森の中のレコーディング・スタジオ―混淆する民族音楽と周縁からのグローバリゼーション [単行本]

森の中のレコーディング・スタジオ―混淆する民族音楽と周縁からのグローバリゼーション の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  グローバル化が進む世界の周縁で人々に受け継がれてきた在来音楽は、どのような出会いを経て世界の舞台に躍り出たのか。世界的に活躍するソロモン諸島マライタ島出身の竹製パンパイプ演奏集団ポイアラトが経験した、音楽を媒体とする「グローバルな出会い」を描き出す。

• 目次

  第１部　グローバリゼーションと音楽的媒介
  　第１章　メラネシアの島々と音楽のグローバリゼーション
  　第２章　アレアレの竹製パンパイプと媒介する行為としての音楽
  第２部　アレアレの竹製パンパイプ
  　第３章　今日のアレアレにおける「混淆した生活」
  　第４章　伸縮する竹と音楽の模倣――竹製パンパイプの制作と演奏
  　第５章　竹製パンパイプと強運―アレアレにおける富と開発への期待
  第３部　竹製パンパイプを手にグローバリゼーションに向き合う
  　第６章　森の中の即製レコーディング・スタジオ
  　第７章　舞台の上の竹製パンパイプ
  　第８章　混淆する音楽と周縁からのグローバリゼーション

• 出版社からのコメント

  ソロモン諸島の民族音楽演奏集団ポイアラトが経験した、グローバルな音楽産業や制度化・標準化された音楽との出会いを描き出す。

• 内容紹介

  グローバル化が進む世界の周縁で人々に受け継がれてきた在来音楽は、どのような出会いを経て世界の舞台に躍り出たのか。世界的に活躍するソロモン諸島マライタ島出身の竹製パンパイプ演奏集団ポイアラトが経験した、音楽を媒体とする「グローバルな出会い」を描き出す。
  
  図書館選書
  世界の周縁で人々に受け継がれてきた在来音楽はどのような出会いを経て世界の舞台に出たのか。ソロモン諸島マライタ島出身の竹製パンパイプ演奏集団ポイアラトが経験した、音楽を媒体とする「グローバルな出会い」を描き出す。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐本 英規(サモト ヒデノリ)
  １９８５年、福岡県福岡市生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程修了。博士（国際政治経済学）。現在、広島大学大学院人間社会科学研究科助教。専攻は文化人類学、オセアニア研究。主な論文に、「竹製パンパイプと強運―ソロモン諸島マライタ島南部アレアレにおける富と開発への期待」（『文化人類学研究』１８、２０１７年、早稲田文化人類学会奨励賞受賞）などがある

• 著者について

  佐本　英規 (サモト　ヒデノリ)
  広島大学大学院人間社会科学研究科助教。2008年筑波大学第二学群比較文化学類卒業、2018年筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士（国際政治経済学）（筑波大学）。

森の中のレコーディング・スタジオ―混淆する民族音楽と周縁からのグローバリゼーション の商品スペック