人文的、あまりに人文的 [単行本]

販売休止中です

    • 人文的、あまりに人文的 [単行本]

    • ¥2,09063 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003364614

人文的、あまりに人文的 [単行本]

価格:¥2,090(税込)
ゴールドポイント:63 ゴールドポイント(3%還元)(¥63相当)
日本全国配達料金無料
出版社:本の雑誌社
販売開始日: 2021/01/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

人文的、あまりに人文的 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1回
    クレイジーな時代?
    『啓蒙思想2・0──政治・経済・生活を正気に戻すために』(ジョセフ・ヒース)

    叛逆かパターナリズムか
    『心は遺伝子の論理で決まるのか──二重過程モデルでみるヒトの合理性』(キース・E・スタノヴィッチ)


    第2回
    「好奇心」の効果
    『子どもは40000回質問する──あなたの人生を創る 「好奇心」 の驚くべき力』(イアン・レズリー)

    人類学者かつ歴史学者として
    『思索への旅──自伝』(ロビン・G・コリングウッド)

    第3回
    自由意志は存在しない?
    『マインド・タイム──脳と意識の時間』(ベンジャミン・リベット)

    自由は進化する?
    『自由は進化する』(ダニエル・C・デネット)

    第4回
    歴史を論じる
    『それでも、日本人は 「戦争」 を選んだ』(加藤陽子)

    記憶を武器に理不尽と闘う
    『神聖喜劇』(大西巨人)

    第5回
    エッセイの精神
    『エセー』(ミシェル・ド・モンテーニュ)

    懐疑の効用
    『懐疑主義』(松枝啓至)

    第6回
    幾何学の精神と繊細の精神
    『パンセ』(パスカル)

    社会的現実とともに思考する
    『哲学においてマルクス主義者であること』(ルイ・アルチュセール)

    第7回
    古代ローマ時代の人生相談
    『人生談義』(エピクテトス)

    世界をどう捉えるか──物体と非物体
    『初期ストア哲学における非物体的なものの理論』(エミール・ブレイエ)

    第8回
    幸福に関する「なに」 「いかに」 「なぜ」 の問い
    『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』(青山拓央)

    夢破れた国の幸福論
    『セカンドハンドの時代──「赤い国」を生きた人びと』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ)

    第9回
    インディーズでサヴァイヴする!
    『これからのエリック・ホッファーのために──在野研究者の生と心得』(荒木優太)

    どうすれば民主主義の原理が機能する国家の国民になれるのか?
    『日本国民であるために──民主主義を考える四つの問い』(互盛央)

    第10回
    人文書のなかの人文書
    『言葉と物──人文科学の考古学』(ミシェル・フーコー)

    ポスト・ヒューマニティーズの人文書
    『有限性の後で──偶然性の必然性についての試論』(カンタン・メイヤスー)

    第11回
    今日から使える人文書
    『アイデア大全──創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール』(読書猿)

    立志から始めよう
    『知的トレーニングの技術〔完全独習版〕』(花村太郎)

    第12回
    民主政を問い直す
    『社会契約論』(ルソー)

    可能性の条件を探る
    『純粋理性批判』(カント)

    第13回
    能動でも受動でもない世界との関わり方
    『中動態の世界──意志と責任の考古学』(國分功一郎)

    アイロニーとユーモアによる変身のすすめ
    『勉強の哲学──来たるべきバカのために』(千葉雅也)

    第14回
    シンギュラリティ論議は現代の神話?
    『そろそろ、人工知能の真実を話そう』(ジャン=ガブリエル・ガナシア)

    我々はハイパーヒストリーの時代に突入した?
    『第四の革命──情報圏が現実をつくりかえる』(ルチアーノ・フロリディ)

    第15回
    天文と人文の出会い
    『古代文明に刻まれた宇宙──天文考古学への招待』(ジューリオ・マリ)

    宇宙はひとつではない
    『マルチバース宇宙論入門──私たちはなぜ〈この宇宙〉 にいるのか』(野村泰紀)

    第16回
    思考はデザインとともにある
    『アイデア第三七九号』「ブックデザイナー鈴木一誌の仕事」

    デザインからリテラシーへ
    『生きるための読み書き──発展途上国のリテラシー問題』(中村雄祐)

    第17回
    共感を増幅する贈与
    『うしろめたさの人類学』(松村圭一郎)

    人文学の情動論的転回
    『情動の哲学入門──価値・道徳・生きる意味』(信原幸弘)

    第18回
    AIの危機、人間の危機
    『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子)

    収容所でなにを話す?
    『収容所のプルースト』(ジョゼフ・チャプスキ)

    第19回
    戦争とは、誤訳や食い違いの極端な継続にほかならない
    『翻訳地帯──新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(エミリー・アプター)

    日本文学の輸出、流通、逆輸入
    『日本文学の翻訳と流通──近代世界のネットワークへ』(河野至恩、村井則子編)

    第20回
    サイコロからはじまる知のグランドツアー
    『知の果てへの旅』(マーカス・デュ・ソートイ)

    知の果てから無知の知へ!
    『知ってるつもり──無知の科学』(スティーブン・スローマン、フィリップ・ファーンバック)
  • 出版社からのコメント

    在野研究者として注目を浴びる二人が新旧の人文書を読み、人文的思考を提案。取り上げるのは古典と新刊入り乱れての40冊+α。
  • 内容紹介

    人(ヒト)の文(アヤ)から考えよう

    やわらかな対話が提案するのは考えるたのしさ、意見交換のおもしろさ。しあわせとは? 哲学とは? 人文学とは? 人文的思考がぐんと身近になるブックガイド。

    俎上に載せた40冊からあれやこれやと対話がはずむ、〈山本くん〉と〈吉川くん〉の読書会。古代文明からエピクテトス、モンテーニュ、カント、フーコー、千葉雅也、加藤陽子、読書猿、神経科学、多元宇宙論まで、新旧の基本図書を総ざらい。「ゲンロンβ」(ゲンロン)の人気連載を書籍化。

    初心者歓迎。人文的読書会へようこそ!
  • 著者について

    山本貴光 (ヤマモトタカミツ)
    1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。慶應義塾大学環境情報学部卒業。著書に『コンピュータのひみつ』(朝日出版社)『文体の科学』(新潮社)『「百学連環」を読む』(三省堂)『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)『マルジナリアでつかまえて』(本の雑誌社)『記憶のデザイン』(筑摩書房)など。

    吉川浩満 (ヨシカワヒロミツ)
    1972年生まれ。文筆家、編集者。慶應義塾大学総合政策学部卒業。国書刊行会、ヤフーを経て、現職。著書に『理不尽な進化』(朝日出版社)『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)など。

人文的、あまりに人文的 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:本の雑誌社
著者名:山本 貴光(著)/吉川 浩満(著)
発行年月日:2021/01
ISBN-10:4860114515
ISBN-13:9784860114510
判型:B6
発売社名:本の雑誌社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:19cm
厚さ:2cm
他の本の雑誌社の書籍を探す

    本の雑誌社 人文的、あまりに人文的 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!