庭学校の理想
    (3)家庭学校の生徒と教職員
    (4)家庭学校の教育の特徴
    (5)慈善事業師範学校
    (6)『人道』の発刊
    (7)思斉塾 大学生・専門学校生の寄宿舎
    (8)財団法人家庭学校の創設
    (9)家庭学校卒業後の進路
    4 北海道農場と社名淵分校の開設            
    (1)新しい農村作り
    (2)サナプチ(社名淵)の土地の取得
    (3)北海道農場の開拓
    (4)大自然の中での教育
    (5)自作地と小作制農場
    (6)礼拝堂の完成
    (7)博物館の開設
    (8)地方の学校・図書館・託児所の開設         
    5 留岡清男による北海道農場と社名淵分校の改革            
    (1)茅ケ崎分校の開設と社名淵分校
    (2)留岡清男の社名淵分校教頭就任
    (3)作業班学習の源流
    (4)一群会の結成と『一群』
    (5)「音楽を通して、少年たちの心の中に、情操的栄養を」
    (6)自作農の創設と家庭学校の改革
    (7)礼拝堂での教育科学研究会北見大会の開催
    6 創設者没後の家庭学校  
    (1)家庭学校の事業整理と少年教護法の施行
    (2)写真と映像にみる社名淵分校の生活
    (3)受け入れ生徒の変化
    7 北海道家庭学校の独立                         
    (1)戦後の困窮からの復興
    (2)留岡清男の第4代校長就任 「教育は胃袋から」
    (3)「教育は目から耳から」
    (4)寮舎での生徒のくらし
    (5)作業指導
    (6)「先生たちの勉強」
    (7)北海道家庭学校の独立と谷昌恒の校長就任
    (8)『留岡幸助日記』の刊行
    8 北海道家庭学校へのまなざしと望の岡分校                       
    (1)メディアの中の北海道家庭学校
    (2)各種の受賞
    (3)家庭学校後援会の設立
    (4)望の岡分校と北海道家庭学校の協働

    第5章 「家庭」であり「学校」であること――機関誌『ひとむれ』に見る家庭学校と望の岡分校
    1 家庭学校職員の声
    (1)誇らしき緑の山  清澤 満
    (2)1学期の校内管理班  竹中大幸
    (3)酪農班百周年   蒦本賢治
    (4)作業班の活動   蒦本広美
    (5)寮母1年目として感じること  藤原美香
    (6)生徒とともに成長する  藤原 浩
    (7)積み重ね  千葉正義
    (8)家庭学校での食事と生活  千葉珠季
    (9)家庭学校の食事と収穫感謝発表  伊東睦子
    (10)クラブ活動について  楠 哲雄
    2 望の岡分校教職員の声
    (1)開校2年目を迎えて  森田 穣
    (2)これこそ本物の体験学習だ  小椋直樹
    (3)酪農部に入ったからこそ……  松田房枝
    (4)7年間を振り返って  山田道哉
    (5)感謝とお礼  丸尾 恵
    (6)家庭学校での7年  吉村憲彦
    (7)共に感じる喜び  茂木大地
    (8)5年間を振り返って  高田雪江
    (9)家庭学校の子どもたちと美術  大野忠宏
    (10)音楽の力  槇 正美
    (11)望の岡分校で学んだこと  戸松恵子
    (12)山から畑へ、今年は牛舎へ  河端信吾
    (13)子ども達の表情もまた学力である  神谷博之

    おわりに  二井仁美
    あとがき  家村昭矩
    歴代校長・教職員による主要編著
    北海道家庭学校略年譜
  • 内容紹介

    家庭の愛と学校の知にあふれた家庭であり学校でありたい……

    留岡幸助が創設した北海道家庭学校と、併設された公立学校(望の岡分校)の「協働」による暮らしと教育、その意味と歴史を紹介。大自然の中での日々の暮らしを通して、子ども達が自己を変革しながら成長していく様子を描く児童自立支援施設 ・北海道家庭学校「ガイドブック」
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    仁原 正幹(ニハラ マサキ)
    社会福祉法人北海道家庭学校理事長。北海道立向陽学院長、北海道中央児童相談所長を経て、2014年、北海道家庭学校長(兼社会福祉法人北海道家庭学校理事)。2020年より現職

    二井 仁美(ニイ ヒトミ)
    北海道教育大学教授。1993年より北海道家庭学校所蔵資料整理に従事。大阪教育大学教授を経て、2011年より現職。北海道家庭学校創立百年史編集委員会委員長

    家村 昭矩(イエムラ アキノリ)
    社会福祉法人北海道家庭学校特別顧問。北海道立大沼学園長、北海道中央児童相談所長を経て、2005年、名寄市立短期大学教授(現名寄市立大学特命教授)。2006年より社会福祉法人北海道家庭学校に理事として関わり、2017年、理事長。2020年より現職
  • 著者について

    仁原正幹 (ニハラ マサキ)
    仁原正幹(にはら・まさき)
    社会福祉法人北海道家庭学校理事長。北海道立向陽学院長、北海道中央児童相談所長を経て、2014年、北海道家庭学校長(兼社会福祉法人北海道家庭学校理事)。2020年より現職。主著:『新世紀「ひとむれ」――北海道家庭学校の子ども達』生活書院、2019年。

    二井仁美 (ニイ ヒトミ)
    二井仁美(にい・ひとみ)
    北海道教育大学教授。1993年より北海道家庭学校所蔵資料整理に従事。大阪教育大学教授を経て、2011年より現職。北海道家庭学校創立百年史編集委員会委員長。主著:『留岡幸助と家庭学校――近代日本感化教育史序説』不二出版、2010年。

    家村昭矩 (イエムラ アキノリ)
    家村昭矩(いえむら・あきのり)
    社会福祉法人北海道家庭学校特別顧問。北海道立大沼学園長、北海道中央児童相談所長を経て、2005 年、名寄市立短期大学教授(現名寄市立大学特命教授)。2006年より社会福祉法人北海道家庭学校に理事として関わり、2017年、理事長。2020年より現職。主著:浅井春夫編著『子ども家庭福祉 第3版』健帛社、2017年。

「家庭」であり「学校」であること―北海道家庭学校の暮らしと教育 の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:北海道家庭学校(編)/仁原 正幹(編)/二井 仁美(編)/家村 昭矩(監修)
発行年月日:2020/12/25
ISBN-10:4865001220
ISBN-13:9784865001228
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:212ページ
縦:21cm
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