仙台駅殺人事件(講談社文庫) [文庫]

仙台駅殺人事件(講談社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  仙台駅のホームで毎年十二月一日正午に佇む美女がいた。和服姿の彼女は早坂みゆき、銀座のクラブママ。みゆきの部屋で男の刺殺体が発見され、容疑者として彼女を追う十津川警部は、仙台駅で網を張るが、何者かに妨害され失敗に終わる。なぜ彼女は駅で待たねばならないのか？事件の真相に十津川は驚愕する。

• 出版社からのコメント

  大金をゆすられていたクラブのママが行方をくらます。十津川警部と亀井刑事が張り込むと別の女性が殺されてしまう。重大な接点が！

• 内容紹介

  毎年12月1日正午に、仙台駅ホームに佇む和服姿の女。この謎の美女は、原宿で起きた殺人事件の容疑者だった。ところがその、高級クラブ「綾」のママ・早坂みゆきは、1千万円もの大金を仙台駅でゆすられ続けていた。行方をくまらしたみゆきを追跡する十津川警部と亀井刑事は、仙台駅に網を張るが、何者かに発煙筒で妨害され、失敗。再度の張り込み中、駅構内で「綾」のホステス・久保カオルが絞殺された。1千万円の行方と殺人容疑者、恐喝犯を追う十津川の前に明かされる意外な真相は…。
  24時間眠らぬ、東北の玄関口・仙台駅を舞台にした駅シリーズ

• 著者について

  西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)
  西村京太郎
  1930年東京都生まれ。1963年『歪んだ朝』でオール讀物新人賞を受賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。1981年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞（長編部門）を受賞、2005年日本ミステリー文学大賞を、2019年吉川英治文庫賞を受賞した。

仙台駅殺人事件(講談社文庫) [文庫] の商品スペック