グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために [単行本]
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グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/01/29
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グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を、気鋭の歴史家が描きだす。
  • 目次

    第1章 イントロダクション
     なぜグローバル・ヒストリーか? 内在主義とヨーロッパ中心主義を超えて
     三種類のグローバル・ヒストリー
     プロセスと視点
     約束と限界

    第2章 「グローバル思考」小史
     人類世界の歴史叙述
     世界史的タブロー、一六~一八世紀
     西洋の覇権の時代の世界史
     一九四五年以後の世界史

    第3章 競合するアプローチ
     比較史
     トランスナショナル・ヒストリー
     世界システム論
     ポストコロニアル・スタディーズ
     複数の近代

    第4章 アプローチとしてのグローバル・ヒストリー
     グローバル・ヒストリーの諸特徴
     統合と構造化された変容
     接続を超えて--競合するナラティブ
     事例研究--グローバル・ヒストリーにおけるネイションとナショナリズム

    第5章 グローバル・ヒストリーと統合の諸形態
     グローバリゼーションの歴史
     グローバリゼーションを超えて
     統合とは? 構造とは?
     重なり合う構造による統合
     いつ、グローバルであったのか?

    第6章 グローバル・ヒストリーにおける空間
     トランスナショナルな空間--大洋
     オルタナティブな空間性の探究
     ネットワーク
     グローバルなもののミクロストーリア
     グローバル・ヒストリーの構成単位
     移動する尺度

    第7章 グローバル・ヒストリーにおける時間
     大きく深い歴史
     時間と「時層」
     共時性
     尺度、行為主体性、責任

    第8章 ポジショナリティと中心化アプローチ
     ヨーロッパ中心主義
     ポジショナリティ
     さまざまな中心主義の増殖と文明の回帰
     文化と中心主義の議論を超えて

    第9章 世界制作とグローバル・ヒストリーの諸概念
     歴史家と世界の制作
     ことばで世界を制作する方法
     先住民の認識論?
     言説を超えて

    第10章 誰のためのグローバル・ヒストリーか?--グローバル・ヒストリーの政治学
     誰のためのグローバル・ヒストリーか?
     グローバリゼーションのイデオロギーとしてのグローバル・ヒストリー?
     誰が世界を書くのか? 知のヒエラルキー
     地政学と言語
     「グローバル」の限界
     「グローバル」は何を隠蔽するのか?

    謝 辞

    [解説] 誰のために歴史を書くのか(小田原 琳)


    索 引
  • 出版社からのコメント

    グローバリゼーションがもたらす様々な問題に向き合い、乗り越えるための実践としての可能性を描きだす。
  • 内容紹介

    グローバリゼーションが進む世界の中で、私たちはどのように歴史を語るべきだろうか。「地球規模の相互作用や交換の歴史」というグローバル・ヒストリーについての単純化された理解を排しつつ、グローバリゼーションがもたらす様々な問題や弊害に向き合い、乗り越えるための方法論、実践としての可能性を描きだす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    コンラート,ゼバスティアン(コンラート,ゼバスティアン/Conrad,Sebastian)
    1966年ハイデルベルク生まれ。パリ社会科学高等研究院等を経て、ベルリン自由大学歴史・文化学部教授。ドイツ植民地主義史、日本近現代史、グローバル・ヒストリー研究

    小田原 琳(オダワラ リン)
    1972年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科修了。学術博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。イタリア近現代史、ジェンダー・スタディーズ
  • 著者について

    ゼバスティアン・コンラート (ゼバスティアンコンラート)
    ゼバスティアン・コンラート(Sebastian Conrad)
    1966年ハイデルベルク生まれ。パリ社会科学高等研究院等を経て、現在ベルリン自由大学歴史・文化学部教授。ドイツ植民地主義史、日本近現代史、グローバル・ヒストリー研究。
    Globalgeschichte : Eine Einführung(C.H. Beck, 2013), German Colonialism : A Short History(Cambridge University Press, 2012), Globalisation and the Nation in Imperial Germany (Cambridge University Press, 2010), The Questfor the Lost Nation : Writing History in Germany and Japan in the American Century (University of California Press, 2010)など。

    小田原 琳 (オダワラ リン)
    小田原琳(おだわら りん)
    1972年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科修了。学術博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授。イタリア近現代史、ジェンダー・スタディーズ。
    『イタリア国民国家の形成』(共著、日本経済評論社、2010年)、「「平和の犯罪」としての戦時・植民地主義ジェンダー暴力」(『ジェンダー史学』12号、2016年)、「〈境界〉を創り出す力――南イタリアから立てる近代への問い」(東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために』岩波書店、2017年)など。

グローバル・ヒストリー―批判的歴史叙述のために [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:ゼバスティアン コンラート(著)/小田原 琳(訳)
発行年月日:2021/01/27
ISBN-10:4000226444
ISBN-13:9784000226448
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:294ページ ※253,41P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:432g
その他: 原書名: What Is Global History?〈Conrad,Sebastian〉
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