検証 介護保険施行20年―介護保障は達成できたのか [単行本]
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検証 介護保険施行20年―介護保障は達成できたのか [単行本]

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出版社:自治体研究社
販売開始日: 2020/12/15
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検証 介護保険施行20年―介護保障は達成できたのか の 商品概要

  • 目次

    プロローグ 

    Ⅰ部 介護保険施行 20 年 ― その変容と課題  
    第1章 介護保険の根源的な矛盾と将来像に対する視点
    はじめに  
    1  介護保険の構造的矛盾の正体  
    2  介護保険は社会福祉市場化の起爆剤  
    3  全世代型社会保障検討会議が描く財界主導の介護保険改革  
    4  混合介護、介護給付費割引の拡大の可能性  
    ―― 株式会社による実質的な「特養経営」
    5  「地域共生社会の実現のための社会福祉法等の一部を
    改正する法律(2020 年 6 月 5 日可決・成立)」の方向性  
    おわりに  
    ―― 介護労働者の専門性重視と人権視点からの介護保障改善私案

    第2章 高齢者の生活実態と介護保険
    1  高齢者の生活保障と介護問題の位置  
    2  高齢者の生活実態 ―― 貧困と孤立
    3  介護保険制度の政策理念と現実  
    4  生活問題への総合的対応と福祉制度の再構築  

    第3章 介護保険の誕生からたどる現在の課題
    はじめに  
    ―― 検証課題は 5 点
    1  2000 年、介護保険制度の創設と 5 つの課題  
    2  第 1 課題=介護保険で必要なサービスは受給できているのか  
    3  第 2 課題=家族の介護負担は軽減されたか  
    4  第 3 課題=ケアマネジメントは機能しているか  
    5  第 4 課題=介護サービス提供事業所の経営と介護職の充足の検証  
    6  第 5 課題=保険者である市町村の役割と介護保険の財源  
    7  介護保険の今後の課題  

    第4章 介護人材政策の総括と課題
    はじめに  
    1  小泉「構造改革」と介護人材不足の作出・助長 
    ―― 2000~2009 年頃
    2  介護労働者処遇改善への表面的な動きと「自助」「互助」への回帰  
    ―― 2009~2012 年頃
    3  第 2 次安倍政権以降の介護人材をめぐる動向  
    ―― 2012 年以降
    4  介護保険 20 年の人材政策の総括と近年の動向 
    おわりに  

    第5章 自治体はどう変えられようとしているのか
    はじめに  
    1  介護保険制度と市町村  
    2  介護保険 20 年と市町村の経過と実態  
    3  「保険者機能強化」の狙いと問題点  
    おわりに  
    ―― 地域の介護保障要求、生活支援要求運動と市町村変革への課題

    Ⅱ部 海外の介護保険に学ぶ  
    第6章 ドイツの介護保険改革
    はじめに  
    1  介護保険の概要 
    2  ドイツの介護保険の特徴  
    3  介護保険の現状  
    4  制度改革の展開  
    5  近年の改革動向  
    ―― 介護人材不足への対応と介護職・家族介護者の負担軽減
    おわりに  

    第7章 韓国の介護保険改革
    はじめに  
    1  長期療養保険の導入  
    2  長期療養保険の変遷  
    3  長期療養保険の仕組み  
    4  今後の課題  

    Ⅲ部 当事者とケアワーカーからの報告  
    第8章 「認知症の人と家族の会」と介護保険
    1  「介護の社会化」「認知症になっても安心して
    暮らせる社会」をめざして  
    2  介護保険の導入をめぐって  
    3   2 つの相いれない政策の流れと「家族の会」の提言  
    4  利用者・家族に重くのしかかる負担  
    ―― 制度改悪による深刻な影響
    5  コロナ禍のなかの介護保険制度  
    おわりに  

    第9章 在宅で働くホームヘルパーにみる介護保険の矛盾
    ―「生きる」のも「逝く」のも自分らしく ―
    はじめに  
    1  「在宅」重視といっても(騙されやすい私たち)  
    2  生活とプランのずれ  
    3  国賠裁判で現場の状況をアピール  
    4  公務員への道  
    おわりに  
    ―― 貧困の放置に歯止めをかける社会に

    エピローグ  芝田英昭  
  • 出版社からのコメント

    介護の危機をのりこえるために! 社会保障の視点から「介護保障とは何か」を総合的にとらえる
  • 内容紹介

    介護保険が目的とした「社会的入院の解消」「介護の社会化」「介護離職の解消」等は達成できたのか。果たして介護保険は必要とするサービスを提供しているのか、市場化・営利に走る介護現場の深刻な人材不足、保険者である市町村の混乱をどうするのかなど、介護保険が高齢者福祉に与えた影響をとらえつつ考察する。また、介護保険の利用当事者として「認知症の人と家族の会」の運動を跡づけ、劣悪な労働環境に置かれる在宅介護の現場を実態報告する。併せて、同様な介護保険制度をもつドイツ、韓国の現状レポートを収録。権利としての社会保障の視点から「介護保障とは何か」を総合的にとらえる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    芝田 英昭(シバタ ヒデアキ)
    立教大学コミュニティ福祉学部教授。1958年福井県生まれ。専門は社会保障論。博士(社会学)。立命館大学産業社会学部教授を経て2009年より現職。自治体問題研究所副理事長、埼玉県社会保障推進協議会副会長
  • 著者について

    芝田 英昭 (シバタヒデアキ)
    立教大学コミュニティ福祉学部教授
    1958年福井県生まれ。専門は社会保障論。博士(社会学)。
    立命館大学産業社会学部教授を経て2009年より現職。
    自治体問題研究所副理事長、埼玉県社会保障推進協議会副会長。
    著書等:『医療保険「一部負担」の根拠を追う』自治体研究社、2019年、『新版 基礎から学ぶ社会保障』(編著)自治体研究社、2019年。など

検証 介護保険施行20年―介護保障は達成できたのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:自治体研究社
著者名:芝田 英昭(編著)
発行年月日:2020/12/15
ISBN-10:488037718X
ISBN-13:9784880377186
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:21cm
厚さ:2cm
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