鳥獣戯画を読む [単行本]
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鳥獣戯画を読む [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2021/02/05
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鳥獣戯画を読む [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    謎多き国宝絵巻、全四巻の理解を一新。なぜ動物が擬人化されているのか。その流動する画面はどのように連環しているのか。中世日本の芸能、王権、美意識にもとづく精緻な分析と、動物と人間のシームレスな関係についての考察により、通説を乗り越えて全巻を読み解く。マンガ・アニメ起源論も検証。
  • 目次

    はじめに

    第1章 「鳥獣戯画」甲巻の復原

    第2章 「鳥獣戯画」甲巻研究史の再検討
    1 「鳥獣戯画」という謎の本体
    2 研究動向の分析
    (1)仏教的主題説
    (2)年中行事主題説
    (3)機能論的観点
    3 研究史的反省

    第3章 流動するテクストとしての「鳥獣戯画」甲巻
    1 連歌との類縁性
    2 連歌の式目
    3 賦物について

    第4章 「鳥獣戯画」の成立と連歌史
    1 短連歌
    2 鎖連歌
    3 長連歌

    第5章 有心無心連歌の隆盛と「鳥獣戯画」甲巻
    1 有心無心連歌
    2 賦物としての遊芸
    3 有心無心連歌と雅俗の両義性
    4 画風と主題における雅俗の両義性

    第6章 「鳥獣戯画」甲巻と王権
    1 王権の両義性
    2 後鳥羽院の芸能と「鳥獣戯画」甲巻
    3 実制作年代と成立の場の検討

    第7章 「鳥獣戯画」甲巻の美意識
    1 風流の精神
    2 平安末期の2つの美意識
    3 「鳥獣戯画」甲巻と過差禁制
    4 物合の場で培われる美意識
    5 物合の場を超えて広がる美意識

    第8章 「鳥獣戯画」甲巻の歴史的文脈
    1 中心と周縁の観点
    2 文化的価値体系の非対称性と院政的価値の台頭
    3 連歌テクストとして読み解く試み

    第9章 「鳥獣戯画」乙巻の考察
    ――甲巻との関係を中心に
    1 研究史
    2 甲巻と乙巻の連携
    3 乙巻の読解

    第10章 「鳥獣戯画」丙巻の考察
    1 先行研究の検討
    2 丙巻・人物戯画の造形的特色
    3 丙巻・動物戯画の造形的特色
    4 丙巻と嗚呼絵
    5 丙巻・人物戯画と動物戯画の関係

    第11章 「鳥獣戯画」丁巻の考察
    1 丁巻の場面配列と戯画表現の特徴
    2 似絵風官人付加の可能性
    3 付加の時期
    4 筆線形式の効果
    5 文人画的価値観との類縁性
    6 似絵と文人画的価値観

    第12章 「鳥獣戯画」とマンガ・アニメ
    1 絵巻物起源説――「鳥獣戯画」を中心に
    2 絵巻物起源説批判
    3 キャラクター形成の相違
    4 ポストモダン的な性質の共通性
    5 「鳥獣戯画」の受容とポストモダン
    6 超歴史的なつながり

    終 章 「鳥獣戯画」4つの巻
    ――その相互関係に注目して

    補 論 動物と人間のシームレスな関係
    ――思想史的前提について
    1 西洋における動物と人間の哲学
    2 日本における動物観
    3 人文学における位置づけ


    あとがき
    図版一覧
    索引
  • 出版社からのコメント

    なぜ動物が擬人化されたのか。流動する画面はどのように連環しているのか。謎多き国宝絵巻、全四巻を読み解く。
  • 内容紹介

    謎の絵巻とも言われる国宝「鳥獣戯画」。なぜ動物が擬人化されているのか。その流動する画面はどのように連環しているのか――。中世日本の芸能、王権、美意識にもとづく精緻な分析と、動物と人間のシームレスな関係についての考察により、全四巻を読み解く。マンガ・アニメ起源論も検証。

    図書館選書
    謎の絵巻「鳥獣戯画」。中世日本の芸能、王権、美意識にもとづく精緻な分析や、動物と人間の関係に関する考察により、全四巻を読み解く。マンガ起源論も検証。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 大輔(イトウ ダイスケ)
    1968年横浜市に生まれる。1991年東京大学文学部卒業。1996年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。東京大学助手、岡山大学助教授などを経て、名古屋大学大学院人文学研究科教授、博士(文学)
  • 著者について

    伊藤 大輔 (イトウ ダイスケ)
    1968年、横浜市に生まれる。1991年、東京大学文学部卒業。1996年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。東京大学助手、岡山大学助教授などを経て、現在、名古屋大学大学院人文学研究科教授、博士(文学)。著書『肖像画の時代――中世形成期における絵画の思想的深層』(名古屋大学出版会、2011年)、『天皇の美術史2 治天のまなざし、王朝美の再構築――鎌倉・南北朝時代』(共著、吉川弘文館、2017年)他

鳥獣戯画を読む [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:伊藤 大輔(著)
発行年月日:2021/02/01
ISBN-10:4815810125
ISBN-13:9784815810122
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:340ページ ※330,10P
縦:22cm
重量:628g
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