刑事弁護プラクティス〈2〉新人弁護士養成日誌 [単行本]

刑事弁護プラクティス〈2〉新人弁護士養成日誌 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  弁護士は何を考え、どう動くのか？ドラマのようにはいかない実際の刑事弁護活動の具体的なイメージを掴む。

• 目次

  【第１部 桜丘だより】
  ●プロの被告人 …… 住居侵入・窃盗事件
  ●不倫の果て …… 脅迫事件
  ●逮捕しに行こう …… 麻薬及び向精神薬取締法違反事件
  ●初の国選付添事件 …… 詐欺事件
  ●老々介護の悲劇 …… 殺人事件
  ●巻き込む共犯者 …… 強盗致傷事件
  ●煙草入れの大麻 …… 大麻取締法違反事件
  ●覚えていません …… 強姦致傷事件
  ●釈放後の保障 …… 窃盗事件
  ●犯行当日に購入した凶器 …… 暴力行為等処罰に関する法律違反事件
  ●クレプトマニア …… 常習累犯窃盗事件
  ●新人の旅立ち …… 迷惑防止条例違反事件
  ●誤解された障害者 …… 特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反事件
  ●初めての覚醒剤使用 …… 覚醒剤取締法違反事件
  ●起訴された他の犯罪事実の証拠 …… 強制わいせつ致傷事件等
  ●決定的なビデオ …… 住居侵入・窃盗事件
  ●「けじめ」って何？ …… 強盗致傷事件
  ●医師対決 …… 傷害事件
  ●99・8 …… 迷惑防止条例違反事件
  ●少年事件初体験 …… 強制わいせつ致傷事件
  ●黙秘と期日間整理 …… 傷害致死事件
  ●死んじゃえ …… 殺人事件
  ●判決言渡し前々日の犯行 …… 窃盗事件
  ●共通妄想 …… 迷惑防止条例違反事件
  ●夢の共同受任 …… 殺人未遂事件
  ●任意取調べ中の面会妨害と闘う …… 業務上横領事件
  ●被害者意見陳述 …… 過失運転致死・道路交通法違反事件
  
  【第2部　座談会　「桜丘だより」の弁護士たち――桜丘法律事務所での養成時代】
  ●司法を変える／それぞれの持ち味を活かす／「桜丘だより」裏話／神山ゼミ／弁護士過疎地対策／スピリッツの継承
  
  【第３部　桜丘法律事務所で学んだこと――巣立った弁護士からのメッセージ】
  ●櫻井先生の眼差し　虫本良和
  刑事弁護の世界へ／「見てないようで見ている」／「神山ゼミ」での櫻井先生／「プラクティス」
  
  ●〝ひよっこ〟の旅立ち　松岡孝
  桜丘の〝常識〟／保釈の役割／まねるは学ぶ／刑事弁護は〝恐い〟
  
  ●桜の種　池田征弘
  贈られた言葉を種に／再度の起訴猶予を獲得した事案／刑務所希望の被疑者の事案

• 内容紹介

  若い弁護士を育て弁護士過疎地に任期つきで赴任させることを目的に1998年に設立された桜丘法律事務所(東京)。そこで養成中の若手弁護士の日々の活動を櫻井光政所長が綴る。接見での被疑者・被告人との信頼関係構築の工夫、裁判官を説得するための働きかけと目配り、示談交渉での被害者への配慮やバランス、刑事弁護人としての自覚と責任、事務所内設置の刑事弁護ゼミでのやりとり等、新人弁護士養成のようすを、新人ゆえの失敗も交えてリアルな事例とともに紹介。若手弁護士や司法修習生が刑事弁護のイメージを掴むために役立つ。※2013年に発刊した『刑事弁護プラクティス』の続編。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  櫻井 光政(サクライ ミツマサ)
  １９５４年生まれ。東京都出身。１９７７年中央大学法学部卒業。１９７９年司法試験合格。１９８２年弁護士登録。第二東京弁護士会所属。１９９８年、初の日本型公設弁護人事務所開設。２００８年度第二東京弁護士会裁判員裁判実施推進センター（現裁判員センター）委員長、２００９年度第二東京弁護士会副会長等を歴任

• 著者について

  櫻井光政 (サクライミツマサ)
  櫻井光政(さくらい・みつまさ)
  1954年生まれ。東京都出身。1977年中央大学法学部卒業。1979年司法試験合格。1982年弁護士登録。第二東京弁護士会所属。1998年、初の日本型公設弁護人事務所開設。2008（平成20）年度第二東京弁護士会裁判員裁判実施推進センター（現裁判員センター）委員長、2009（平成21）年度第二東京弁護士会副会長等を歴任。モーニングに連載された漫画『イチケイのカラス』法律監修。「季刊刑事弁護」誌上で事務所での出来事を綴った「桜丘だより」を長期連載中。

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